遮光カーテン 本当に必要? シチュエーション別おすすめカーテンのご紹介

2022.12.20

遮光カーテン 本当に必要? シチュエーション別おすすめカーテンのご紹介

遮光カーテンは外からの光を遮断し、部屋を暗くするためのカーテン。光を気にせずにぐっすり眠りたい寝室や、西日が強い部屋など、光を入れたくないシチュエーションで活躍します。

ただ、光を入れたくないのか、光を漏らしたくないのか、など目的によって遮光カーテンの選び方が変わったり、実は遮光カーテンでなくても良いケースもあります。

そこで、今回は目的別のカーテンの選び方に加え、遮光カーテンの効果、遮像カーテンとの違いやシチュエーション別のおすすめカーテンをご紹介します。

ボー・デコールオンラインとは?

1999年から「造り」「健康」「環境」をコンセプトに、永く使える上質な天然素材のインテリアを発信しているLOHASなインテリアショップ。オリジナルブランドの開発も手掛け、全国のインテリアショップ、デパートなどに提供しています。手仕事で造られた永く愛用できる天然素材インテリアを、少しでもお求めやすい価格で提案しています。

 

遮光カーテンとは

ボー・デコールでは長年カーテンやブラインドなどのウィンドウトリートメントをご提案してきました。窓まわりのお困りごとについてお聞きする機会が多いのですが、中でも遮光カーテンをお探しの方はたくさんいらっしゃいます。

遮光カーテンはその名のとおり、外からの光を遮断するカーテンです。部屋を暗くしたい場合に使われることが多いのですが、ボー・デコールでは長年カーテンをご提案してきた経験から、遮光カーテンをご要望される方へ一般的な厚手カーテンをご提案することがあります。実は「遮光カーテン」でなくてもお困りごとが解決できるという場合があるからです。

詳しくお聞きすると「外から見えにくくしたい」というお声がとても多く、案外多いのが「光を入れたくない」というより、「光を漏らしたくない」というご要望です。

その理由のほとんどは、防犯対策やプライバシーを守るため。家にいるのを知られたくない、生活リズムを知られたくない、などです。朝眩しいのが嫌だという方ももちろんいらっしゃいますが、見られたくないという意識の方が強い印象です。

カーテンに求める機能とは?

では皆さんが遮光カーテンに求める機能にはどんなものがあるでしょう。目的別に整理してみると、「光を遮りたい」「光を漏らしたくない」「室外から見えないようにしたい」の3つに分けられます。

光を遮りたい

光を遮りたいのは睡眠や映画鑑賞など部屋を暗くすることが目的の場合と、室内の床や家具を紫外線から守る目的があります。

・朝眩しいのが困る
・夜 室外のネオンや照明が眩しい
・日中に睡眠をとるため部屋を暗くしたい
・シアタールームにしたい
・西日を遮りたい

こういった目的なら、遮光カーテンまたは厚手生地のカーテンを活用することが解決策になります。シアタールームはなるべく真っ暗にする必要があるので、遮光等級の高いものが良いでしょう。一方朝日や西日などの眩しさを軽減したい場合や紫外線対策の場合は必ずしも遮光カーテンである必要はありません。

後ほど解説する「シチュエーション別のおすすめカーテン」をご参考にしてみてください。

シチュエーション別のおすすめカーテンはこちら

光を漏らしたくない

案外多いのが「光を漏らしたくない」というご要望。防犯対策とプライバシーの観点で考える方が多いようです。

・家にいるのを知られたくない
・生活のリズムを知られたくない

こちらも、遮光カーテンは効果的です。ただ、家を留守にしているように見えると防犯上は良くない場合もあるため注意が必要です。

室外から見えないようにしたい

いちばん多いご要望かもしれませんね。特に、夜間の照明を点けた室内は外から見えやすくなるため、気にされる方が多いようです。

・外からシルエットが見えるのが嫌
・家にいるのを知られたくない

室外からの視線が気になる場合は必ずしも遮光カーテンである必要はありません。次にご紹介する遮像(しゃぞう)カーテンも効果的ですが、普通の厚手カーテンで良いことも。遮光カーテンや遮像カーテンのメリットとデメリットを知った上で選ぶと良いでしょう。

遮光カーテンと遮像カーテン、
ミラーレースカーテンの違い

「遮光カーテン」と似ているようで異なる機能を持つカーテンに「遮像カーテン」と「ミラーレースカーテン」があります。目的に合った最適なカーテンを選ぶためには、違いを知っておくことも大切。それぞれの特徴をご紹介します。

遮光カーテン

光を遮るのが遮光カーテン。生地の素材や織り方によって遮光性の度合いに違いがあります。また、同じ生地でも色によっても光の透け具合は変わります。一般的に薄い色、明るい色よりも同じ生地なら濃い色の方が遮光率は高くなります。

特徴特徴

・光を遮り室内を暗くする
・昼も夜も外から見えにくい
・室内側から外は見えない

遮光カーテンは生地に特殊な糸を織り込んだり、二重織りにしたり、生地の裏にコーティング加工を施したりするものがあります。いずれも生地が厚いため、遮像効果も比較的高くなります。

遮像カーテン

遮像カーテンは目隠し効果で外から見えにくい効果を持つカーテンです。特に、夜は照明を点けると通常のレースカーテンだけでは室内が透けて見えやすくなります。遮像レースカーテンなら、夜でも照明を点けた室内が外から見えにくくなります。

特徴特徴

・光をやや通すが生地が厚く風通しは良くない
・昼だけでなく照明を点けた夜の室内も外から見えにくい
・昼も夜も室内側から外は見えにくい

生地は厚手のものが多く、室内側からも外の風景は見えにくくなるため少し圧迫感を感じることもあるかもしれません。また、遮像カーテンは光を遮る遮光効果は低いのが特徴です。

ボー・デコールでは「遮像(しゃぞう)カーテン」をおすすめすることはほとんどありません。なぜなら「室外から見えないようにしたい」というご要望される方の多くは「室内からは外が見えた方がいい」とおっしゃるからです。外からシルエットが見えなくなるだけで良い、というケースは少ないかもしれませんね。

ミラーレースカーテン

ミラーレースカーテンは特殊な糸を織り込んだレース(薄手)カーテン。鏡のように太陽光を反射させることで、日中外から室内が見えにくくなります。光を通し、室内から外は良く見えるため圧迫感もありません。

特徴特徴

・光と風を通す
・日中外から室内が見えにくい
・夜照明を点けた室内は見えやすい
・昼も夜も室内側から外は良く見える

ただし、夜は反射する太陽光がないため、照明を点けた室内は外から見えやすくなります。日中レースカーテンで過ごす時間が長く外からの視線が気になる、という方におすすめです。

遮光カーテンの種類

遮光カーテンには光を遮る度合いによって1級~3級までの3段階の等級があります。等級が高いほど、遮光性とともに断熱や遮音、防音などの効果も期待できます。遮光カーテンはオーダーでつくることもでき、無地だけでなく柄などもあり種類は豊富です。

遮光カーテンの等級

遮光等級

完全遮光(超遮光)

遮光率 100%

特殊な加工により外からの光を完全遮断するカーテン
※窓周りに隙間があると完全遮光カーテンでも光漏れします。一般住宅で完全遮光を実現するには特殊な工事が必要です。

1級 遮光1級

遮光率 99.99%以上

外からの光をほとんど通さない、人の顔の表情がわからないほど室内を暗くできる

遮光カーテン 1級
遮光 1級

2級 遮光2級

遮光率99.80%以上99.99%未満

朝日や西日などの強い光は少し通す、室内の人の表情がわかる程度

遮光カーテン 2級
遮光 2級

3級 遮光3級

遮光率99.40%以上99.80%未満

人の顔はわかるが事務作業が難しいレベル

遮光カーテン 3級
遮光 3級

遮光カーテンの
メリットとデメリット

遮光カーテンを選ぶべきか迷う方へ。ここでは、「遮光カーテンにすればよかった」、あるいは「遮光カーテンじゃなくても良かったのに…」と後悔しないために、メリットとデメリットをご紹介します。

遮光カーテンを使うメリット

遮光カーテンを使うメリットには次のようなものがあります。

光を気にせず眠れる

朝日が強く入る寝室ではまだ眠りたいのに目覚めてしまうというお悩みの方もいらっしゃるようです。また、夜間でも商業施設の照明や信号の明かりが窓越しに入ってしまうお宅などにも、遮光カーテンは有効です。お仕事の関係で日中に睡眠をとる必要がある方には必須かもしれませんね。

床や家具の日焼け防止

強い陽射しは床や家具を劣化させる一番の原因。床や室内の家具を紫外線から守るために遮光カーテンが活用できます。

冷暖房効率のUP

遮光カーテンの本来の目的は光を遮ることですが、厚手の生地で作られているため空気の層をつくり窓からの冷気を入りにくくしたり、室内の暖かい空気を逃がしにくくしたりする効果もあります。冷暖房の効率がUPし節電効果も期待できます。

プライバシーの保護

遮光カーテンは生地が厚いため、外から室内が見えにくい遮像効果もあります。セキュリティーやプライバシーの観点で遮光カーテンを選ぶ方もいらっしゃいます。人通りのある道路に面したお宅で小さな子どもが留守番をすることがあるから、と選ばれたケースもありました。

遮光カーテンのデメリット

朝の光を遮るので自然な目覚めになりにくい

光を遮るので朝になっても室内は暗いまま。明るくなってもしっかり睡眠をとりたい場合に有効な遮光カーテンですが、人間の体内時計を正常に保つための朝の光を浴びることがないため、自然な目覚めにはなりにくいことも。ライフスタイルと相談して上手に活用すると良いですね。

西日など日差しを遮りたいけれど閉めきると暗い

西日の強い部屋では、床や家具の日焼け防止に有効な遮光カーテンですが、日中締め切ってしまうと室内が暗くなります。日差しは遮りたいけれど、16時頃から室内が真っ暗になるのは嫌だ、というお悩みです。こういったケースでは、必ずしも遮光カーテンである必要はありません。強い陽射しを遮りつつ、ある程度の光を通す厚手生地のカーテンがおすすめです。

インテリア性がいまひとつ

種類が多いといえども、遮光カーテンは生地が厚く固さやハリがあるものがほとんど。遮光等級が高いほど色柄のバリエーションは少なくなります。一番顕著なのは生地の質感。デザイン性やインテリア性も納得のいく遮光カーテンを見つけるのは難しいかもしれません。

最後にご紹介する「遮光性を高める方法」を参考に、遮光カーテンを使わずにある程度対策ができるので試してみるのもひとつです。

シチュエーション別
おすすめカーテン

それではどんな時に遮光カーテンを選べばよいのか、等級はどれが良いのか、シチュエーション別にご紹介します。

日中に睡眠をとるため部屋を暗くしたい

遮光カーテン1級

日中にしっかり睡眠をとるためには遮光等級の高いカーテンで室内を暗くする必要があります。少しの明るさは大丈夫という方には、ロールスクリーンやブラインドをカーテンと併用する方法もあります。

朝は完全に真っ暗にしたい

遮光カーテン1級

眠りが浅く少しの光でも目が覚めて困る、朝は完全に真っ暗にしたい方には遮光等級1級がおすすめです。合わせて窓の隙間からの光漏れ対策(脇の隙間をふさぐ)もすると良いでしょう。

遮光したいけれど朝真っ暗なのは嫌だ

普通の厚手生地のカーテン
遮光カーテン3級

朝になっても暗いままだと起きれないという方は、光漏れ対策をしつつ普通の厚手生地のカーテンでも良いと思います。遮光カーテンなら3級がおすすめです。

西日を遮りたいけれど真っ暗は嫌(紫外線対策)

普通の厚手生地カーテン
遮光カーテン2級

西日などの強い日差しの軽減には、遮光カーテン2級程度がおすすめです。ただ、西日の入り始める時間帯にカーテンを閉め切ってしまうと部屋が真っ暗に。普通の厚手生地のカーテンと紫外線カットフィルムを併用するのも一つです。

人目が気になるけれど家にいないと思われるのも怖い

普通の厚手生地カーテン
遮光カーテン3級

シアタールームにしたい

遮光カーテン 完全遮光(超遮光)
遮光カーテン1級

遮光性を高める方法

カーテンの掛け方や組み合わせ方など、室内に入る光を調節できたり、遮光性を高めるひと工夫をご紹介します。

ロールスクリーンやブラインドと併用する

カーテンにロールスクリーンやブラインドと組み合わせて使うことで遮光性を高めることができます。窓側にロールスクリーンまたはブラインド、室内側にカーテンを設置します。室内に入る光を調節できて便利です。室内側のカーテンは自由に選べるので、お好きな物をチョイスして。

ロールスクリーン×リネンカーテン ホワイト施工例 カーテンを開けた様子
カーテンを開けた様子
ロールスクリーン×リネンカーテン  ホワイト施工例 ロールスクリーンのみ上げた様子
光を入れたい時はロールスクリーンだけ上げて
ロールスクリーン×リネンカーテン ホワイト施工例 どちらも閉めた様子
どちらも閉めた様子
ロールスクリーン×リネンカーテン  ホワイト施工例 どちらも開けている様子
半分おろした様子

レースカーテンの固定ランナーを利用する

リターン 隙間をふさいで窓からの冷気を遮断
脇の隙間をふさぐことができる

両サイドの光漏れ対策にはレースカーテンの固定ランナーを利用する方法が有効です。ドレープカーテンの両端のフックをレースカーテンを吊るしている側の固定ランナーにかけることでカーテンの横の隙間をふさぐことができます。光漏れだけでなく、防寒や断熱対策にも有効です。

カーテンボックスをつける

カーテンボックスのイメージ

カーテンレールの上からの光漏れをカバーするには、カーテンボックスが有効です。カーテンレールとボックスが一体化したタイプと、ボックス単体のタイプがあります。

 カーテンボックスについて詳しくはこちらの記事もご覧ください▼
カーテンボックスって必要?役割と設置するメリットについてご紹介 >>

裏地縫製

カーテンに裏地を縫い付けることで遮光性を高める方法です。縫製を伴わない「裏地ライナー」(後から付けられる裏地カーテン)という商品もあります。裏地ライナーは専用のカーテンフックを使用する必要があります。

完全遮光を実現するには

光を完全に遮断し真っ暗な環境にしたい場合に使用するのが完全遮光(超遮光)カーテンです。ただし、完全遮光(超遮光)カーテンを使っても、カーテンレールの隙間やカーテンの合わせ目、壁や床との隙間からは光が漏れます。カーテンボックスやリターン縫製を併用し、片開きにするなどの対策が必要になります。

それでもわずかな光漏れはあるでしょう。一般のご家庭で完全に室内を真っ暗にするには、特殊な工事が必要になります。

※窓の構造や形状によっては完全遮光できない場合もあります。

 隙間からの光漏れ対策についてはこちらもご覧ください▼
カーテンと窓の隙間からの光漏れ、原因と対処法 >>

\透けるのが気になる方におすすめ/
遮光性を高めた
厚手のリネンカーテン

ボー・デコールオンラインでは、リネン100%の厚手生地で遮光性を高めたリネンカーテンを開発しました。完全遮光とはいきませんが、天然素材リネンの質感を存分に楽しめるインテリア性の高い厚手カーテンです。レースカーテンと合わせて2重掛けすれば、より遮像性も高まり外からの視線も気になりません。リネンカーテンでは珍しい10番手の太い糸で織り上げているため、ふっくらとした生地感で保温効果も期待できます。

リネンのやわらかな質感と重厚感をお楽しみください。

8a Hatia“fine”シリーズ
8a Hatia“fine”リネンカーテン/ イエロー

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ボー・デコールオンラインとは

1999年から「造り」「健康」「環境」をコンセプトに、全国の皆さまに永く使える上質な天然素材のインテリアを発信し続けているLOHASなインテリアショップです。オリジナルブランドの開発も手掛け、ウールラグ『ハグみじゅうたん®』リネンカーテン『Lif/Lin(リフリン)』リネンとコットンの雑貨『8à(ハチア)』を展開。全国のインテリアショップ、デパートなど258社に提供しているロハスインテリア商材の総合開発会社でもあります。オンラインショップでは、自社開発のオリジナル商品とコンセプトに添った厳選したアイテムをセレクト。手仕事で造られた永く愛用できる天然素材インテリアを、少しでもお求めやすい価格で提案しています。


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