リネンカーテンの洗濯方法ときれいに仕上げるポイント

2021.11.16 2024.06.18

リネンカーテンの洗濯方法ときれいに仕上げるポイント

年の瀬も近づき、大掃除のことが気になる時期になりました。リネンカーテンは伸縮するので洗濯をためらう方も多いかもしれませんね。

ボー・デコールのリネン(麻)100%カーテンは基本的にドライクリーニングをおすすめしています。ただし、サイズに余裕があればご自宅で洗うことも可能です。

そこで、今回はリネンカーテンの洗濯方法と洗濯のポイントについてご紹介いたします。

ボー・デコールオンラインとは?

1999年から「造り」「健康」「環境」をコンセプトに、永く使える上質な天然素材のインテリアを発信しているLOHASなインテリアショップ。オリジナルブランドの開発も手掛け、全国のインテリアショップ、デパートなどに提供しています。手仕事で造られた永く愛用できる天然素材インテリアを、少しでもお求めやすい価格で提案しています。

 

リネンカーテンは洗濯で縮みます

リネンカーテンは伸び縮みするため、洗濯表示は「ドライクリーニング」になっていることがほとんどです。自宅で気軽に洗えるのは、防縮加工をしているカーテンや、リネン風カーテン(リネンの割合が少ないリネン混紡カーテン)です。

リネンカーテンを自宅で洗える条件とは

リネンカーテンを自宅で洗うことができるのは

・防縮加工をしている場合
・リネンの割合が少ない「リネンライクカーテン」
・サイズに余裕があり、数センチ~十数センチ縮んでも大丈夫
・丈の長さはあまり気にしない、縮んでもかわまない
・縮みを考慮して大き目に仕立てた

という場合です。

※防縮加工をしていても、多少の伸縮はあります。
※ドライクリーニングでも1~2%程度縮みます。

リネン生地自体は洗っても問題ないため、ボー・デコールのリネンカーテンの洗濯表示タグは洗濯可となっています。ただ、水洗いで5~8%程度縮みます。

そのため、サイズを変化をさせたくない場合には、ドライクリーニングを推奨しています。

洗濯による縮み
洗濯後は十数センチ縮むことも

ボー・デコールのリネンカーテンを使用前に洗濯して縮んだというお声もいただいています。

洗った後、かなり縮んでいました

新しいものは必ず洗濯してから使用するので、洗濯表示通り畳んでネットに入れて洗いました。洗濯前に窓に合わせた時には余裕がかなりあったのに、洗った後にカーテンレールにつけたらかなり縮んでいました。
・・・中略・・・
こんなに縮むなんて想像以上でガッカリです。

東京都 H様 お客さまの声 >>

一般的なリネンの洋服などは予め水通をしているため縮みの率は少ないものが多いようです。そのため、縮むことは予めご存じでも「予想以上」だったと驚かれることがあるのです。

リネンカーテンは洗濯によって縮みますが、逆に湿度の高いときに湿気を吸い重みで長くなることもあります。この伸縮はリネンカーテンだからこそ。あらかじめ知っておいて、天然素材ならではの変化を楽しんでいただければと思います。

リネンライクカーテン

リネンライク(リネン混紡)のカーテンでリネンの割合が少ないものは、縮みを気にせずに洗濯できます。頻繁に洗濯したいけれどサイズが変わるのはイヤ、という方はリネンライクカーテンも選択肢に入れると良いかもしれませんね。

ただ、リネン100%カーテンと比べるとかなり雰囲気が違います。リネンライクカーテンはサンプルなどを取り寄せて、実際に手にとって風合いを確かめてから選ぶと良いでしょう。

※ボー・デコールではリネンライク(リネン混紡)カーテンのお取り扱いはございません。

洗濯の頻度と時期は?

自宅でリネンカーテンを洗濯する場合、頻度や時期はどのくらいが良いのでしょう?

カーテンの汚れの原因のひとつはホコリの付着です。リネンカーテンは静電気を帯びにくいため、普段から開け閉めをしていればホコリが落ちやすく、極端に汚れることは少ないもの。化学繊維のカーテンのように黒ずむような汚れ方はしませんので、頻繁に洗う必要はありません。

ただ、カーテンの上の方は普段の開け閉めでも大きく動くことがなく、ホコリが溜まりやすくなります。時には、はたきで叩いたり、レールから外してホコリを落としてあげると良いでしょう。その際、カーテンレールの上のホコリもきれいにしておくことをおすすめします。

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カーテンの上のほうや
レールの上もときどきお掃除を

ご使用の環境にもよりますが、カーテンは知らないうちに様々な要因で汚れます。洗濯の頻度に正解はありませんが、一般のご家庭なら年に1回、または2年に1回程度で十分だと思います。

洗濯する時期については、乾きやすい夏がおすすめ。とはいえ、年末の大掃除のときに洗濯したい方もいらっしゃるでしょう。カーテンは洗い終わったらカーテンレールに吊るしておけば自然に乾きます。暖房をつけていればより早く乾きます。廊下のカーテンなどでなければ、冬に洗濯するのもひとつです。

リネンカーテンの洗濯方法

1.準備

まずフックを外してヒダに沿ってたたみ、大きめのネットに入れます

※洗濯ネットは生地の縮み方には関係ありません。生地を傷めないように保護し、リネンの繊維カスを受け止めるためです

[リネンカーテンの洗濯]フックをはずす
フックをはずす

[リネンカーテンの洗濯]ネットに入れる
洗濯ネットに入れる

2.洗う

洗濯機の手洗いモードや弱水流で洗います。
※洗濯機のメーカーによって、「ドライコース」「おうちクリーニング」「ソフトコース」などと呼び名が異なります

洗い 5分、すすぎ 5分
脱水は短め(30秒~1分程度)

を目安に洗濯すると乾いた際のシワが少なくなります

3.フックを通す

フックを通す際はヒダの中央に沿って入れます。まがったまま通してしまうと、生地が破れる恐れがあるのでご注意ください。

4.干す

カーテンテールに掛けて乾かします。このとき、両手でカーテンを挟んで軽くたたきながらシワを伸ばし、形を整えてください。

リネンカーテンは乾くのが早いので、夏なら半日程度で乾きます。乾燥機で乾かすのはお控えください。驚くほど縮みます。そして一度縮んだリネンは元には戻りません。

Tips! 縮むことはデメリットではない?
リネンは水に濡れることで目が詰まります。縮むということはより目が詰まった丈夫なリネンになるということ。ですから、本来リネンが「縮む」ことはデメリットではないのです。

Point! 脱水時間でシワ感をコントロール

リネンの魅力のひとつである「シワ感」を楽しむために、あえて脱水時間を長めに。シワがきっちりでて使い込んだような風合いになるのが魅力です。特に厚手の生地がおすすめ。リネンのネップやナチュラルな生地感そのものがお好きな方は是非お試しください。

ネップ
リネンの魅力のひとつ
「ネップ」

8aCdNaリネンドレープナチュラル
シワ感を楽しむなら
脱水時間をあえて長めに

アイロンについて

リネンカーテンはカーテンレールに吊るしておくだけで乾きます。脱水時間が短ければ適度にシワも伸びるので、洗濯後のアイロンがけは不要です。リネンのラフなシワ感をお楽しみください。

Point! パリッとさせたいなら

リネンはアイロンをかけることでハリと光沢が出てフォーマルな印象になります。洗練された雰囲気がお好みの場合は、アイロンをかけることもできます。その場合は、生乾きのうちにアイロンをかけてください。シワとりにスチームアイロンはおすすめしません。乾いてきたら霧吹きをお使いください。

※量が多いと水ジミになることもありますのでご注意ください。

防縮加工のリネンカーテン

自宅で気軽に洗濯をしながらいつでも清潔に使いたい方には防縮加工を施したリネンカーテンもおすすめです。

ボー・デコールグループのリネンカーテン「Lif/Lin(リフリン)」は上質なリネン100%のオーダーカーテン。オプションで防縮加工、防炎加工をつけることもできます。伸縮率を押さえることができる防縮加工でリネンのオーダーカーテンを楽しんでみてはいかがでしょうか。

天然素材リネン100%
オーダーカーテン Lif/Lin(リフリン)

リネンカーテン

[既製カーテン]
ボー・デコール
おすすめのリネンカーテン

まとめ

  • リネンカーテンは条件が合えば自宅で洗濯ができます
  • ボー・デコールのリネンカーテンは5~8%程度縮みます
  • 縮んだリネンは完全には元に戻りません(※湿気で伸びることもあります)
  • きれいに仕上げるポイントは脱水時間と軽くたたくこと
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ボー・デコールオンラインとは

1999年から「造り」「健康」「環境」をコンセプトに、全国の皆さまに永く使える上質な天然素材のインテリアを発信し続けているLOHASなインテリアショップです。オリジナルブランドの開発も手掛け、ウールラグ『ハグみじゅうたん®』リネンカーテン『Lif/Lin(リフリン)』リネンとコットンの雑貨『8à(ハチア)』を展開。全国のインテリアショップ、デパートなど258社に提供しているロハスインテリア商材の総合開発会社でもあります。オンラインショップでは、自社開発のオリジナル商品とコンセプトに添った厳選したアイテムをセレクト。手仕事で造られた永く愛用できる天然素材インテリアを、少しでもお求めやすい価格で提案しています。


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