リネンカーテン遮光でお探しの方 ~リネンカーテン透けるのが気になる場合~[動画あり]

2021.09.09 2023.12.14

リネンカーテン遮光をお探しの方へ ~リネンカーテンが透けるのが気になる場合~[動画あり]

リネンの風合いが好きでリネンカーテンを使いたいけれど…
家の中が透けて見えるのでは? 光が漏れるのでは? そんな心配をお持ちの方も多いと思います。

リネンカーテンは生地の特性上、適度に光を通します。その光の漏れ方が素敵なのですが、家の中が見えるのは心配ですよね。特に皆さんが気にされるのが、夜の透け感と光漏れ。

そこで、ボー・デコールのリネンカーテンで透け感を比較してみました。リネンカーテンで遮光性を高める工夫も合わせてご紹介いたします。

ボー・デコールオンラインとは?

1999年から「造り」「健康」「環境」をコンセプトに、永く使える上質な天然素材のインテリアを発信しているLOHASなインテリアショップ。オリジナルブランドの開発も手掛け、全国のインテリアショップ、デパートなどに提供しています。手仕事で造られた永く愛用できる天然素材インテリアを、少しでもお求めやすい価格で提案しています。

 

リネンカーテン遮光はあるの?

リネンカーテン(麻カーテン)のある窓辺
陽射しをやわらかに取り込む
リネンカーテン(麻カーテン)

「リネンカーテンの風合いやお部屋の調湿効果などは気にいっているけど遮光性はどう?」

リネンカーテンに完全な遮光性を求めるのは難しいかもしれません。なぜならリネン生地は、光を取り込んで拡散させ光を和らげる効果があるから。そしてそこが一番の魅力。柔らかな木漏れ日のような透け感は、心を安らげてくれる不思議な力を持っている生地です。

なんとなく夏のイメージや透けやすい印象のあるリネン生地だからこそ、光もれが気になる・部屋の中が透けて見えるのではという声を耳にすることも。中には遮光性が少ないという理由でカーテンの選択肢から外してしまう方も多いのではないでしょうか。

リネンカーテン 遮光性は少ない  LifLinplus ハーフシアー ナチュラル を掛けた窓辺の様子。やわらかな光が心地良い雰囲気に。
光を取り込むのが特長の
リネンカーテン 遮光は高くない

実はリネンカーテンは遮光性が少なくても、意外と遮蔽性(しゃへいせい)が高いリネン生地もあります。合わせ方次第ではあまり透け感を気にせずお使いいただけます。

  遮光性が高い 遮蔽性が高いリネンカーテン を見る

また遮光性を高めたいときも、ほかのアイテムと組み合わせるとそれぞれの良さを活かしながら使えます。リネンや自然素材の風合いがお好きな方は、それぞれの透け方や光の入り方の違いを見比べて、お好みの組み合わせをお選びください。

【8a Hatia“fine”シリーズ】
遮光性を高めた厚手のリネンカーテン
※完全遮光ではありません

その前にカーテンの遮光性に関して説明させていただきます。

カーテンに遮光性を求める場合

お仕事などの関係で日中に睡眠をとらなければいけない、シアタールームなど光を入れたくないという理由でお部屋には光を遮断してくれる「遮光カーテン」を選ばれる方も一定数います。夜に室内の人影が見えることが気になる、という方も。

遮光カーテンとは

遮光カーテンはその名のとおり、光を遮断するカーテンです。

遮光カーテンには光を遮る度合いによって1級~3級までの3段階の等級があります。一級など等級が高いほど、遮光性とともに断熱や遮音、防音などの効果も期待できます。ほとんどの遮光カーテンは化学繊維の為、プリント柄が多く種類も豊富でオーダーでつくることもできます。

【動画】遮光カーテンの等級別 光漏れ比較

遮光カーテンの等級

1級 遮光1級

遮光率 99.99%以上

シアタールームや日中暗くして睡眠をとりたい方向け
外からの光をほとんど通さない、人の顔の表情がわからないほど室内を暗くできる

遮光カーテン 1級 を掛けた窓からの光の漏れ具合
遮光 1級

2級 遮光2級

遮光率99.80%以上99.99%未満

ある程度暗くしたい方向け
朝日や西日などの強い光は多少透けます、室内の人の表情がわかる程度

遮光カーテン 2級 を掛けた窓からの光の漏れ具合
遮光 2級

3級 遮光3級

遮光率99.40%以上99.80%未満

朝まぶしいのは嫌な方向け
人の顔はわかるが事務作業が難しいレベル

遮光カーテン 3級 を掛けた窓からの光の漏れ具合
遮光 3級

※遮光等級とはあくまで生地の透過率を示すものです。写真のように隙間があると遮光等級が高くても光漏れします。一般住宅で完全遮光を実現するには特殊な工事が必要です。

光を通すから、寝室にリネンカーテンを

遮光性が高いから「遮光カーテンは寝室に向いている」と思われがちですが実は少し違います。

寝室の窓にリネンカーテン(シェードスタイル)を掛けた様子
寝室の窓にリネンカーテン(シェードスタイル)を掛けた様子

リネンカーテンから柔らかく朝日が入り込み、自然な明るさで目を覚ますのはとても気持ちの良いものです。

「リネンカーテンは体内時計のリズムを整えてくれる」
私たちはそんな風にお客さまにお伝えしています。

しっかり眠りすっきりと目覚める。そんな「質の良い睡眠」には、朝に太陽の光を浴びることが大切です。人間はもともと夜眠り朝になると自然と目が覚めるようにできています。その手助けをしてくれるのが「光」です。日が沈み、翌朝また昇るその繰り返しが私たちの体内時計を整えてくれます。寝室は夜しっかりと暗くなることが必要。そして朝はやわらかい光で目覚めるのが理想なのです。

ですから、やわらかく光を通すリネンカーテンは寝室にとても向いています。より自然素材の風合いを楽しめる無地のリネンカーテンなら、変化に富んだ光漏れを楽しめるおしゃれな寝室になりますよ。

【素材感が際立つ無地のリネンカーテン】
プレーン(無地)のリネンカーテン

遮光性と透け感

外からの光を遮断するのが遮光カーテン、外からの光をやわらげるのがリネンカーテンです。

遮光カーテン3級 日中照明無しの室内から見た様子
遮光カーテン3級

リネンカーテン 日中照明無しの室内から見た様子。厚手でもリネンカーテンで遮光は難しい
リネンカーテン(厚手)

写真のように、日中照明の点いていない室内から見た様子を比較するとよくわかります。リネンカーテンに「遮光性」を求めることは難しいですが、太いリネン糸を高密度で織り上げた素材ならリネンカーテンでも遮光性が高まります。

ここまでは「光」を遮るお話。

ここからは似ているようで違う「透け感」のお話です。「透ける」とはどれだけ生地越しに中や向こうが見えるか、ということ。

リネンの生地越しに透けて見える様子
リネンの生地を通して外が透けて見える様子

カーテンは暗い方から明るい方が透けて見えやすく、日中は室内から外、夜照明を点けた状態では外から室内が透けて見えやすくなります。

ですから、外から透けて見えるのが心配な方に必ずしも「遮光性」の高いカーテンが必要というわけではありません。透け感が強いイメージのリネンカーテン。実際はどうでしょうか。

リネンカーテンの透け感比較

リネンカーテンの透け感をボー・デコールオリジナルアイテムで検証してみました。

動画で使用したアイテム

8a Hatia(ハチア)ロゴ オリジナルリネンカーテン

【100cm幅のリネン既成カーテン】
リネン100%カーテン一覧はこちら

透けにくさを4段階で評価
※遮光性能を表す指標ではありません

★★★★ 部屋の中はほとんど見えない
★★★ うっすら透けて見える
★★ 窓に近いものが特によく見える
★ 部屋全体の様子がよくわかる

【動画】リネンカーテンの透け感比較 [case1 昼の場合]

 結果【case1 昼の場合】

室内から見た透け感

レースホワイト★・・外の様子がよくわかる
ドレープホワイト★★★・・うっすら透けて見える
ドレープネイビー★★・・窓に近いものが特によく見える

日中外から見た透け感
ほとんど差がない
(部屋の中の様子はほとんどわからない)

【動画】リネンカーテンの透け感比較 [case2 夜の場合]

結果 結果【case2 夜の場合】

外から見た透け感

レースホワイト★・・・・・部屋全体の様子がよくわかる
ドレープホワイト★★★・・うっすら透けて見える
ドレープネイビー★★・・・窓に近いものが特によく見える

2枚重ね

レース(薄手)とドレープ(厚手)2枚重ねなら外からはほとんど見えない

白いリネンカーテンは透けやすいのでは? と思う方は多いと思います。白やアイボリーなどの明るい色と濃い色を比較すると、実は昼夜どちらも濃い色のカーテンの方が透け感が大きいことがわかります。

レース(薄手)とドレープ(厚手)をセットで使う

自然素材のリネン生地は繊維の太さの違いにより視線を拡散させる効果があります。一見薄そうに見えても中は意外と見えにくいもの。

透け感が気になる場合はレース(薄手)カーテンとドレープ(厚手)カーテンの2枚重ねでシルエットもほとんど見えず安心です。

リネンカーテン ネイビー ドレープ(厚手)のみ
ドレープ(厚手)ネイビーのみ
リネンカーテン ホワイト ドレープ(厚手)のみ
ドレープ(厚手)ホワイトのみ
リネンカーテン ホワイト ドレープ(厚手)とレース(薄手)カーテンの場合
レース(薄手)とドレープ(厚手)

ネイビーの厚手カーテン1枚だけではシルエットがはっきり見えます。ホワイトは窓際に置いた椅子がうっすらと透けて見えますが、レース(薄手)を重ねれば、室内の様子はほとんどわかりません。

リネンカーテンで
遮光性を高める方法

さて、透け感についてはレースとドレープの2枚重ねである程度解決できることがわかりました。次に「遮光性」を高める工夫をご紹介します。

リネンカーテンそのもので遮光性を高めることはできませんが、他の素材のカーテンと組み合わせて、またはブラインドやロールスクリーンと組み合わせて使う方法もあります。

ポイントは室内側にリネンカーテンをかけること。リネンの風合いを楽しみながら遮光性を高めることができます。

ブラインドとリネンカーテンの組み合わせ

リネンカーテンとブラインドを併用した施工例
リネンカーテンとブラインドを併用した施工例

リネンの【オーダーカーテン】はこちら
▶ 天然素材のリネンカーテン リフリン
※グループサイトへ移動します

ロールスクリーンとリネンカーテンの組み合わせ

窓枠内にロールスクリーンを設置する方法です。壁の色と近いカラーを選ぶと見た目もすっきりとした印象に。

ロールスクリーン×リネンカーテン ホワイト施工例 カーテンを開けた様子
カーテンを開けた様子
ロールスクリーン×リネンカーテン  ホワイト施工例 ロールスクリーンのみ上げた様子
光を入れたい時はロールスクリーンだけ上げて
ロールスクリーン×リネンカーテン ホワイト施工例 どちらも閉めた様子
どちらも閉めた様子
ロールスクリーン×リネンカーテン  ホワイト施工例 どちらも開けている様子
半分おろした様子

日中はロールスクリーンを上げておけば、こんな風にリネンカーテンの風合いを思う存分楽しめます。

ロールスクリーン×リネンカーテン  ホワイト ダイニングの施工例 ロールスクリーンを上げた様子
ロールスクリーン×リネンカーテン ホワイト
ダイニングの施工例
ロールスクリーンを上げた様子

リネンカーテンの透け感、遮光性が気になる方の選び方のヒントになれば嬉しいです。

まとめ

  • 通常のリネンカーテンには完全な遮光性なし
  • リネンカーテンとブラインドやロールスクリーンを組み合わせて遮光性を高める方法もある
  • リネンカーテンの透け感は使い方次第
    ⇒ レース(薄手)とドレープ(厚手)をセットで使えば透け感は軽減できる
  • リネンカーテンは寝室におすすめ 自然な光でナチュラルな目覚めを
  • ホワイトやベージュなどの明るい色より黒やネイビーなど濃い色の方が透けやすい

\透けるのが気になる方におすすめ/
遮光性を高めた
厚手のリネンカーテン

8a Hatia“fine”シリーズ

リネンカーテン 遮光 8a Hatia“fine”リネンカーテン/ イエロー
8a Hatia“fine” ドレープ(厚手)カーテン

ソファーの張地用に開発されたリネン生地を贅沢に使用。太いリネン糸を高密度で織り上げた厚手リネンカーテンのシリーズです。

リネン100%ながら、ハリがあり重厚感を感じるシルエットが特長。糸を太くし、生地に厚みをもたせることで、遮光性を高めました。視線を遮ったり、陽の光を和らげたい。自然素材を取り入れたいけれど、あまりカジュアルにはしたくないという方に特におすすめです。

8a Hatia “fine” 8COLOR


Tips! 厚手のイエローとレースタイプの白いリネンカーテンのコーディネートは、北欧ナチュラルなテイストに仕上がります。

透け感レベル
★★★★ 部屋の中はほとんど見えない
※当店の独自基準です
※遮光性能を表す指標ではありません

8a Hatia(ハチア)ロゴ
レース(薄手)カーテン ホワイト

リネンカーテン ホワイト レース(薄手)タイプ
8a レースカーテン ホワイト

8a Hatia “fine”リネンカーテン/ドレープ
ドレープ(厚手)カーテン イエロー

リネンカーテン イエロー ドレープ(厚手)タイプ
8a fine ドレープカーテン イエロー
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ボー・デコールオンラインとは

1999年から「造り」「健康」「環境」をコンセプトに、全国の皆さまに永く使える上質な天然素材のインテリアを発信し続けているLOHASなインテリアショップです。オリジナルブランドの開発も手掛け、ウールラグ『ハグみじゅうたん®』リネンカーテン『Lif/Lin(リフリン)』リネンとコットンの雑貨『8à(ハチア)』を展開。全国のインテリアショップ、デパートなど258社に提供しているロハスインテリア商材の総合開発会社でもあります。オンラインショップでは、自社開発のオリジナル商品とコンセプトに添った厳選したアイテムをセレクト。手仕事で造られた永く愛用できる天然素材インテリアを、少しでもお求めやすい価格で提案しています。


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