『風水インテリア』で風が流れる気の通りやすい居心地の良い空間に・・・「風水リビング」編

2022.12.24 2024.06.16

『風水インテリア』で風が流れる気の通りやすい居心地の良い空間に・・・「風水リビング」編

前回「玄関マット 風水で選ぶのはなぜ? 『気』がもたらす効果とは 」のコラムで風水についてお伝えしました。

風水の本を読むと、様々な『気』を運び込む空気の流れを良くする天然素材の心地良いインテリアと風水はとても相性が良いようです。空気の流れによりお部屋自体の雰囲『気』がかなり変わるのも納得です。

空気が淀むとじめっとして陰気、荒気、弱気などの気分に引っ張られたり、逆に空気が爽やかに流れる場所では陽気、爽気や病気が良くなる快気など、心と身体、運気にも影響を及ぼすのも自然なのではと思います。やっぱり「気」は大切なのですね。

空気が家に入ってくる通り場所として「風水的に玄関」はとても大切な場所と、前回のコラムでもお伝えしました。玄関と同じくらい大切な場所が、家族が集いゆったりと団欒できる場所である
そう、『リビング』なのです。

今回は「風水インテリア」の中でも「風水リビング」編としてリビングの風水活用術をお伝えします。

ボー・デコールオンラインとは?

1999年から「造り」「健康」「環境」をコンセプトに、永く使える上質な天然素材のインテリアを発信しているLOHASなインテリアショップ。オリジナルブランドの開発も手掛け、全国のインテリアショップ、デパートなどに提供しています。手仕事で造られた永く愛用できる天然素材インテリアを、少しでもお求めやすい価格で提案しています。

 

風水インテリアを
取り入れるポイント

風水を取り入れたリビングでは、特に空気の入り口である窓廻りがとても大切になります。次に悪い気が溜まりやすいと言われる床廻り、そしてお部屋全体に配置する家具、小物、観葉植物など風水を取り入れるポイントをそれぞれ解説していきます!

窓廻り

リビングにおいて風水で一番気にかけたい場所は、風が入ってくる窓廻り。窓廻りで特に気を付けたい点は次の2点です。

素材・材質を大切にすること

風水の観点では、天然素材は観葉植物などと同様に『陰の気』を防ぎ、『陽の旺気』を取り込みます。逆にプラスチックや化学繊維などの生気がない素材は『良い気』を遮断し『悪い気』を呼び込んでしまうと言われています。窓廻りにはプラスチックや化学繊維はお勧めしていないようです。

衛生的な環境にしておくこと

風水では埃っぽくなっていると邪気が入り込みやすいとのこと。ここでも化学繊維は擦れると静電気が起きやすく帯電しやすい為、埃やハウスダストが吸着して取れにくいなどがあります。その点、天然素材は静電気が起きにくく、帯電しにくため埃が付きにくく、落としやすいなど特徴があり風水の観点からお勧めです。  

風水では、ウィンドウトリートメント(窓廻りの設え)には天然素材がおすすめなようです。
リビングカーテンには化学繊維のカーテンではなく、お部屋に良い気を循環させる天然素材のコットン、リネンなどのカーテンがおすすめです。色合いは柔らかい色彩のものを取り入れてみてはいかがでしょうか。

風の通り道だけでなく、陽ざしも風水にとってとても大切!!
天然素材を通してほどよく入り込む陽ざしは、穏やかな気をもたらし太陽のパワーも吸収できます。

8aCdYeリネンイエロー

リビングカーテン風水に関する詳しい解説はこちらのブログをご覧ください

リビングカーテンおしゃれな色選び! 素材を活かした『リビングカーテン風水』的おすすめポイント >>

リネンカーテンをかけた窓辺 ~風水インテリアの窓周りは天然素材カーテンがおすすめ
リネンカーテンをかけた窓辺は
ほどよく柔らかい光が入る

ラグ、絨毯、マット

悪い「気」は床を這ってくるとよく言うように、足元は気の出入りも激しく風水ではとても大切な場所です。窓廻りと同様にやはり足元に敷くラグ、絨毯も自然素材のラグ、絨毯であることが風水インテリアではマストです。

ハグみじゅうたん® てざわり無地シリーズ ウォームサンド

ラグ・絨毯で自然素材と言えばコットン、ウール、シルク素材など。汚れが付きにくいウール(羊毛)素材もしくは、簡単に洗える薄手のコットン(綿)素材が特におすすめ。素材だけではなく風の通りが悪い、通気性が劣る裏面が接着剤やラッテクス張りのラグ・絨毯は良い気を止めて悪い気を残すようです。素材だけでなく仕様やつくりも確認のうえ選んでみてはいかがでしょうか。

てざわりアーバン ER625 裏面
ラグの裏面もチェック!
接着剤やゴムを使っていない
通気性の良いものがおすすめ
てざわりアーバン ER625 イメージ

そして風水では空気を汚さないことが大切です。自然素材のラグや絨毯は風で埃が空気に舞わないように絨毯に留まらせる効果(ダストポケット効果)があります。また化学繊維と違い静電気も起こりにくく掃除も簡単です。空気を綺麗に保つ自然素材のラグや絨毯が風水とは相性が良いのでしょう。

また毛布やタオルをラグや絨毯の代わりに敷くのはNGのようです。そして最もおすすめしないのが自然素材イ草畳の上に通気性の悪い化学繊維のラグや絨毯を敷くことです。

配置する家具

自然素材で角張っていない家具がおすすめ!!
パワースポットと呼ばれる場所の多くが自然豊かな場所が多いように、自然の木々は空気を吸ったり、吐いたりフィトンチッド効果もあいまって爽やかに空気を浄化します。

家具では、自然素材オーク、ウォールナット、チェリー、メープル、ビーチ材などが人気材種ですが、木目調のプリント板や塗料をべったり塗ったものは「停滞」のパワーを持ち逆効果のようです。本物の天然素材の突板か、できれば無垢の家具が良いみたいですね。

テーブル使用イメージ

テーブルやテレビボードなどにはデザインは角張ったものより丸みのあるデザインか、角の面取りをして角張っていないものが良いです。またご自宅のリビングのソファには柔らかみあるファブリックがおすすめです。

オープンテレビボード
丁寧に面取りされた
無垢材のテレビボード
オープンテレビボード
天然木の国産ダイニングテーブル「四角くて丸いテーブル」
四角くて丸いテーブル
丸い脚
丸い脚
面取りして角を無くした天然木無垢天板
面取りして角を無くした天然木無垢天板

小物インテリア

風水のたくさんの本を乱読しましたが、リビング風水ではリビングに沢山の縫いぐるみをインテリアとして置くのはNGのようです。まあ何となく理解できます。古くから人の形をした物には持ち主の念が入ると聞いたことがあります。良い気も悪い気も吸収しちゃうのでしょうか。

ニットTOY
ぬいぐるみを並べる時は程よくね

特に縫いぐるみを出しっぱなし、埃がたまりっぱなしにする状態は良くないのは頷けます。程よく置いて定期的に天日干しが良いようですね。

観葉植物

植物はお部屋の空気を吸って綺麗な空気として吐きだし空気を浄化してくれます。
ただしプラスティックやビニールの造花は風水的にはNG。ドライフラワーも生気がない分生気を吸い取ると言われているようなのでこれもまた。

置く場所も良い「気」が入りやすくなるように、窓際や電化製品の近くであれば電気の流れを和らげてくれます。観葉植物は風水だけではなく、インテリアのプロとしてもおすすめのインテリアアイテムです。生き生きとした植物を見るだけで癒しの効果があります。

観葉植物は風水的にもおすすめ

観葉植物と照明

私のうちのリビングは観葉植物を所々に配置しジャングル状態でけっこう気分が洗われます。私は長期の出張が多いので植物に対して少し大きめの鉢にしています。これなら夏場でも二週間くらいは水枯れもしません。

絵画・アート

美しい絵画や心地の良いポスター・写真は心を豊かにして、それを何となく眺めるだけで「気」に良い影響を与えてくれます。

設置の仕方としては壁に対してのバランスを考慮した方が良いでしょう。大きすぎても、小さすぎてもバランスが悪ければ「気」を乱しかねません。

No.5300 / アボリジナルアート

好きな絵画をせっかく飾るなら、まずお部屋の自然なフォーカスポイント(注視点)を決め、壁に対して30%~50%くらいの大きさがおすすめ。また、ボードの上に飾る場合はボードに対して30%~70%程の大きさの絵画などがバランス的に良く、インテリアとしてはおすすめです。

あとはカビが生えないように定期的に埃を払うようにして下さい。埃はカビの要因となります。大切な絵画であればあるほど定期的に。風水でもカビは悪い気を呼び込み停滞させてしまうので気を付けたい点ですね。

いかがでしたか,乱文ですが「インテリア風水」「リビング風水」で少しまとめてみました。
あまり気にすぎるとそれはそれで「気」には良くないと思うので適度に参考にしていただければと思います!!

風水インテリアと合わせて気をつけたい
リビングの
『気』をよくするポイント

インテリア以外に、風水をもちいてリビングの『気』をよくするポイントもご紹介します。

・風の通りが悪くなるので毎日使わないものは片づける
・プラスティック、ビニール、化学繊維などの素材はできるだけ避ける
・埃などの掃除はこまめにして、空気を汚さない
・脱いだ服をソファなどに置きっぱなしにしない
・季節外れの飾り、雑貨小物を置きっぱなしにしない
・三年以上読んでいない本、服は処分する
・静電気で埃が付きやすいテレビの画面は定期的に拭き掃除
・ゴミ箱は蓋つきのものにして使わないときは蓋を閉める
・愛着のない余分な力みには執着しないで手放し、新鮮な風に変える

うーん、これは風水的だけでなくとも健康や物の本来の使い方を考えた時にも大切なことですね。風水は永い歴史の流れによる家相学から生まれた人間の経験からくる知恵なのですね。

ライタープロフィール
ボー・デコールグループ 代表

この記事を書いた人: 今井 良成

ボー・デコールグループ 代表
趣味:山登り、パワースポット巡り

20代の頃からインテリア業界で主にインテリア全般の提案を行う。1997年からシンプルナチュラルデザインに「健康」「環境」を併せ持ったインテリア空間の提案とLOHASなインテリア製品の開発を始め、製品や生産国ごとに7つのインテリアベンチャー会社を起業。
現在までにテキスタイル製品120アイテム、ラグデザイン200アイテム、インテリア製品50アイテムなどのデザイン・企画開発を行うとともに、海外協業先の5カ国において日本国内の基準に合わせた製品開発指導もしています。


2013年 自身がデザイン、ディスプレイをしたブースがインターナショナルギフトショー秋2013のディスプレイコンテストで準大賞を受賞
2014年 自身がデザイン・プロデュースした製品4商品が GOOD DESINGN AWARD 受賞(オーナーを務める G-Reform株式会社にて)
2018年 オリジナル開発のラグ・絨毯で『エコテックス®スタンダード100』肌着レベルのclass2 を6年連続で取得
※エコテックス®スタンダード100とは…350を超える有害化学物質が対象となる厳しい分析試験にクリアした製品だけに与えられる、世界最高水準の安全な繊維製品の証


現在もLOHASなインテリア製品のデザイン、企画、生産地への指導を行い、‘見た目‘より『質』に重きをおいた空間プロデュースや製品開発に取り組んでいます。

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ボー・デコールオンラインとは

1999年から「造り」「健康」「環境」をコンセプトに、全国の皆さまに永く使える上質な天然素材のインテリアを発信し続けているLOHASなインテリアショップです。オリジナルブランドの開発も手掛け、ウールラグ『ハグみじゅうたん®』リネンカーテン『Lif/Lin(リフリン)』リネンとコットンの雑貨『8à(ハチア)』を展開。全国のインテリアショップ、デパートなど258社に提供しているロハスインテリア商材の総合開発会社でもあります。オンラインショップでは、自社開発のオリジナル商品とコンセプトに添った厳選したアイテムをセレクト。手仕事で造られた永く愛用できる天然素材インテリアを、少しでもお求めやすい価格で提案しています。


インテリアショップ ボー・デコール