子供部屋カーテンの上手な選び方〜安心できる素材や注意点
子どもを持つご家庭にとって、子どもの周囲にあるものが安全かどうかは、もの選びのうえで大切な基準となるのではないでしょうか。子供部屋のカーテンを選ぶときも、安心な素材で、衛生的に使えるものを選びたいものです。
子どもたちにとって快適な部屋になるよう、安心で心地よい子供部屋づくりに向けたカーテンの上手な選び方を考えます。
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子供部屋に大切なこととは?
子どもが小さいうちにはとくに、子供部屋には「安心できるもの」をそろえたいものです。快適に過ごせるよう、手触りや肌触りのやさしい「心地よいもの」を選びたいですよね。
また、親としては、「長く使えるもの」という視点で考えがちですが、子供部屋はお子さまのために用意する部屋です。親の判断だけで選ぶのではなく、お子さまの好みも上手に取り入れてあげるとよいでしょう。「自分で選んだもの」は大切にしようという気持ちが芽生え、結果的に長く愛着を持って丁寧に扱える部屋作りができます。
とはいえ、全ての要望を聞けばよいというわけではなく、一緒に選ぶ機会を設けながら、お互いに納得できるものを選ぶとよいでしょう。
子供部屋のカーテンの選び方
子供部屋のカーテンを選ぶ際にはいくつかポイントがあり、それによって最適なカーテンも変わってきます。ここでは、カーテンの柄、色、素材、遮光性を中心に、選び方を考えます。
カーテンの柄
子供部屋のカーテンに柄ものを選ぶ場合には、空の雲や星、植物や葉や花といった自然をモチーフにしたデザインを選ぶと良いでしょう。また、恐竜、電車、動物など、お子さまに大好きなものがある場合には、シルエットだけを型抜きしたデザインや、総柄ではなく裾部分にだけ柄がプリントされているようなデザインを選ぶと、比較的すっきりとした印象におさまります。
また柄物の生地は、小さなサンプル生地と面積の広いカーテンでは、見た目の印象が大きく異なる場合があります。そうした失敗を防ぐためにも、できれば実際のカーテンに近いサイズのサンプルで確認することをおすすめします。
カーテンの色
長く使えるよう無地のシンプルなカーテンを選ぶ場合には、どんな色を選ぶかが難しいところ。子どもと一緒に選ぼうとしても、多くの色見本を前にすると迷ってしまうことも。
「これとこれなら、どっちが好き?」といったように、先に大人が選択肢を用意すると、お子さまも選びやすくなり、親子ともに満足度の高いものを選ぶことができますよ。子どもも「自分で選んだ」という満足感が得られるため、お気に入りのカーテンになることでしょう。
カーテンのタッセルは通常は共布で作ったものが付属しますが、少しシンプルすぎると感じる場合には、別売りのおしゃれなタッセルやカーテンホルダーと組み合わせるのもおすすめ。ポンポンやナチュラルモチーフの留め飾りが付いたものから、ぬいぐるみの形をしたものまで、子供部屋にぴったりの雰囲気のものが見つかりますよ。
カーテンの色選びについては、以下もご参照ください。
配色の基本や効果や失敗例を紹介しています。
カーテンの色の選び方とは?よくある失敗例や配色の基本を解説 >>
カーテンの素材
特に小学校入学前の小さな子どもには、衛生面を考えた素材選びをしたいものです。
自宅で洗濯可能な素材であれば、汚してしまった場合もケアしやすいですよね。こまめに洗濯したいなら、ある程度、洗濯に強いとされる天然繊維(綿や麻など)から選ぶとよいでしょう。化学繊維から選ぶ場合には、あらかじめ防汚加工が施された機能性カーテンを選ぶのもおすすめです。
カーテンの遮光性
子供部屋のカーテンに遮光性が必要かどうかも意見の分かれるところです。しだいに明るくなる朝の太陽の光を浴びることは、体の自然な目覚めを促すとされています。体内時計がまだしっかりと機能していない小さな子どもの場合には特に、朝目覚めやすい環境づくりのために遮光性のないカーテン、もしくは遮光2級程度までのカーテンをおすすめします。
ただし、夜でも窓の外の環境が比較的明るい場所や、窓からの日差しが強い部屋の場合には、遮光カーテンを検討した方がよいでしょう。
子供部屋のカーテン選びの注意点
子供部屋のカーテン選びは、大人が過ごす部屋とは少し条件が異なることもあります。子供部屋のカーテン選びで特に注意したい点をまとめました。
洗濯表示について詳しくは、以下もご参照ください。
洗濯表示をチェックしよう!大切な布製品を傷めないための扱い方を紹介 >>
洗濯表示を確認する
同じ素材でも、デザインや加工方法の違いによって洗濯できるものとできないものがあります。カーテンを選ぶ際には、色落ちやシワ、縮みといった洗濯トラブルを避けるためにも、購入前に必ず洗濯表示や機能表示を確認しましょう。
また、洗濯可能であっても、色落ちや色移りをする場合があります。購入予定のカーテンを取り扱っている店舗に確認するか、購入前に洗濯タグをチェックしておくと良いでしょう。
購入後であれば、目立たない場所を水でぬらしたり、洗剤を付けて洗ってみたりするなどして、試してみることをおすすめします。
子供の好みに合わせ過ぎない
子どもが自分の好きなテレビ番組やアニメ、流行のキャラクターのデザインのものを欲しがる場合もあるでしょう。子どもの好みは変わりやすく、飽きるのも早いものです。好きなキャラクターは、鉛筆やノートといった消耗品用にしてもらい、カーテンのような部屋の雰囲気に大きく影響するインテリアには、前述の「カーテンの柄」の章を参考に選んでみてはいかがでしょうか。
余裕を持って注文する
子供部屋をはじめて準備するときや、引っ越しなどで新しく子供部屋のカーテンを用意する際には、数週間の余裕を持って、購入または注文をしましょう。新居の窓のサイズが必ずしも既成カーテンのサイズに合うとは限りません。せっかく親子で好みのカーテンを選んでも、入荷待ちといった場合も。オーダーする場合は、手元に届くまでに数週間かかる場合があります。入居前に、あらかじめカーテンのサイズをしっかりと正確に測っておき、早めに注文することをおすすめします。
カーテンのサイズや測り方については以下をご参照ください。
カーテンサイズの選び方と測り方「既製品でインテリアを楽しむ」 >>
子供部屋に適したリネンカーテン
子供部屋のカーテンを選ぶ際、ナチュラル志向のご両親にも納得いただける素材として、リネンのカーテンがあります。リネンの特性がどのように子供部屋に適しているのかについて考えます。
ナチュラルで安心な素材
麻の一種である亜麻の繊維から生まれるリネンの糸は、自然なでこぼこがあり、ナチュラルな風合いが特徴です。天然繊維のリネンは、化学繊維に比べて静電気が起きにくく、ホコリや汚れを寄せ付けにくいのが魅力。さらに、リネンは自宅で洗濯可能なものが多く、清潔に使用できます。こうした点から、リネンは子供部屋に適した素材と言えるでしょう。洗うほどにやわらかく、手触りもやさしくなります。デリケートな子どもの肌に触れても安心です。
やわらかく透過する光
リネンは適度に光を透過します。リネンカーテンは、子どもが体内時計を自然にセットできるようになるために最適な環境をかなえるアイテムと言えそうです。
穏やかな色とデザイン
リネンのカーテンの種類には、ナチュラルなオフホワイトやベージュのほかに、ナチュラルモチーフのデザインもあります。発色が穏やかで主張しすぎないため、子どもっぽくなりすぎないデザインをお探しの方や、子供部屋をやわらかで素朴な雰囲気にまとめたい方にも満足いただけるのではないでしょうか。
新居のカーテンの選び方や注意点については以下をご参照ください。
新居のカーテンはどう選ぶ?最適なものを選ぶ手順と注意点 >>
子供部屋に心地よさを取り入れて
子供部屋のカーテンの柄や色を選ぶ際には、子どもの好みや意思を上手に取り入れてあげるのがポイント。とはいえ、数年で好みが変わるものについては、子どもと相談して、お互いが納得できる色や柄を選びたいですね。また、安全面や衛生面といった機能性は、しっかりと保護者が確認して、安心で快適なものを選ぶとよいでしょう。お気に入りのカーテンから伝わる光のやわらかさや心地よさが、健やかな成長をあと押ししてくれます。
「ボー・デコール」では、ナチュラルな風合いを大切に、上質ながらお手ごろで暮らしになじむデザインのリネンカーテンを豊富にそろえています。子供部屋にもナチュラルでおしゃれなリネンカーテンを取り入れてみませんか?
▼ 子供部屋のラグ・絨毯については以下をご参照ください。
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ボー・デコールオンラインとは1999年から「造り」「健康」「環境」をコンセプトに、全国の皆さまに永く使える上質な天然素材のインテリアを発信し続けているLOHASなインテリアショップです。オリジナルブランドの開発も手掛け、ウールラグ『ハグみじゅうたん®』リネンカーテン『Lif/Lin(リフリン)』リネンとコットンの雑貨『8à(ハチア)』を展開。全国のインテリアショップ、デパートなど258社に提供しているロハスインテリア商材の総合開発会社でもあります。オンラインショップでは、自社開発のオリジナル商品とコンセプトに添った厳選したアイテムをセレクト。手仕事で造られた永く愛用できる天然素材インテリアを、少しでもお求めやすい価格で提案しています。 |