おしゃれに見せるカーテン術‐通販で実現できるコーディネート例

リネンカーテン

家を建てた、借りたなど、引越しのタイミングでまず考えるのはカーテンのこと。

「ありきたりのカーテンではなく、今度こそはぜひおしゃれなカーテンにしたい!」、「かわいい柄のカーテンにしたい!」。そんな思いを持つ方も多いのではないでしょうか?

実際に暮らしてみて、改めて気づく方も多いと思いますが、日当たりの良さをよしとする風潮のある日本の家の多くは、窓が大きな面積を占めています。つまり、カーテンは部屋の印象を大きく左右するキーアイテム。言いかえれば、部屋の印象を大きく変えられるアイテムでもあるということ。せっかくならおしゃれに演出したいものです。

窓周りを主役にすることでカーテンをおしゃれに

白いリネンカーテン

「壁の色と合わせて無難な白系で」という選択肢もあります。その場合、カーテンを壁と同じ色味にすれば空間の“背景”となり、手持ちの家具や小物がとても引き立ちます。

でも家具や小物にお金がかけられない…、ありあわせのもので済ませている…。なんて方は、思いきって、窓まわりを“主役”にインテリアを考えてしまうのも手です。カーテンは、ほとんどの家で必要不可欠なもの。せっかく購入するのなら、気に入った生地、カラフルな色・柄のものを選び、カーテンをポイントに、カーテンを軸にインテリアづくりをしてみてはいかがでしょう?手持ちの家具や小物はとてもシンプルなんだけどとか、インテリアにイマイチ個性がないなぁとお感じの方、まだ家具をあまり揃えられない方、そんな方こそ、カーテンを“主役”にしたインテリアをおすすめします。

選び方でカーテンをおしゃれに

ついなんとなく、シアーカーテンを白っぽい無地で、ドレープカーテンを色や柄のある生地で、と選ぶ方がとても多いと思います。この場合、ドレープカーテンが主役で、シアーカーテンは脇役のような役回り。ドレープカーテンをメインにカーテン選びをしている例です。

Lif/Lin(リフリン)リネンカーテン LL4001
光に浮かぶ刺繍が窓を美しく彩る

いっそ発想を変えて、シアーカーテンをカラフルで透け感のある生地にしてみたり、刺繍で美しい模様が施された生地にしてみるのはいかがでしょう?つまりシアーカーテンを中心にしてカーテン選びをしてみるということ。昼間、家にいる時間が長い人は、シアーカーテンとのお付き合い、目にしている時間の方が圧倒的に長いはず。気に入った美しい生地を選んで、シアーカーテンを主役にしてみるのもいいと思います。

掛け方・逆吊りでカーテンをおしゃれに

通常なら、窓側に“レースのカーテン”と呼ばれる透け感のあるシアーカーテンを掛け、室内側には厚地のドレープカーテンを掛けるのがごく一般的なケース。

昼は、シアーカーテン1枚で日射しを取り入れて視線を遮り、室内が照明で明るくなる夜はドレープをひいて視線や冷気を遮ります。

もっとオシャレにカーテンを楽しみたいなら、シアーカーテンを室内側に、ドレープカーテンを窓側に掛けてみるのはいかがでしょう?「逆吊り」とよばれるコーディネートです。

レースカーテン

地模様やストライプなど装飾が入っているシアーカーテンを室内側に掛けると、1日中その美しい生地を楽しめます。昼間は自然光がシアーカーテンの美しさ、陰影を際立たせ、夜は、後ろにひかれたドレープカーテンがシアーカーテンの背景となり、昼間とは違った表情を見せてくれます。紙で例えるなら、色紙の前に薄紙を掛けたような…。

ドレープカーテンの手前にシアーカーテンを掛けることによって、夜は2つのカーテンの組み合わせ、柔の妙を楽しめるのです。

例えばリネン素材の白地に白い刺繍模様入りのシアーカーテンなら、ドレープカーテンに無地の色の美しいものを選んでみるのもおすすめです。夜はドレープカーテンだけをひいて、色の美しさを楽しむのもいいし、透け感のあるリネンと厚地のリネンの組み合わせを楽しむのもいいですね。

仕立て方でカーテンをおしゃれに

私たちが一番よく目にするカーテンは「ヒダ」を取る仕立て方。「三つ山ヒダ」や「二つ山ヒダ」など、タックのようなヒダを取って縫製するカーテンだと思います。ヒダをつけたカーテンは窓辺をエレガントに見せてくれます。

Lif/Lin(リフリン)エアリーシリーズ LL3002
リネンのフラットカーテンはナチュラルですっきりした印象

一方、模様の美しさを際立たせたい、ナチュラルなインテリアに合わせたい、もしくはモダンに仕上げたいなどの場合は、ヒダを付けないフラットカーテンに仕立てるのもおすすめ。

生地そのものの魅力を、存分に楽しめます。その場合、窓幅よりもカーテン幅を長く仕立て、閉めた時に自然なヒダができるよう、余裕を持たせると美しく見えます。

Lif/Lin(リフリン)リネンシェード LL2006
小窓なら思い切ったカラーのシェードも素敵

また両開きに仕立てるだけではなく、シェードにして、チェーン操作で上下に平行に昇降するように仕立てることもできます。こちらは、腰高窓などでよく目にします。シェードには、シンプルなローマンシェード、見た目が障子の横の桟のような細いバーを入れて均等に折り畳みながら昇降するシャープシェード、エレガントなバルーンシェードなどがあり、仕立て方で雰囲気が全く変わります。

リネンのフラットカーテン
リネンの生地感を楽しめるフラットカーテン

生地にリネンを選べば、いずれの仕立て方でも美しく仕上げられます。せっかくリネン生地を選ぶのなら、その生地感を存分に楽しむためにも、シンプルにヒダのないフラットカーテンに仕上げるのもおすすめ。その場合、窓幅よりも、カーテン幅を長く取り、自然なヒダを取るとよりゆったりと美しく見えます。

組み合わせ方でカーテンをおしゃれに

カーテンとブラインドの組み合わせ
ブラインドとドレープカーテンの組み合わせ

シアーカーテンとドレープカーテンの組み合わせ以外にも、ブラインドとドレープカーテン、シェードとドレープカーテンの組み合わせなど、仕立て方、開閉方法の違うものを組み合わせることもできます。

例えば、シアーカーテンの代わりに、透け感のある生地でローマンシェードに仕立て、昼間は壁の延長のようなシンプルでフラットな面として窓まわりを演出し、夜はガラリと雰囲気を変え、ヒダをとったドレープを引いてエレガントに演出・・・なんてことも可能。組み合わせ方次第で、表情がグッと変わるのもカーテンの楽しみです。

タッセルでカーテンをおしゃれに

既製のカーテンやオーダーでカーテンを作ると、特に指定しない限り、カーテン生地と同じ生地で作られた、シンプルなタッセルを購入する、もしくは付いてきます。それを、別売りのタッセルに変えるだけで、まるで華やかなアクセサリーをつけたかのような印象に。タッセルをポイントにしたカーテンとなります。

おしゃれなカーテンタッセル
タッセルでよりおしゃれに

ロープ状の紐が編んであるものや、ビーズのようなキラキラと輝くものなど、探してみるとバリエーションも豊富。壁に取り付けて、カーテンを引っ掛ける大きなフックのようなタイプもあり、とてもモダンな印象になります。

また、カーテン生地と同じ布を三つ編み状にして、タッセルに仕上げて貰うことなどもできます。カーテン選びの仕上げとなるタッセル。カーテンにあしらうアクセサリー感覚で楽しんでみてはいかがでしょう?

カーテンレールでおしゃれに

カーテンレールでおしゃれに
カーテンレールでおしゃれに

カーテンを付けるには、カーテンレールが必要です。レールは脇役、あくまで目立たぬ存在、できれば見えないように…と、カーテンボックスに隠してしまいがち。天井高が低く、窓面積が大きく、横長の窓などが多く見られる日本の住環境では、カーテンボックスが予めついているケースも多く見られます。

もし、カーテンボックスがない窓なら、いっそレールをポイントにしてしまうのも手です。レールをアイアンやステンレス素材の存在感のあるもの、両サイドにデザインが施されたようなものにして、そこからたっぷりとしたドレープカーテンを下げてみる。たとえ無地のシンプルな生地でも、それだけで優雅に、華やかに見えます。


インテリアライター・エディター 鈴木奈代

雑誌やカタログ、ウェブ、書籍を中心に、インテリアや料理や食器などの暮らしにまつわるページを手がけ、取材・提案をする。
雑誌『VERY』の大人気だった連載企画「日曜日の風景」の取材、及び2回にわたる書籍化も手がけた。

本のアイコン『日曜日の風景 何でもない週末の、何でもない一日』

本のアイコン『日曜日の風景 Part2』