リネンカーテン、リネンエプロン、リネンクッションカバー 天然素材リネン小物・リネン雑貨にかこまれた生活 ~リネン(麻)の魅力と特徴

2021.08.27 2024.02.23

リネンカーテン、リネンエプロン、リネンクッションカバー 天然素材リネン小物・リネン雑貨にかこまれた生活 ~リネン(麻)の魅力と特徴

リネン(亜麻)は古くからカーテンや衣類、寝具やテーブルまわりなど生活の中で使われてきました。使い込むほどに風合いが増す魅力的な布です。
リネンカーテン、リネンエプロン、リネンクッションカバー、リネンランチョンマット、リネンエコバック
リネンカフェカーテン、リネン暖簾etc・・・

自社で開発した様々なリネンインテリア製品を開発し、上質な天然素材リネン(亜麻)にかこまれた生活を提案しています。
今回はそんなリネンの歴史や種類、他の麻との違いや特徴についてのお話です。

ボー・デコールオンラインとは?

1999年から「造り」「健康」「環境」をコンセプトに、永く使える上質な天然素材のインテリアを発信しているLOHASなインテリアショップ。オリジナルブランドの開発も手掛け、全国のインテリアショップ、デパートなどに提供しています。手仕事で造られた永く愛用できる天然素材インテリアを、少しでもお求めやすい価格で提案しています。

 

リネンとは

リネン(亜麻)のイメージ

リネン【亜麻】はフラックス(FLax)という植物から作られる素材です。英語では「linen(リネン)」、フランス語では「liniere(リンネル)」と言います。リネン【亜麻】は麻の一種で麻には他に苧麻(ラミー)、大麻(繊維名 ヘンプ)、黄麻(ジュート)などがあります。


リネンは天然繊維の中で最も強く丈夫で、水に濡れるとより強度が増します。麻の中では一番肌ざわりが良く中世のヨーロッパでは高級な下着やテーブルウェア、ベッドウェアなどとして貴重な上質天然繊維の代表として使用されていました。その名残もあり現在でもホテルなどの寝具やタオルを収納する場所をリネン室と呼んでいるようです。

リネンは4月に種を蒔くと6月頃には花が咲き、7~8月には1メートルほどの背の高さになり収穫できます。短期間で成長し土の栄養をたくさん吸い取るため、毎年同じ土地で連作はできません。品質の低下を防ぐためにも6~7年の輪作をするのが一般的。実は収穫量が少ない貴重な天然繊維です。

フラックス(亜麻)
フラックス(亜麻)

原産地はフランスやベルギー、ロシア、東欧諸国、中国など。
リネンはカーテンやのれん、椅子の張り地、カーペット、ベッドリネン、テーブルリネン、ワンピースやシャツなどの服、タオルやハンカチなど様々な日用品に使われます。糸の太さ(番手)や経糸と横糸の組み合わせによって織りあがりも色々。

リネンドレープカーテン
リネンカーテン 100%リネン

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3WAYエプロン
リネンエプロン 100%リネン

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肌触りがやわらかい薄手の生地やシャリ感の強いハリのある生地、コシがある堅めの生地など糸の太さと織り方で多様な表現ができる素材です。

リネンの歴史

リネンはヨーロッパで古くから愛されてきました。人類の歴史上もっとも古い繊維といわれています。紀元前8000年頃から栽培され、使われてきたそうです。古代エジプトでは、ミイラに巻く布や衣装、神事に使われていました。
ギリシャ・ローマ時代には貴族や上流階級の人々は質の良い純白のリネンを愛用していたそうです。

リネンがより広く一般の人々の暮らしに根づき始めたのは15世紀頃からといわれています。
一部の国では嫁入り道具として様々な種類のリネンを持参する習慣がありました。シーツやピローケースなどの寝装品、ナプキンやテーブルクロス、キッチンタオル、エプロンなどのハウスリネン(ドルチェ)を持参する習わしです。

王侯貴族の習慣がブルジョワジーの間にも広まり、たくさんの豪華なリネンをどれだけ揃えられるかが冨の象徴とされたといわれています。

刺繍の入ったアンティークリネン

19世紀頃には、嫁入り道具として揃えるリネンに赤い糸で「モノグラム刺繍」というイニシャルを刺繍するのが大流行しました。アンティークリネンとして現在も残るリネンに赤い刺繍が施されているものを見かけたことがあるでしょうか。

時代を経たアンティークリネン 赤い刺繍が施されている
アンティークリネン
※こちらはモノグラム刺繍ではなくイニシャル刺繍

100年以上前に嫁入り道具として揃えられたリネン。ヨーロッパでリネンがどれだけ大切にされてきたかがよくわかります。

モノグラム刺繍入りのリネンは現在もコレクターがいる人気の高いアイテム。生地と同じ色で刺繍されたダマスク織りのリネンなどもあり、上品で華やかな雰囲気に心惹かれます。

リネンと麻の違い

「リネン = 麻」 と思われることも多いのですが実は少し違います。

日本でいう「麻」は 亜麻(リネン)、苧麻(ラミー)、大麻(ヘンプ)、黄麻(ジュート)の総称。日本では古くから苧麻(ちょま)=ラミー が衣料品に使われてきました。有名なところでは、小地谷縮(おじやちぢみ)や近江上布、宮古上布なども苧麻で織られた織物です。

一方ヨーロッパで古くから愛されてきた「リネン(linen)」とは亜麻のこと。リネン = 亜麻 です。
質感や肌触りなど、リネン(亜麻)は他の織物とは別格で、とりわけ上質なものです。中世~近代のヨーロッパでは嫁入り道具としてたくさんのリネンを持参するトルソーという習慣もありました。

リネンとラミーの違い

リネンは細くて短い繊維で亜麻色(黄色がかった薄茶色、ベージュ)をしています。

一方、ラミーは太くて長い繊維で光沢のある白い色をしています。肌触りはリネンの方が柔らかくしなやか。ラミーは薄くてハリがあり「シャリ感」の強い感触です。リネンは麻の中でも別格で光沢のあるなめらかな肌触り、高級感が楽しめます。

どちらも涼感がありますが、シャリ感の強いラミーの方がより涼しさを感じやすい素材。国内において品質表示に麻100%と書いてある場合はリネンやラミーなどの混紡の場合が多く、リネンのみを使用している場合はリネン100%と表示したある場合がほとんどです。

リネンの糸
リネンの糸

ラミーの糸
ラミーの糸

麻の種類

リネン(亜麻)

リネン(亜麻)

産地:フランス、ベルギー、ロシア、東欧諸国、中国など
用途:リネンカーテン、リネン衣料品、リネン寝装品、、リネンタオルなど

ラミー(苧麻)

苧麻(ラミー)

産地:中国、ブラジル、フィリピン、マレーシアなど
用途:ラミー衣料品、ラミー寝装品、ラミーカーテンなど

ジュート(黄麻)

黄麻(ジュート)

産地:バングラディッシュ、インド、ミャンマーなど
用途:ジュート麻ひも、ジュートラグ・カーペットなど

ヘンプ(大麻)

産地:イタリア、フィリピン、中国など
用途:ヘンプ衣料品、ヘンプロープなど

サイザル(サイザル麻)

産地:フィリピン、メキシコ、西インド諸島など
用途:サイザルロープ、サイザルひも、サイザルラグ・カーペットなど

リネンカーテン、リネン素材の特徴

1. リネンは吸水性と速乾性に優れている

リネン繊維はすーっと水を吸い込む吸水性の良さとあっという間に乾く速乾性があります。汗をかいてもすぐに吸い取り、すぐに乾くので、衣料品や寝装品に向いています。吸水性はコットン(綿)の約4倍あり、昔から高級タオルの素材にも使われます。

リネンカーテンは、お部屋の湿気や水分を吸って伸びたり、乾燥しているときはリネン蓄えた湿気を吐きだし縮んだりとまるで生きているよう。お部屋の広い部分を占めるリネンカーテンは室内の調湿を行い、湿度のバロメーターにもなります。

オーダーカーテン
リネンカーテン 100%リネン
8a リネン100%レースカーテン / ホワイト
リネンカーテン 100%リネン

 ※予め洗いにかけて伸縮率を抑える「防縮加工」がしてある、またはオプションで付けられるリネンカーテンもあります。

2. リネン生地は使うほどに柔らかく肌触りが良くなる

はじめはシャリ感があり、使い込むほどにくったりと柔らかくなっていくリネン。すべらかな肌触りと何年も使ってからの風合いの良さを一度知ると、すっかり虜になってしまうような魅力があります。

直に肌に触れるリネンシーツやリネンクッションなどは特におすすめです。

リネン クッションカバー
リネンクッションカバー 100%リネン
リネン クッションカバー
リネンクッションカバー 100%リネン

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3. リネン素材は丈夫で長持ちする

リネンは天然繊維の中で最も強い繊維です。ヨーロッパでは100年以上愛されたアンティークリネンも珍しくありません。世代を超えて受け継がれるほど丈夫な素材なのです。

4. リネン素材は汚れに強く抗菌性がある

リネン(亜麻)には「ペクチン」という糊のような成分が含まれています。ペクチンは汚れが繊維に染み込むのを防ぎ、汚れがついても落ちやすいという特徴があります。

また、雑菌の繁殖を抑制するため臭いを抑えてくれる作用もあります。リネンカーテン、リネンエプロン、リネンクッションカバーなどのリネンインテリアは防汚加工などの化学的な処理をしていなくても取り扱いが安心できる天然素材です。

リボンフレアエプロン
リネンエプロン 100%リネン
サロンエプロン / M
リネンエプロン 100%リネン

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5. リネン繊維は通気性と保温性に優れ、静電気がおきにくい

リネンの繊維はストローのように中が空洞になっており、自然の断熱効果があります。この中空構造のおかげで通気性・保温性に優れ 夏は涼しく、冬は暖かさが感じられます。調湿作用の高い素材でもあります。

リネンカーテンは風にそよいでも静電気がおきにくいので、花粉・ホコリがつきにくいという特徴も持っています。

ホワイト ドレープカーテン / リネン100%
リネンカーテン 100%リネン
ホワイト ドレープカーテン / リネン100%
リネンカーテン 100%リネン

6. リネン生地は柔らかなシワ感、リネン糸はネップがある

リネンで織られた織物は柔らかいシワ感が魅力。さらにリネンの織物に表情を生みだすのは「ネップ」という糸が固まったような部分。天然素材の証でもある繊維の太い部分が時おり生地に現れるこの「ネップ」が生地表面の美しい不均一さを生み出します。

適度なシワ感がお洒落な装いを楽しめるリネンカーテン。

ドレープ /ナチュラル 日中の陽の光
リネンカーテン 100%リネン

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7. リネン繊維は生分解性に優れている

土から生まれ、土に還る。リネンは生分解性に優れた素材です。環境にもダメージを与えにくい素材です。

リネンレースカーテン
リネンカーテン 100%リネン

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リネンのメリット・デメリットをより詳しく知りたい場合は、以下の記事をご覧ください
リネンカーテンのメリット・デメリットとは?ライフスタイルに合わせたリネンの魅力も紹介

お手入れポイント

特性を知ってお手入れすれば長く楽しめるリネン。お洗濯やアイロンなど、お手入れのポイントをご紹介します。

リネンカーテン、リネン小物、リネン雑貨のお手入れ

タオルやハンカチは洗濯機でお洗濯ができるものがほとんど。どんどんお洗濯しましょう。

ブラウスやスカート、パジャマ、ストールなどの衣類は洗濯機の手洗いコースで洗います。リネンはシワができやすいことがデメリットかもしれませんが、そのしわ感も魅力のひとつ。しわを減らしたい場合は脱水をなるべく短く(30秒以内)しましょう。

リネンカーテンは縮みを計算して大き目に作っている場合は洗濯機で洗うことができます。衣類と同様に洗濯機の手洗いコースで、脱水は30秒以内ですませます。干すときに両手ではさんで軽くパンパンと叩いてしわを伸ばします。

Point! 脱水は軽く30秒以内

伸縮率の大きい製品はドライクリーニング表記の場合が多いと思います。洗濯表示を確認してドライクリーニングに出しましょう。

パリッと仕上げるならアイロン

パリッと仕上げたい場合はアイロンをかけます。リネンが乾ききった後でアイロンをかけてもシワは取れません。半乾きの状態で高温のアイロンをゆっくりアイロン掛けします。

シワがしっかりとれて、リネンの美しい光沢とシャリ感が復活します。

Point! アイロンは半乾きの状態で

ハーフリネンとは

リネン100%ではなく、リネンと他の繊維を混ぜた素材を「ハーフリネン」と呼びます。自然素材同士のリネンとウール、リネンとコットンの混紡など、それぞれの自然素材の良さを取り入れた混紡素材があります。

その他にも、リネンが少しだけ入った製品を「リネンライク(リネン風)」と呼ぶこともあります。レーヨンとリネンの混紡は滑らかな肌触り。ただし、リネンの気持ち良さを思う存分楽しめるのは リネン100%の製品です。見た目の美しさや風合いもやはり異なります。

製品の紹介に「リネン」と書かれていても、リネン100%ではない場合がありますので、リネン小物、リネン雑貨をお探しなら洗濯表示タグを確認すると良いでしょう。

ボー・デコールの
リネンカーテン、リネンエプロン、リネン小物、リネン雑貨

ボー・デコールオリジナルのリネン小物、リネン雑貨は気軽に使っていただけるものばかり。上質なリネンを使い、シンプルながら少し他とは違うデザインで製作しています。

リネンカーテン

8a Hatia“fine”リネンカーテン/イエロー

素材感が際立つシンプルな無地から、大胆な色使いのストライプやチェック柄まで幅広くラインナップ。特に人気が高いのは、遮光性を高めた厚手のリネンカーテン「8a Hatia“fine”シリーズ 」。

リネンカーテンでは珍しい10番手の太い糸で織り上げています。リネンのナチュラルさに重厚感をプラス、北欧インテリアにもよく合います。

リネンドレープカーテン

シンプルで上質なリネン100%の生地を使ったベーシックなラインナップ「8a ハチア standard シリーズ

お求めやすい価格で、リネン生地の良さを存分に感じられます。

リネンエプロン

リボンフレアエプロン

高級リネンで紡績されたアパレルのアウターなどに使用される生地を使用したエプロンシリーズです。生地にほんのり光沢があり、品のあるドレスのような雰囲気も。使い込むほどにしなやかになります。

リネンクッションカバー、リネンエコバック、リネンランチョンマット、リネンナプキン、リネン小物、リネン雑貨

フリルクッションカバー

リネンエプロンと同じ生地を使用したリネンのインテリア小物たち。リネンクッションカバー、リネンエコバッグ、リネンナプキン、リネンコースターなど、天然素材リネンの良さを日々の暮らしで楽しめるシリーズです。

リネンストール&リネンスカーフ

リネンスカーフ リーフボーダー

ふわりと羽織ったり、ラフに巻いてサマになるボー・デコールのリネンストール。夏の冷房対策にもおすすめ。季節の変わり目にも重宝します。

ベッドリネン

8a ベッドリネン ボックスシーツ

良質なリネンをたっぷりと使ったナチュラルカラーのベッドリネン。海外の上質なリネンを厳選、現地工房と協業でデザインから裁断まで行い、日本国内で丁寧に縫製しています。

リネンバッグ(ラッピング)

ベビーブランケット

グループ会社のオーダーカーテンを制作する際に出る余り布や、小さな織りキズのある生地を再利用したラッピング用のバッグ。お届けのあとは、ハギレや収納袋など様々な用途でお使いいただけます。

ギフトラッピングについて >>

この他にも、様々なリネンのオリジナル小物を開発中です。是非お楽しみに。

まとめ

  • リネン = 亜麻 は亜麻色(黄色がかった薄茶色、ベージュ)をしている
  • リネンは吸水性と速乾性に優れている
  • リネンは通気性と保温性に優れ、静電気がおきにくい
  • リネンは生分解性に優れている
ライタープロフィール
ボー・デコールグループ 代表

この記事を書いた人: 今井 良成

ボー・デコールグループ 代表
趣味:山登り、パワースポット巡り

20代の頃からインテリア業界で主にインテリア全般の提案を行う。1997年からシンプルナチュラルデザインに「健康」「環境」を併せ持ったインテリア空間の提案とLOHASなインテリア製品の開発を始め、製品や生産国ごとに7つのインテリアベンチャー会社を起業。
現在までにテキスタイル製品120アイテム、ラグデザイン200アイテム、インテリア製品50アイテムなどのデザイン・企画開発を行うとともに、海外協業先の5カ国において日本国内の基準に合わせた製品開発指導もしています。


2013年 自身がデザイン、ディスプレイをしたブースがインターナショナルギフトショー秋2013のディスプレイコンテストで準大賞を受賞
2014年 自身がデザイン・プロデュースした製品4商品が GOOD DESINGN AWARD 受賞(オーナーを務める G-Reform株式会社にて)
2018年 オリジナル開発のラグ・絨毯で『エコテックス®スタンダード100』肌着レベルのclass2 を6年連続で取得
※エコテックス®スタンダード100とは…350を超える有害化学物質が対象となる厳しい分析試験にクリアした製品だけに与えられる、世界最高水準の安全な繊維製品の証


現在もLOHASなインテリア製品のデザイン、企画、生産地への指導を行い、‘見た目‘より『質』に重きをおいた空間プロデュースや製品開発に取り組んでいます。

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ボー・デコールのリネンカーテン

ボー・デコールオンラインとは

1999年から「造り」「健康」「環境」をコンセプトに、全国の皆さまに永く使える上質な天然素材のインテリアを発信し続けているLOHASなインテリアショップです。オリジナルブランドの開発も手掛け、ウールラグ『ハグみじゅうたん®』リネンカーテン『Lif/Lin(リフリン)』リネンとコットンの雑貨『8à(ハチア)』を展開。全国のインテリアショップ、デパートなど258社に提供しているロハスインテリア商材の総合開発会社でもあります。オンラインショップでは、自社開発のオリジナル商品とコンセプトに添った厳選したアイテムをセレクト。手仕事で造られた永く愛用できる天然素材インテリアを、少しでもお求めやすい価格で提案しています。


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