カーテン選びの基礎知識 理想のスタイルに合わせた選び方とは

2022.06.03 2022.09.17

カーテン選びの基礎知識 理想のスタイルに合わせた選び方とは

引っ越しや転居、あるいは模様替えでカーテンを新しく購入する場合、どんな基準で選べばよいのか迷ったことはありませんか?

頻繁に買い替えるようなアイテムではないため、慎重に考えたいところです。

そこで、今回はカーテン選びに失敗したくはないけれど、何から始めてよいか分からないという方に向けて、カーテン選びの基礎となる知識を幅広くご紹介します。

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1999年から「造り」「健康」「環境」をコンセプトに、永く使える上質な天然素材のインテリアを発信しているLOHASなインテリアショップ。オリジナルブランドの開発も手掛け、全国のインテリアショップ、デパートなどに提供しています。手仕事で造られた永く愛用できる天然素材インテリアを、少しでもお求めやすい価格で提案しています。

 

【窓の種類別】カーテンの選び方

カーテン選びを始める前に、窓の形にあったカーテンのスタイルを考えてみましょう。

スタンダードな窓

スタンダードな窓には、基本的にはあらゆるタイプのカーテンが対応可能です。カーテンの選び方としては、「横幅」よりも「丈」(長さ)が最も重要なポイントとなります。標準的な窓なら、カーテンの丈が合えば、既製カーテンから探すことができます。スタンダードな窓のタイプとしては、以下のようなものがあります。

掃き出し窓
天井に近い位置から、床下に近い位置まである窓。引き違い窓が一般的

腰高窓
天井に近い位置から、腰の高さに近い位置までの窓

スタンダードな窓 掃き出し窓と腰高窓

スタンダードな窓に 【100cm幅の既成カーテン】
リネン100%の既成カーテン

変形窓

デザイン性の高い住宅に見られる、変形窓(縦長、正方形、横長)は、一般的な窓よりも開口部が狭く、外側から開閉しにくいことから防犯性が高いのが特徴です。窓の設置場所によって、適合するカーテンやスタイル、取り付け方法が限定されます。

オーダーメードになる場合も多く、バーチカルブラインドやロールスクリーンなど、個性のあるスタイルを選べます。また、隣家や道路に面していない窓や、人の視線が気にならない窓であれば、必ずしもカーテンを吊るす必要はありません。おしゃれな窓をそのままシンプルに見せた方がセンス良く見える場合もあります。

変形窓の代表的なものとしては、以下のようなタイプがあります。

縦長の窓
横幅が狭く、縦長の長方形になっている窓。採光のために取り付けられることが多い

横長の窓
縦長の窓とは反対に、横幅が広く縦幅が狭い窓。壁の上部や下部に設けられることが多い

正方形の窓
デザイン性の高い正方形の窓

小窓
スペースに合わせて取り付けられた小さな窓。洗面所、お風呂、トイレ、キッチンなどの水回りに設置されることが多い

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カーテンの選び方に関しては、以下もご参照ください。

新居に向けたカーテン選び
新居のカーテンはどう選ぶ?最適なものを選ぶ手順と注意点 >>

小窓のカーテン選び
小窓のカーテン、どうしてる?カーテンで小窓をおしゃれに見せる方法 >>

ブラインドカーテン選び
ブラインドカーテンとは?機能やカーテンとの違い、選び方を紹介 >>

【理想のスタイル別】
カーテンの選び方

面積の広いカーテンは、実用性はもちろんですが、インテリア性も高く部屋の雰囲気を左右する重要なアイテムです。どんな雰囲気のお部屋にしたいのか、そのイメージやスタイルによっても、選ぶカーテンの選択肢が変わります。

ここでは、代表的なインテリアスタイルを挙げて、相性の良いカーテンの例をいくつかご紹介します。

ナチュラル

素材の持つ質感を大切に、ナチュラルさやシンプルさを引き出すスタイル。素材感を引き立てるため、無地で淡いカラーのカーテンを選ぶとよいでしょう。柄物を選ぶ場合には、主張の強すぎないデザインや、ナチュラルモチーフの柄が似合います。

クラシック

アンティーク家具が似合うクラシックテイストにまとめるなら、幾何学模様や古典的なデザインが美しくリピートされた緻密なデザインが似合います。重厚感のある穏やかなカラーと組み合わせることで、しっとりと落ち着いた雰囲気を演出できます。少しライトな印象にしたい場合には、透け感のある素材やメタリックな素材を組み合わせてアクセントにするとよいでしょう。

エレガント

デコラティブな室内装飾や家具の雰囲気に合う、上品ながら華やかなお部屋がお好みなら、ひだ山が多いカーテンを選び、美しいフレアラインと立体感を表現してみましょう。ドレープやレースを選ぶ際には、刺しゅうや立体的な織りのある生地を選ぶと、雰囲気が良くなります。派手すぎないカラーを選んで、上品な印象に仕上げましょう。

モダン

直線的で都会的な印象の部屋の窓は、無機質かつクールなテイストの色づかいで、スタイリッシュに見せましょう。無地が単調に感じられる場合には、色ではなく織り方の工夫で立体的なデザインを表現したドレープカーテンを選ぶのもよいでしょう。さらに、シンプルでスマートなカーテンタッセルを組み合わせることで、よりモダンな印象に仕上がります。

【機能別】カーテンの選び方

カーテンには、機能性カーテンと呼ばれるものがあります。機能性カーテンは一般的なカーテンを加工し、特殊な機能を持たせたもので、さまざまな用途があります。機能性カーテンの種類と、それぞれどのような効果を期待できるのかをまとめました。

遮光カーテン
直射日光によるまぶしさの軽減

遮熱カーテン
直射日光の熱による室温上昇の抑制

断熱カーテン
室内の温かい空気の流出の抑制

防音カーテン
部屋の内側で発生した話し声や音の漏れの軽減

防炎カーテン
火事が起きた際の燃え移り防止

防臭カーテン
室内の匂いがカーテンへの移るのを防止

UVカットカーテン
日光に含まれる紫外線の入り込み防止

遮熱カーテンと断熱カーテンは、部屋の温度を一定に保ちやすくする効果が見込めることから、通称として「防寒カーテン」と呼ばれることもあります。ほかにも、室内の人影の映り込みを軽減する「遮像カーテン」や、一方のみから反対の様子がわかるマジックミラーのように見せる「ミラーカーテン」など、新しい機能性カーテンも登場しています。

基本的には、機能が多いカーテンほど価格も高くなる傾向にあります。機能性カーテンの必要性は、窓の向きや住む人がどんな暮らし方をしているかによって異なります。例えば、寝室に東向きの窓があって朝日が部屋に入り込むのを抑えたいなら、遮光や遮熱機能がほしいですよね。カーテンの予算が限られている場合には、外からの視線が気になる大きな窓以外は、住んでみてから考えるのもよいでしょう。

その他、カーテンの機能性について詳しく知りたい方はこちらのリンクも参考にしてください。

防音カーテン
防音カーテンの効果はどれくらい?選び方や注意点について >>

機能性カーテン
カーテンの断熱効果を有効活用。知っておきたい種類と選び方 >>

【目的別】カーテンの選び方

どのような目的でカーテンを使用するかによって、その必要性や選び方は変わります。ここではカーテンを吊るす目的を絞って、どんなカーテン選びがよいのか、失敗しないカーテンの選び方について考えてみましょう。

外からの視線が気になる / 部屋の中を見えづらくしたい

道路に面した場所に窓があり外からの視線が気になる場合には、部屋の中の様子が見えないよう工夫したいものです。このとき、特に気をつけて選びたいのは、レースカーテンの生地です。レースカーテンとドレープカーテンを二重で設置する場合、夜になればドレープカーテンを閉めるケースがほとんどですが、日中はレースカーテンのみになりがちのため、外から室内が透けて見えるかもしれません。

視線を防ぐ効果が期待できる「遮像レース」を使用する以外にも、カーテンの生地の厚みや色選びを工夫することで、ある程度の対策が可能です。例えば、一般的なレースよりも厚みや織りを工夫した「ケースメント生地」なら透けにくいため、こうした素材を選ぶのもよいでしょう。また、透けやすいと思われがちなリネンカーテンも、意外にも選び方や使い方によっては部屋の中を見えづらくすることができます。

2重にした場合
ドレープ(厚手)+レース(薄手)の組み合わせ
ほとんど中の様子は分からなくなります

実際に店頭で手や照明を透かしてみて、どの程度見えづらくなるのか試してみましょう。もしくは、ショップに相談してみるのもよいでしょう。ただ、いずれにしても、夜になって照明をつけたあとは、レースカーテンの外側に設置するドレープカーテンを閉めて使用することをおすすめします。

光熱費が気になる / 冷暖房効率を高めたい

リビングやダイニングなど、広い空間でエアコンを使用する場合は、光熱費が気にかかります。大きな窓は採光という面では有効に働きますが、窓ガラスは熱も通しやすいことから、冷暖房効率は下がります。冷暖房の効果を高めるためには、カーテンの選び方として次のような点に注意してみましょう。

●厚地のカーテンを選ぶ
遮光性を高めた厚地のリネンカーテン アイボリー/HP460 >>

●断熱・遮熱・防寒(保温)機能のあるカーテンから選ぶ

また、ドレープカーテンとレースカーテンを二重にして設置するのもおすすめです。

詳しくは、以下もご参照ください。

カーテンの断熱効果を有効活用。知っておきたい種類と選び方 >>

目的に合ったカーテンを選んで、
快適な暮らしを手に入れよう

インテリアであり実用品でもあるカーテンは、暮らしを快適にしてくれるアイテムです。目的や理想のスタイルに応じて、必要な機能やデザインのカーテンが見つかれば、部屋で過ごす時間がさらに心地良く感じられることでしょう。

ボー・デコールでは、素材の持つ魅力を引き出したリネンカーテンを幅広く取り扱っています。ナチュラルな質感を大切にしたリネンカーテンは、色やデザインの選び方でどんなスタイルのお部屋にも不思議となじみます。

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1999年から「造り」「健康」「環境」をコンセプトに、全国の皆さまに永く使える上質な天然素材のインテリアを発信し続けているLOHASなインテリアショップです。オリジナルブランドの開発も手掛け、ウールラグ『ハグみじゅうたん®』リネンカーテン『Lif/Lin(リフリン)』リネンとコットンの雑貨『8à(ハチア)』を展開。全国のインテリアショップ、デパートなど258社に提供しているロハスインテリア商材の総合開発会社でもあります。オンラインショップでは、自社開発のオリジナル商品とコンセプトに添った厳選したアイテムをセレクト。手仕事で造られた永く愛用できる天然素材インテリアを、少しでもお求めやすい価格で提案しています。


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