小窓のカーテン、どうしてる?カーテンで小窓をおしゃれに見せる方法

2022.02.03 2024.03.19

窓のカーテン、どうしてる?カーテンで小窓をおしゃれに見せる方法

近年、掃き出し窓や腰高窓といった従来型の窓だけでなく、縦長や横長、正方形といった小窓を配置した住宅が増えています。

その理由は、小窓を採用することで部屋の採光性やデザイン性を高めるため。また、プライバシーを確保するために、あえて大きな窓ではなく小窓を採用することもあるでしょう。

こうした小窓には決まった規格がなく、住まいによって大きさもそれぞれです。カーテンレールもないことが多く、カーテンを付けるべきかどうかお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。

今回は、小窓に取り付けるカーテンの効果や選び方、おしゃれに見せるコツについてお伝えします。

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小窓にカーテンを設置する理由

小窓にカーテンが必要かどうかは、状況次第。例えば、小窓から美しい景色がのぞめる、窓枠におしゃれなデザインを採用しているといった場合には、あえてカーテン類を使用しないのもひとつの選択です。

小窓が多い家庭では、すべてにカーテンを付けるとなると出費も増えるかもしれません。費用を考えると、カーテンを設置する場合には、必要性の高い小窓にだけに絞った方がよいでしょう。

では、カーテンが必要なのはどのような場合なのかを考えてみましょう。

プライバシーを確保したい

窓のカーテン、どうしてる?カーテンで小窓をおしゃれに見せる方法

小さな窓は、カーテンをしないからといって、部屋の中が丸見えになって困るといったことはほとんどないかもしれません。とはいえ、設置場所が通りに面している、隣家の開口部と近いといった場合には、窓からの視線が気になることもあります。

プライバシー確保を目的として小窓にカーテンを設置する場合には、小窓からの採光や開放感は残しつつ、人の気配のみを遮ることができるよう、明るい色の薄手のカーテン生地を選ぶのがポイントです。

壁紙と同じ色を選ぶと、カーテンを閉めているときでも壁になじんで、まとまりのある印象を作れます。

まぶしさや熱の出入りを軽減したい

窓のカーテン、どうしてる?カーテンで小窓をおしゃれに見せる方法
アルミブラインド

小窓であっても、時間帯や窓の向く方向によっては、太陽の光がまぶしく感じたり、紫外線が気になったりといったこともあるでしょう。また、窓ガラスは熱を通しやすいため、暑い時期は外から熱が入り込み、寒い時期は部屋の熱を逃してしまいます。

そうした小窓のカーテンには、厚手の遮光生地か断熱・遮熱生地、あるいはUVカット加工などの機能のあるものから目的に合わせて選ぶとよいでしょう。

また、光の調節ができるブラインドタイプもおすすめです。

ブラインドカーテンについては、以下で詳しく説明しています。

ブラインドカーテンとは?機能やカーテンとの違い、選び方を紹介 >>

部屋のデザイン性をアップさせたい

窓のカーテン、どうしてる?カーテンで小窓をおしゃれに見せる方法

小窓もカーテンの設置の仕方によっては、部屋の雰囲気をおしゃれに変えることができます。インテリアのテイストに合わせて、窓辺が引き立つようなカーテンを選んでみましょう。

小窓に設置できるカーテンと
その特徴

小窓にカーテンを設置することが決まったら、どんな種類のカーテンにするかを考えてみましょう。

小窓に設置できるカーテンとして代表的な種類とそれぞれの特徴をまとめました。

カーテンタイプ

窓のカーテン、どうしてる?カーテンで小窓をおしゃれに見せる方法

小窓といってもある程度の大きさのある正方形や縦長タイプの場合、上部にカーテンレールを設置すれば、スタンダードなカーテンスタイルを楽しめます。

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ただし、カーテンレールの設置や、カーテンのオーダーに費用がかかるため、出費が増えるのがデメリット。

一方で、横長の窓で縦方向に長さがない場合には、カーテンの縦横のバランスが悪くなるため、カーテンタイプは適さないでしょう。

ロールタイプ

窓のカーテン、どうしてる?カーテンで小窓をおしゃれに見せる方法
ロールスクリーン

小窓の窓枠に、ロールスクリーンやシェードをはめ込んで設置する方法もあります。

設置の仕方としては、窓枠の内側上部にロール部のメカを付ける内枠方式と、枠の上の壁部分にロール部のメカを設置する外枠方式があります。

日差しや熱の遮断が目的であれば、小窓をすっぽりと覆うことができる外枠方式が効果的です。

一方で、窓枠からの出っ張りがない分、最も圧迫感が少ないのは内枠方式です。シンプルですっきりとした印象に仕上がります。

カフェカーテンタイプ

窓のカーテン、どうしてる?カーテンで小窓をおしゃれに見せる方法
カフェカーテン

窓枠の両サイドに突っ張り棒を渡して、窓の一部分をカーテンで覆うカフェカーテンスタイルも人気です。窓全体を覆わないため、適度な抜け感があって軽やかさのあるスタイルです。

突っ張り棒部分にカーテン生地を通したり、クリップで留めたりするだけで手軽に設置でき、おしゃれな雰囲気に仕上がります。

また、カフェカーテンのカーテン生地は、オーダーするほかにもお好きな布を購入してハンドメイドもできます。取り外しが簡単なので、お手入れがしやすく衛生的に使用できるうえ、模様替えを気軽に楽しめるのもメリットです。

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小窓をおしゃれにみせるカフェカーテンの選び方や取り付け方法については、以下をご確認ください。

小窓にぴったりなカフェカーテンの選び方。設置場所や取り付け方についてもご紹介 >>

フィルムタイプ

カーテンではありませんが、窓の見た目はそのままに効果だけをプラスしたい場合には、窓にフィルムを貼る方法もあります。

紫外線をカットしたい小窓や、すりガラスにすればよかったと後悔している小窓などには、フィルムを貼り付けるとよいでしょう。

窓用のフィルムは、DIYできるものから業者に依頼するものまで、種類も豊富にそろっています。プラスしたい効果に合わせて選んでみましょう。

小窓+カーテンを
おしゃれに見せるポイント

小窓にカーテンを設置して、お部屋のセンスアップを計画している方もいらっしゃることでしょう。

小窓の形やシチュエーション別に、どんなカーテンを選ぶとおしゃれに見えるのか、そのポイントをいくつかご紹介します。

縦長の小窓

窓のカーテン、どうしてる?カーテンで小窓をおしゃれに見せる方法
アルミブラインド

シャープな印象でデザイン性の高い縦長の小窓。縦に長さがあるため、アレンジしやすいのが特徴で、カーテンの選び方次第で雰囲気が変わります。

隠したいところだけ上手に視線を遮りながら、明かり取りとしての機能も失わないよう気を付けましょう。

ロールスクリーンでシャープな印象をプラス

窓のカーテン、どうしてる?カーテンで小窓をおしゃれに見せる方法
ロールスクリーン

縦長の小窓が持つすっきりとした印象を引き立てるなら、ロールスクリーンがおすすめ。

色は、壁色に合わせた白やオフホワイト、淡い色ながら汚れが目立ちにくいベージュ、グレージュ、ライトグレーなどが使いやすく、壁になじんですっきりとまとまります。

また、部屋のインテリアともケンカをしないため、インテリアの引き立て役となることでしょう。

透け感のあるシェードでさわやかさをプラス

窓のカーテン、どうしてる?カーテンで小窓をおしゃれに見せる方法
プレーンシェード(レースタイプ)

薄手の生地をシェードに仕立てるのもおしゃれなアイデア。

まぶしさが気にならない小窓であれば、カーテンの向こう側が見えない程度に透け感のある素材を選ぶのがポイント。抜け感があって、さわやかな表情に仕上がります。

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突っ張り棒+スタイリングの工夫でおしゃれ感をプラス

窓のカーテン、どうしてる?カーテンで小窓をおしゃれに見せる方法
カフェカーテン

窓枠の上部両サイドに突っ張り棒を渡して、やや透け感のあるカーテン生地を通して吊るします。そして、カーテンの半分くらいの長さのところをカーテンクリップで留めたり、リボンでざっくりと結びます。

とくに縦長の窓がいくつか並んでいる場合に、おしゃれさを発揮するスタイリングです。

横長の小窓

窓のカーテン、どうしてる?カーテンで小窓をおしゃれに見せる方法
ウッドブラインド

壁の上部や下部に配置されることの多い横長の小窓は、大きな窓が作れない場合に採光を確保するために作られることが多いでしょう。

天井に近い場所や足元など、視線が気になる場所に配置されることは少ないので、カーテンを付ける必要性は低いかもしれません。

縦の長さがあまりないため、カーテン類を設置する場合は、上の方にボリュームが出すぎないようバランスに気を付けましょう。

窓枠の内側にはめ込むブラインドタイプなら窓枠からの出っ張りがなく、すっきりとした印象に。ウッドブラインドなら、さらに落ち着いた印象に仕上がります。

子ども部屋の小窓

窓のカーテン、どうしてる?カーテンで小窓をおしゃれに見せる方法

子ども部屋には、ワクワクするようなポップなデザインで冒険するのも一案です。小さな柄をリピートするパターン柄より、思い切って大きなデザインにするのもおすすめ。

カーテン全面に広がる大柄のデザインは印象が強く、おしゃれに見えます。

ロールスクリーンやシェードの場合には、お子さまが誤って引っかけてしまわないように、操作用のチェーンが垂れ下がらない工夫がされているものがよいでしょう。

和室の小窓

窓のカーテン、どうしてる?カーテンで小窓をおしゃれに見せる方法
プリーツスクリーン

モダンな和室の小窓には、和紙風のプリーツスクリーンや日本の伝統色を用いたロールスクリーンを選ぶと、さりげなく和の趣を演出できます。

その際は、和室の雰囲気をバランスよく残せるよう、シンプルな色やスタイルのものが適しています。

窓のカーテン、どうしてる?カーテンで小窓をおしゃれに見せる方法
プリーツスクリーン(地窓に合わせて)

ほかにも特殊な形の窓としては、出窓があります。
出窓のスタイリングについて、詳しくは以下をご参照ください。

出窓をおしゃれに!カーテンのサイズの測り方とスタイリング術 >>

カーテンで
小窓をおしゃれに演出しよう

小窓のカーテンは、目的に合わせて必要かどうかを判断することが大切です。カーテンを設置する場合には、部屋のインテリアに同調させるのか、カーテンのデザインを強調させるのか、どちらかコンセプトを決めて選ぶと、おしゃれに演出できますよ。

ボー・デコールでは、アースカラーを基調とした天然素材のリネンカーテンを数多く取り扱っています。

リネンの程良い透け感は小窓のカーテンにも適しています。ナチュラルな色合いがすてきなカーテンを探してみませんか。

※オンラインショップでお取り扱いしているのは既製サイズのリネンカーテンとなります。その他の生地でご検討の方は新潟本店にて承ります。

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1999年から「造り」「健康」「環境」をコンセプトに、全国の皆さまに永く使える上質な天然素材のインテリアを発信し続けているLOHASなインテリアショップです。オリジナルブランドの開発も手掛け、ウールラグ『ハグみじゅうたん®』リネンカーテン『Lif/Lin(リフリン)』リネンとコットンの雑貨『8à(ハチア)』を展開。全国のインテリアショップ、デパートなど258社に提供しているロハスインテリア商材の総合開発会社でもあります。オンラインショップでは、自社開発のオリジナル商品とコンセプトに添った厳選したアイテムをセレクト。手仕事で造られた永く愛用できる天然素材インテリアを、少しでもお求めやすい価格で提案しています。


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