ダイニングテーブル ブラックチェリーの経年変化 [写真で比較]-美しく変化する天然木の魅力-

2022.01.17 2024.09.06

【写真で比較】ブラックチェリーの経年変化 -美しく変化する天然木の魅力-

ボー・デコールの天然木の無垢材家具の中でもブラックチェリーは人気の樹種。中でもブラックチェリーのダイニングテーブルやブラックチェリーのダイニングチェアは特に人気が高いインテリアです。

ブラックチェリーは樹種の中でも経年変化が最も大きく、木目の色合いが飴色に育つ過程を楽しむことができます。

良くお問い合わせをいただくブラックチェリー家具の経年変化について、出来たて、3~4年後、15年経ったものなど、たくさんの写真とともにご紹介します。

ボー・デコールオンラインとは?

1999年から「造り」「健康」「環境」をコンセプトに、永く使える上質な天然素材のインテリアを発信しているLOHASなインテリアショップ。オリジナルブランドの開発も手掛け、全国のインテリアショップ、デパートなどに提供しています。手仕事で造られた永く愛用できる天然素材インテリアを、少しでもお求めやすい価格で提案しています。

 

ブラックチェリーとは

ブラックチェリーは日本のサクランボよりも大きな、濃い赤色の実がなる木。ボー・デコールの無垢材家具の中でも人気です。古くから上質な北欧家具にも使用されている樹種です。

アメリカンブラックチェリーの実

森の中で育つ木材は、人工的に作られる工業製品のように画一的ではなく1本1本違う個性を持っています。同じ木から製材しても木目や色合いが異なり、塗装や仕上げが同じでもまったくの同色にはなりません。

木は生きていて、木材になってからも呼吸をしています。湿度の影響を受けたり、紫外線で日焼けしたりなどの変化があります。中でも色の変化が大きいのがブラックチェリー。加工したてでは明るい色(うすピンク色)をしていますが、使い込むほどに飴色に変化していきます。赤みを帯びた濃い飴色になった頃には、美しい艶も出てきます。天然木の中でも経年変化が最も大きく、魅力が存分に詰まった材種です。

ブラックチェリーは幹がまっすぐに伸びて高さ15~30メートルほどに育ちます。いかにも海外の樹木という雰囲気ですね。

木目の様子
ブラックチェリーのダイニングテーブル

ブラックチェリーバラ科 サクラ属

産地:北米
(ペンシルバニア州の森林で多くみられる)
特長:粘りと強度を持ち、細かいデザインの家具にも適している
乾燥、加工性、接着性、塗装性 ともに優れている
肌ざわり:きめ細やか、滑らかで光沢のある木肌

写真で見る
ブラックチェリー家具の経年変化

出来立ての時から驚くほど変化するブラックチェリー。美しく変化する天然木の魅力を写真でご紹介します。

出来たてのブラックチェリー家具

出来立てのブラックチェリー
ブラックチェリーのダイニングテーブル
出来たてはほんのりピンクがかった優しい色合い
※こちらのテーブルは廃盤です
ブラックチェリー
コンパクトで軽い無垢の椅子 ブラックチェリー
ハーフアームチェア ブラックチェリー×リネンオリジナルナチュラル
スタンダードチェア ブラックチェリー×リネンオリジナルナチュラル
NO42チェア

1年-3年ほど経ったブラックチェリー家具

1年目でほんのり色づき始め、おおよそ2-3年で飴色になっていきます。お手入れの頻度にもよりますが、この頃はまだそれほど艶は出ていません。

LoCEスリット
1年目のブラックチェリーTVボード
ほんのり色づき始める頃
ダイニングテーブルイメージ
3年目のブラックチェリーダイニングテーブル
北欧の名作椅子 No42 ブラックチェリーの経年変化
北欧の名作椅子 No.42
北欧の名作椅子 No42 ブラックチェリーの経年変化
左:できたて 右:3年経過

15年ほど経ったブラックチェリーの家具

15年目のブラックチェリーは艶が出てさらに深い飴色に。とてもかっこ良く育っています。

年数が経ったブラックチェリー

出来たてから4年目、15年目の色の変化を並べてみると・・・

ブラックチェリーの色の変化

こんな風に育っていきます。

ブラックチェリーの魅力のひとつ
ガムポケット

ブラックチェリーの魅力のひとつに木目に出るガムポケット(ガム)があります。私はガムポケットがブラックチェリー材の最大の魅力だと思っています。

ガムポケットとはブラックチェリーが成長する過程において木目の隙間に樹脂が溜まってできる点や筋状の痕です。このガムポケットは他の樹種では見ることはなくブラックチェリー最大の魅力です。無垢材のブラックチェリーダイニングテーブルの天板などでガムポケットが見つけられれば幸運かもしれませんね!!  

ガムポケット
ダイニングテーブルブラックチェリーのガムポケット

ブラックチェリー家具には
オイル仕上げがおすすめなわけ

美しく経年変化するブラックチェリー。とくにブラックチェリー材のダイニングテーブルは天板の木目を十分に楽しむことができます。

ブラックチェリー材の天板にオイルを塗りこむことで、オイルが浸み込み木目の濃淡がより目立つようになります。ブラックチェリーの特徴である木目の美しさを感じることができます。

オイルメンテナンスは年に1~2度必要ですが、美しい木目を楽しむならオイル仕上げがおすすめです。

オイル仕上げ
ダイニングテーブルブラックチェリーのオイル仕上げ

ウレタン仕上げ
ダイニングテーブルブラックチェリーのウレタン塗装

ブラックウォールナットに
近くなる?

ブラックウォールナットと比較すると・・・
最初から濃い茶色のブラックウォールナット。ブラックチェリーとは全く違う印象です。木目に濃淡があるのが特長ですが、経年変化で木目の濃淡がやわらかくなります。ブラックウォールナットは色の変化は少ない樹種で、ブラックチェリーは色が濃くなるのに対し、灰色味がとれて少し明るくなります。

ブラックウォールナット、ブラックチェリー共に木目が美しく経年の変化が楽しめる樹種です。多くの上質な家具やインテリアに使われています。

使い込んだ様子
左は10年以上経ったもの
こちらは色の変化は少なく艶が出ている

ブラックチェリー ⇒ 色が濃くなる、飴色に変化
ブラックウォールナット ⇒ 色が明るくなる、木目の濃淡がはっきりする

※同じ樹種でも変化の仕方はご使用の環境によっても異なります。

はじめはまったく違う色のこの2つの樹種。経年変化で色味が近くなっていきます。ブラックチェリーとブラックウォールナットで迷われている方は参考にしてみてください。

手を掛けることで味わい深くなるから、愛着を持って長く楽しめる。そんな魅力的な木「ブラックチェリー」を選んでみてはいかがでしょうか。

ブラックチェリー材が
選べる家具

チェア
ダイニングテ-ブル
リビングテ-ブル
TVボード&チェスト

各材種の経年変化は
こちらから

ウォールナットの経年変化
ブラックチェリーの経年変化
オークの経年変化

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1999年から「造り」「健康」「環境」をコンセプトに、全国の皆さまに永く使える上質な天然素材のインテリアを発信し続けているLOHASなインテリアショップです。オリジナルブランドの開発も手掛け、ウールラグ『ハグみじゅうたん®』リネンカーテン『Lif/Lin(リフリン)』リネンとコットンの雑貨『8à(ハチア)』を展開。全国のインテリアショップ、デパートなど258社に提供しているロハスインテリア商材の総合開発会社でもあります。オンラインショップでは、自社開発のオリジナル商品とコンセプトに添った厳選したアイテムをセレクト。手仕事で造られた永く愛用できる天然素材インテリアを、少しでもお求めやすい価格で提案しています。


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