気軽に簡単!天然木ダイニングテーブル(天然木テーブル)オイル仕上げのお手入れ方法
オイル仕上げの天然木ダイニングテーブルは手入れが大変そう…
そんな風に言われることが多いのですが、実はとっても簡単!普段している水拭きと同じような感覚で気軽にメンテナンスできます。
天然木ダイニングテーブルでオイル塗装かウレタン塗装を検討している方必見です。
折角天然木のダイニングテーブル無垢材や天然木のテーブル無垢材を考えているなら、木肌が呼吸でき木目の質感が引き立つオイル塗装がおすすめ。ウレタン塗装は傷や輪染みが付きにくいですが一旦傷がつくと塗膜が白く濁ってきてメンテナンスが難しいのが特長です。
天然木の無垢材、無垢集成材のダイニングテーブルやテーブル・デスクにはオイル仕上げがおすすめです。簡単なお手入れから本格メンテナンスまで、ご自宅でできるのもオイル仕上げのいいところ。お困りごと別のお手入れ方法をご紹介します。
ご自宅で簡単メンテナンス
天然木ダイニングテーブル、天然木テーブル
シーン別オイルメンテナンス方法 目次
case① 天板がカサカサしてきた
case② 輪染みが気になるときには?
case③ マジックの汚れがついてしまった!
<用意するもの>
- メンテナンスオイル
- 毛羽の立たない布(着なくなったTシャツの切れ端など)
- 紙やすり(400-1000番程度)
※メンテナンスの内容によって用意するものは異なります。
<メンテナンスの目安>
普段水拭きをせず乾燥も気にならない場所であれば3~5年に一度程度のメンテナンスで問題ありませんが、下記の環境ではこまめなメンテナンスをおすすめします。
- 水拭きを頻繁にする
- 陽当たりが良い
- エアコンやヒーターの風がよく当たる
- 乾燥しやすい
このような環境であれば天然木ダイニングテーブルの天板の様子をたまにチェックし、表面がカサカサしてきたらメンテナンスをしてあげるとより安心です。(年に1-2回程度)
お部屋を暖かくしていればオイルが木目に浸み込み表面は12時間ほどで乾きます。
顔にフェイスオイルを塗るのと同じで、艶と木目のキメの細かさが戻ります。そしてオイルを塗ることで汚れ防止にもなります。
無垢材オイル仕上げ専用 メンテナンスオイル
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case① 最近天板がカサカサしてきた
ダイニングテーブルの天板のオイルが少なくなり、天板がカサカサと毛羽立ったような状態になるのは木が乾燥している証拠。 オイル仕上げの家具は乾燥に敏感で、直射日光が当たり続ける場所や毎日の水拭きなどでオイルが少しずつ蒸発してしまいます。
そして乾燥が進むと油汚れや水分が浸透しやすく、シミや傷に弱い状態になりますので、カサついてきたなぁと思ったときにお手入れをしてあげてください。
<必要アイテム>
・ビボスオイル
・布
※タオルなどで拭いてしまうと毛羽がついてしまうので、
着古したTシャツの切れ端など綿素材のものがおすすめです。
ほこりなどテーブル天板の汚れをとる(乾拭き)
オイルのビンをよく振る
布にオイルをつけ全体的に薄くのばします
30分後に一度乾拭き、その後完全に乾いたらメンテナンス完了です!
※注意点 -使用した布はすぐに捨ててください-
こちらのオイルに含まれている亜麻仁油は乾性油とも呼ばれ、オイルが乾燥する過程で空気中の酸素と結合し、酸化反応を起こします。オイルをたっぷりと含んだ布を丸めて放置したりすることで、酸化反応を起こし熱が発生しまれに自然発火することがあります。使用した布はたっぷりの水に浸し、袋に入れてすぐに燃えるゴミとして処分をしてください。
case② 輪染みが気になるときには?
長時間コップを置いたままにしているといつの間にかついている輪染み。輪染みも味わいのひとつだと思いますが、とはいえ付いているのが気になる方も多いのでは?
普段のご使用の際はコースターを使うようにして輪染みができるのを防ぐことが一番です。もしついてしまった場合は、オイルを塗ることで染みの境目が分かりにくくなるのでcase①のオイルメンテナンスをまずはオススメします。それでも取れない場合はcase③のマジックで落書きをしてしまった!の方法をお試しください。
case③ マジックで落書きをしてしまった!
ちょっと目を離した隙にマジックで落書きをされちゃった!!こんな状態を目の当たりにしたら思わず叱ってしまいそうですが、焦らなくて大丈夫。こんな落ちそうにない汚れでも、自分でメンテナンスできるのがオイル仕上げの無垢材テーブルのいいところ。
※天然木を薄くスライスした突板材の天板は削ることはできません。(突板は厚さ2~3ミリのものが多い為)
<必要アイテム>
・ビボスオイル
・布
・紙やすり(400-1000番)
※タオルなどで拭いてしまうと毛羽がついてしまうので、着古したTシャツの切れ端など綿素材のものがおすすめです。
※紙やすりは汚れの度合いによって目の細かさを変えます。400-1000番台の間で汚れに応じてお使いください。
ほこりなどテーブル天板の汚れをとる(乾拭き)
木目に沿って紙やすりをかける
木目と同じ方向に沿ってやすりを掛けます。最初は400番台くらいの粗い方から始め、仕上げに800-1000番台くらいを使います。
※削った部分は元の木の色が出てくるので他の部分より白くなります。オイルを塗ることで多少目立たなくはなりますが、それでも削った部分の色は違って見えます。色の変化をあまりつけたくない場合は全体的にやすりを掛けてあげると安心です。
※広い面を削る場合は紙やすりをサンドペーパーに取り付けて削ると楽に削れます。ホルダーがない場合は木片などでも代用できます。
削った木の粉を拭き取る
オイルのビンをよく振る
布にオイルをつけ全体的に薄くのばします
30分後に一度乾拭き、その後完全に乾いたらメンテナンス完了です!
※注意点 -使用した布はすぐに捨ててください-
こちらのオイルに含まれている亜麻仁油は乾性油とも呼ばれ、オイルが乾燥する過程で空気中の酸素と結合し、酸化反応を起こします。オイルをたっぷりと含んだ布を丸めて放置したりすることで、酸化反応を起こし熱が発生しまれに自然発火することがあります。使用した布はたっぷりの水に浸し、袋に入れてすぐに燃えるゴミとして処分をしてください。
オイル仕上げは自分でメンテナンスができるのが、なによりのメリット。ちょっとやそっとの傷や汚れはあまり気にならず、むしろ味わい深くなるのは天然木の醍醐味ですね。オイルを塗ることで艶が生まれ、傷や汚れも目立ちにくくなり、逆に味わい深さに変わってきます。そして定期的なメンテナンスで、よりよい表情を見せてくれます。 手を掛けた分だけいい味になっていくのでやりがいもありますよ。
オイル仕上げのお手入れと
ビボスオイルに関するFAQ
オイル仕上げのテーブルや家具のお手入れについて、よくご質問いただく事項をFAQにまとめました。
塗りムラができたりしませんか?
塗りムラはほとんど気にしなくて大丈夫です
当店でご紹介しているビボスオイルは着色料の入っているオイルではありませんので、塗りムラはほとんど気にしなくて大丈夫です。ただ、塗布する量によっては若干の濡れ色の差が出る可能性はございます。
とてもよく伸びるオイルですので、一度にたくさん使わずに、少量ずつ薄く伸ばすように塗るときれいに仕上がります。
乾燥までの時間はどのくらい?
およそ12時間ほどです
環境や季節によっても前後しますが、オイルが完全に乾くまでおよそ12時間ほどです。
木の表面にオイルが染込む量は決まっているため、12時間以上経っても湿っているようであれば、多く塗りすぎているということになります。その場合は、余分なオイルを乾拭きで拭き取って下さい。
※早く乾かすために、極端にエアコンの風を直接当てるなどして乾かすのはお控えください。場合によってはオイルが抜けすぎてしまう可能性があります。
お手入れの目安はありますか?
触ったときのカサつきを目安に
乾燥してきたな、と感じたらお手入れするのがおすすめです。乾燥の目安としては、触ったときのカサつきが一番分かりやすい目安です。見た目では他の部分より少し白っぽく感じられる場合もあります。
人やペットに害がある成分(精油など)は入っていませんか?
精油は使っておりません
植物由来の天然の成分を抽出したオイルで科学的なものや精油は使っておりません。小さなお子さまやペットを飼っている方やご家庭でも安心してお使いいただけます。
オイル仕上げの
ダイニングテーブル
オイル仕上げダイニングテーブル無垢材やオイル仕上げのテレビボード無垢材などは天然木本来の味わいを楽しめ、キズがついても使い込んだ風合いになっていきます。
また時を経て次の世代に引き継ぐ場合などは簡単に補修ができます。補修後は家に来た時の状態に近づけることができます。今の時代合うサスティナブルなインテリアです。
メンテナンスブログ
ボー・デコールの天然素材インテリア
ボー・デコールオンラインとは?1999年から「造り」「健康」「環境」をコンセプトに、永く使える上質な天然素材のインテリアを発信しているLOHASなインテリアショップ。オリジナルブランドの開発も手掛け、全国のインテリアショップ、デパートなどに提供しています。手仕事で造られた永く愛用できる天然素材インテリアを、少しでもお求めやすい価格で提案しています。 |