出窓をおしゃれに!カーテンのサイズの測り方とスタイリング術

2021.11.01 2022.11.12

出窓をおしゃれに!カーテンのサイズの測り方とスタイリング術

空間のアクセントとして、リビングやLDKに出窓を設ける方も多いことでしょう。ガラス面が広い出窓は室内に光を採り入れやすく、空間を明るい印象にしてくれます。

また、出窓は、その空間に入った瞬間に思わず目が向く場所であるため、インテリアとしても重要度が高いアイテムです。出窓まわりがスタイリッシュだと部屋全体の雰囲気もランクアップして見えそうです。そんな出窓のカーテン選びは、空間の雰囲気を左右する重要なポイント!

出窓にカーテンを吊るす際のサイズの測り方から、おしゃれに見せるスタイリング術まで広くご紹介します。

ボー・デコールオンラインとは?

1999年から「造り」「健康」「環境」をコンセプトに、永く使える上質な天然素材のインテリアを発信しているLOHASなインテリアショップ。オリジナルブランドの開発も手掛け、全国のインテリアショップ、デパートなどに提供しています。手仕事で造られた永く愛用できる天然素材インテリアを、少しでもお求めやすい価格で提案しています。

 

出窓にカーテンは必要?

出窓は、通常の窓に比べて立体的で奥行きがあり、多方向から光を取り込める構造になっています。せっかく明るさを取り込むために設けた出窓に、そもそもカーテンを吊るすべきかどうかお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。

インテリアの日焼け防止&室温調整に

出窓にはカーテンを吊るした方が、メリットが大きいと言えます。というのも、カーテンを吊るすことで、インテリア性がアップするだけでなく、「遮光」や「遮熱」といった効果が期待できるからです。窓ガラスは厚みがない分、外からの光をそのまま室内に通してしまいます。ガラスの面積の広い出窓であれば、なおさらですよね。

さらに、直射日光に含まれる紫外線が、インテリアや家具の日焼け、色あせなどの原因になるのも心配です。夏の強い日差しや西日が差し込む時期にも、カーテンを挟むことで直射日光の不快なまぶしさや暑さが軽減されます。また、窓から差し込む直射日光の熱はあっという間に室温を上げてしまうため、エアコンをフル稼働することになるかもしれません。そこで、出窓にカーテンを吊るすことで無駄な温度上昇を防止。エアコンの稼働時間も削減できて、環境にも体にもやさしい暮らしを実現できそうです。

カーテンの遮熱効果については、以下をご参照ください。

カーテンの遮熱効果のメリット~有効活用のための基礎知識~ >>

目隠し効果&おしゃれ度アップ

カーテンに期待できるもうひとつの効果として、「目隠し効果」があります。出窓の設置場所が道路に面していたり、隣家の開口部(玄関や窓)に近かったりするときは、外からの視線が気になりますよね。休日の朝、うっかりパジャマ姿でうろうろしていたら、道行く人と目が合った……といったことは避けたいもの。レースのカーテンが1枚あるだけでも、外からの視線を防ぐ「遮視」の効果があります。

また、機能面だけでなく、カーテンのインテリア性も欠かせないポイントです。カーテンは面積が広いため、どんな質感やデザインを選ぶかによって、部屋の雰囲気ががらりと変わるもの。とくに長い時間を過ごすリビングのカーテンはこだわって選びたいものです。

カーテンの目隠し効果について詳しくは、以下をご参照ください。
おしゃれにみえるカーテンの選び方についても紹介しています。

目隠しカーテンでお部屋をイメージアップ!種類と選び方について紹介 >>

リビングのカーテンの選び方については、以下をご参照ください。

リビングのカーテンどう決める?コーディネート例と3つの選び方 >>

出窓に最適なカーテンのサイズの測り方

出窓のカーテンをおしゃれに見せるポイントは、窓のサイズに合わせた適正なサイズのカーテンを選ぶこと。

リネンのカーテンをあえて長めにオーダーするといった場合を除いて、適切な長さや幅を知っておく必要があります。せっかくおしゃれなカーテンを選んでも、短すぎたり長すぎたりすると印象が台無しになってしまうことも。カーテンを購入する前に、正確な計測を行いましょう。出窓のカーテンは、カーテンレールの位置によって、サイズの測り方が異なります。ここでは、2つのケースに分けてご紹介しましょう。

なお、サイズの計測をスムーズに行うために、カーテンレールの両端にあるエンドキャップと、そのエンドキャップ下に付いている固定ランナー(カーテンフックを差し込むリング)の位置をあらかじめ確認しておくとよいでしょう。

カーテンレールが出窓の外側にある場合

出窓の外側(出窓の手前側の壁面)にレールがある場合、サイズの測り方は一般的な腰高窓と同じ手順となります。カーテンの丈については、出窓下のカウンターよりも15〜20cm程度プラスして長くするのが一般的です。ただし、出窓下に家具をおく場合には、干渉しないよう調整しましょう。

  • 巾:カーテンレールの両端にある固定ランナーから固定ランナーまで
  • 丈:ランナーのリングの下端から、出窓のカウンター(床板)の下を超えて好みの長さまで

カーテンレールが出窓の内側にある場合

出窓の内側にカーテンレールがある場合は、すこし計測の手順が複雑になります。窓の形に沿ってカーテンレールが折れ曲がっている場合には、すべての辺の長さを測って足していきます。ドレープカーテンとレースカーテンが吊るせるよう2重にレールが渡してある場合には、長さが異なるため、それぞれのレールを測りましょう。

  • 巾:カーテンレールの両端にある固定ランナーから固定ランナーまで
  • 丈:ランナーのリングの下端から、出窓下のカウンターまでの長さからマイナス1cm

出窓のカーテンのおしゃれなスタイリング

出窓をどのように演出したいかによって、選ぶカーテンやスタイリングも変わります。好みのテイストに合わせて選んでみましょう。色や素材、どんな加工方法を選ぶかによって、出窓まわりの印象がまったく変わるので、センスの見せどころとも言えます。いろいろなスタイリングを考えるのも楽しい時間となるはず。参考としてインテリアのスタイルごとに、おすすめのカーテンのスタイリングをご紹介しましょう。

シンプルテイスト

シンプルなインテリアですっきりとまとめたいミニマリストの方は、壁の色に近いホワイトやベージュ系のカーテンを選ぶと、カーテンの存在感が中和されて周囲になじみます。じつは、淡い色は遮視効果が高いので、ドレープカーテン、レースカーテンともに同系色でまとめても問題ありません。外からの視線や日差しが気にならない場所に出窓がある場合には、ドレープは付けずに、レースやケースメント(やや厚手のレース)だけを付けてもよいでしょう。

ボー・デコールのHatiaシリーズは既製サイズで展開するリネンカーテン。オーダー対応はありませんが、サイズが合えば、フックの調整で多少の丈の長さの調整が可能です。リネン素材は静電気が起こりにくいのでホコリを吸い寄せにくく、意外とお手入れが簡単。湿気を調整してくれるため、さらりとした質感が人気です。

オーダーが必要な場合には、Lif/Lin(リフリン)ブランドからもリネンカーテンをお選びいただけます。

Lif/Lin(リフリン)オーダーカーテンはこちら
【Lif/Lin公式】フィールドシリーズ ドレープカーテン
【Lif/Lin公式】 エアリーシリーズ レースカーテン
※グループサイトへ移動します

ゆるナチュラル

シンプルな中にも、どこかリラックスしたゆるさを演出したいときには、素材にこだわってみてはいかがでしょうか。例えば、天然素材のリネンカーテンは、カラーリングが画一的でないところが、かえって味わい深さを与える素材です。リネンのくたっとした柔らかさを表現するために、あえて床に引きずる長さにしたブレイクスタイルもおすすめ。カーテンを開けているときは、カーテンタッセルでざっくりと結いて、ナチュラル感たっぷりの雰囲気にしてみましょう。アイアンの装飾レールを合わせて、ビンテージ感をプラスしてもすてきな雰囲気に。

ボー・デコールのHatiaシリーズのなかでも「ナチュラル」は、ほんのり生成りに色づいた自然色。出窓まわりがふんわりとやさしい雰囲気に包まれます。リネンは生地の隙間に空気を内包しているので、夏は涼しく、冬は暖かく、室温の調整にひと役買ってくれることでしょう。

ロマンティック

ホワイトを中心としたロマンティックスタイルにまとめるなら、カーテンのスタイリングに工夫をしてみましょう。同じ色と素材のカーテンでも、シェードタイプをオーダーすると、曲線を描くスタイリングから、優雅なやわらかさが生まれます。ほかにも、ドレープカーテンを開けるときに、あえて左右に寄せずに、窓の中央部分にくるように、ふんわりタッセルで結くスタイルにすると、布地の曲線を美しく見せることができます。

また、カーテンのひだの間隔を細かくしたギャザー仕上げに変更すると、細かく上品に波打つため、甘めでロマンティックな印象に。また、ギャザー仕上げは空気をたっぷり内包することから、遮熱効果も期待できそうです。

出窓のカーテンでお部屋をスタイルアップ

出窓にぴったりのカーテンを好みの方法でスタイリングすれば、インテリアスタイルに合わせて、出窓まわりをおしゃれに変身させることができます。カーテンを変えるだけで、お部屋のイメージチェンジできるのはうれしいですよね。

早速、窓のサイズを測って、ぴったりのカーテンをオーダーしてみてはいかがでしょうか。

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1999年から「造り」「健康」「環境」をコンセプトに、全国の皆さまに永く使える上質な天然素材のインテリアを発信し続けているLOHASなインテリアショップです。オリジナルブランドの開発も手掛け、ウールラグ『ハグみじゅうたん®』リネンカーテン『Lif/Lin(リフリン)』リネンとコットンの雑貨『8à(ハチア)』を展開。全国のインテリアショップ、デパートなど258社に提供しているロハスインテリア商材の総合開発会社でもあります。オンラインショップでは、自社開発のオリジナル商品とコンセプトに添った厳選したアイテムをセレクト。手仕事で造られた永く愛用できる天然素材インテリアを、少しでもお求めやすい価格で提案しています。


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