「映える」 ヴィンテージラグの世界 ヴィンテージラグインテリア -おすすめポイント-

2021.09.30 2023.08.04

ヴィンテージラグの世界

使い込まれて味わいのあるヴィンテージラグは、シンプルナチュラルなお部屋をぐっとおしゃれにしてくれるアイテムの一つ。

不思議とどんな家具にも合わせやすく、ボー・デコールのインスタグラムでも一番人気があります。

ヴィンテージラグをより楽しんでいただくために、遊牧民や農耕牧畜民が伝統的に織ってきたラグの産地や文様についてのお話しと、ヴィンテージラグインテリアのポイントとコーディネート例もご紹介します。多彩な色彩と文様をお楽しみください。

ボー・デコールオンラインとは?

1999年から「造り」「健康」「環境」をコンセプトに、永く使える上質な天然素材のインテリアを発信しているLOHASなインテリアショップ。オリジナルブランドの開発も手掛け、全国のインテリアショップ、デパートなどに提供しています。手仕事で造られた永く愛用できる天然素材インテリアを、少しでもお求めやすい価格で提案しています。

 

ヴィンテージとは

ヴィンテージまたはビンテージとは、もともとワイン製造で使われる言葉です。ブドウの収穫から醸造を経て瓶詰されたワインの中でも、特に完成度が高く、製造された年代が明確で価値がある「当たり年」のワインを「ヴィンテージワイン」と呼ぶのが本来の意味です。

ヴィンテージワインのイメージ
ヴィンテージワイン

そのワインのヴィンテージの由来から
ファッションの世界でも、(若干違いはありますが)製造されてから30年以上経て「完成度が高い」「価値が増したもの」「数量が極めて少ない限定された品」など一定の質を兼ね備えたものがヴィンテージと呼ばれます。
大量生産の衣類の場合は、あくまでユーズド(古着)と呼ばれ明確に区別されることが多いようです。いくら年数がたったとしてもヴィンテージとは呼びません。

※最近のアパレルショップでは本来の意味合いと若干異なり、1970年以前の古着を総称して「ヴィンテージ」と呼ぶこともあるようです。

ヴィンテージラグ(ビンテージラグ)とは

ヴィンテージ…「古くて価値のあるもの」「年代物のアイテム」など、作られてから時を経て希少性が増したもの。ラグや絨毯も同じように、製作されてから30年以上経過し、一定の品質があり価値のあるものをヴィンテージラグといいます。
一般的には30~50年ものは「オールド」、50~80年ものは「セミアンティーク」、80年以上経過したものは「アンティーク」というように古さを表現します。織り上げられてから30年以上の年数を経過し、希少性があり価値が増したものを総称してヴィンテージラグと呼んでします。

現在、インテリア業界では『ヴィンテージ』という言葉は混同されて使用されているようです。
ヴィンテージラグの図柄などを模して新しく生産されたラグ・絨毯は本来、ヴィンテージ風ラグ、ヴィンテージ調ラグですが、一緒くたに「ヴィンテージラグ」と表記されている場合も見受けられます。

※仕入れる国や業者によって表記は異なります。

使い込まれた美しい風合いのヴィンテージラグ(ライバルラグ)
ソファー前に敷いたイメージ
使い込まれた美しい風合いの
ヴィンテージラグ

ヴィンテージラグの名称と産地

ボー・デコールオンラインのヴィンテージラグの表記について

例えばボー・デコール オンラインでは、ヴィンテージラグの中でもトライバルは「遊牧民などの同一の出自や歴史を持つ部族」や「共通する生活様式を持つ種族」などが織り上げたラグ・絨毯をトライバルラグと呼んでいます。トライバルラグの他に織られた年代がある程度把握された手織りラグ・絨毯は国、都市、街、産地などを加えてヴィンテージ〇〇〇と呼んでいます。

ヴィンテージ トルコ、ヴィンテージイスファハン、ヴィンテージモロッコ
といったように、30年以上前に織られた手織りラグ・絨毯・トライバルラグの総称として「ヴィンテージラグ」と表記しています。

使い込まれた味わい深さとインテリア性を兼ね備えたヴィンテージラグ。織られた年代、使用期間などの違いにより風合いが増し、希少性も変わります。織られてから30~50年のものを「オールドラグ・絨毯」、50~80年のものを「セミアンティークラグ・絨毯」、80年以上経たものを「アンティークラグ・絨毯」として年代分けしています。とくに80年以上のアンティークラグは私たちも中々手に入りません。

トライバルラグ(部族絨毯)とキリム

トライバルラグ OR188-2111034 角
トライバルラグ

先ほどお伝えしたようにヴィンテージラグには、街や産地で織られた「オールドラグ」「アンティークラグ」、同じ出自や生活様式を持つ民族(遊牧民や農耕牧畜)が自分たちの生活道具として織る「トライバルラグ」があります。

トライバルは「部族、種族」という意味。トライバルラグはイランやトルコ、アフガニスタン、モロッコなどに住む少数民族や遊牧民が織る絨毯です。一般的には主に毛足(パイル)のある手織り絨毯を指します。トライバルラグは部族によってデザインに特徴があり、代々伝わる家紋の意味を持つ文様や、地域に伝承される文様などが織り込まれます。

トライバルラグの織り手である部族は数多くあります。その中でも代表的なのはカシュガイ族、バルーチ族、トルクメン族、アフシャール族など。一つの部族はさらにたくさんの一族や支族に分かれています。

移動によって文様やデザインが他の部族に伝わることもあり、中には判別が難しいものも。ただ、織った部族が不明でも、アート性の高い美しいトライバルラグは多数あり、多彩な文様やデザインを楽しむことができます。

トライバルラグの一覧はこちら
トライバルラグ(部族絨毯)一覧

そして部族が手織りで織る織物のひとつに「キリム」があります。

ヴィンテージラグ アナトリアキリム OK2-MC1207035 イメージ
キリム

キリムの一覧はこちら
ヴィンテージキリム一覧

キリムも地域や部族の伝統的な文様が織り込まれます。遊牧民や農耕牧畜民が敷物や掛け布として、暮らしのあらゆる場面で使うために作ってきた平織りの織物です。

どちらも元々は自分たちの生活道具として作られてきましたが、販売用として商業的に製作されることもありました。

ただ、都市工房で作られる緻密に工程管理された手織りキリムと比べると、比較的ざっくりとした織りで文様もおおらかに表現されているものがほとんど。

特に遊牧民が織るものは移動しながらの製作のため、織りムラや染めムラが生じることも多いのですが、それが独特の魅力になっています。

トライバルラグ OR31
途中で糸の色が変わったりするのも
自由な感性で織りあげる部族絨毯ならでは

ヴィンテージラグの名称

トライバルラグやキリムなどのヴィンテージラグは、産地名や集積地の地名で呼ばれたり、部族名、織りの種類、中には道具名などの名称で呼ばれたりと、とても複雑です。取り扱う業者によっても、仕入れる国によっても名称が違うことがあります。

ただ、大まかにはトルコやその周辺地域では地名が名称になっていることが多く、イランやアフガニスタン、中央アジアでは部族名が名称になっていることが多いというのが共通しています。

トライバルラグの織り手として名高い部族

ラグの織り手として名高い部族や、ラグの名称としても親しまれている部族のごく一部をご紹介します。

カシュガイ族の女性がギャッベを織る様子
カシュガイ族の女性がギャッベを織る様子

バルーチ族

主にパキスタン、イラン南東部、アフガニスタン北西部に居住する部族。複数の織りの技法を使いこなす卓越した技術と豊かな感性を持つことで知られている。

トライバルラグ バルーチ 濃く深い色合い
トライバルラグ バルーチ

トルクメン族

イラン北東部からトルクメニスタン、アフガニスタン北西部にかけての中央アジアに居住する部族 。最も赤にこだわりのあるトルクメン族のラグは深みのある茜色が多い。トルクメン族の中でもさらにいくつかの部族に分かれ、部族意識が強い。各部族には「ギュル」と呼ばれる特有の文様があり、部族や家柄を示す紋章のような役割を持つ。

トライバルラグ トルクメン
トライバルラグ トルクメン

ヤムート(ヨムート)族

トルクメン族を構成する主要部族の一つ。トルクメニスタン西部を主なテリトリーとする部族。

トライバルラグ トルクメン イメージ
トライバルラグ ヤムート
中央の文様が「ギュル」

アフシャール族

中央アジアからイランのケルマンに移住してきたトルクメン系の民族。

トライバルラグ アフシャール
トライバルラグ アフシャール

タイマニ族

アフガニスタンの北西部に住む農業と牧畜をしながら暮らしている部族。やわらかなウールを使ったやさしい肌ざわりも魅力。好奇心旺盛で柔軟性のある性格から、他の部族の文様も自分たちのラグに取り入れることがある。

トライバルラグ タイマニ イメージ
トライバルラグ タイマニ

バクティアリ族

イランのイスファハン西部にそびえるザグロス山脈に暮らす遊牧民族。

トライバルラグ バクティアリ
トライバルラグ バクティアリ

カシュガイ族

イラン南西部のザクロス山脈に居住する部族。ギャッベの優れた織り手として有名。今でも一部の人は遊牧生活をしている。

トライバルラグ カシュガイキリム(ソフレ)
トライバルラグ カシュガイキリム
(ソフレ)

ベルベル族

北アフリカの国モロッコの先住民族。ベルベル諸語を話す人々。ベルベル族の織るベルベル絨毯はオレンジ色や黄色など鮮やかな色が多く使われているのが特長。

トライバルラグ OR273
トライバルラグ ベルベル絨毯

ヴィンテージラグの有名産地や集積地

ヴィンテージラグの有名産地やラグの名称としても親しまれている集積地の一部をご紹介します。

生産地

シラーズ

イランの南西部に位置するファールス州の都市。シラーズ周辺には、今も一部が遊牧生活をしているカシュガイ族やハムセ族が暮らしている。

サルーク

イラン北西部に位置しており、冬場は雪が積もるような寒い地域。そのため、生息する羊の毛は、柔らかくて脂分をたくさん含んだ良質なものが多く、肌触りの良い絨毯が出来上がる。

ヘラート

アフガニスタンの北西部に位置し、かつては中央アジアとインドを結ぶ交易の重要拠点として栄えた都市。

ブハラ

シルクロードの軍事・交通・産業の重要都市として栄えた現在のウズベキスタンにある都市。ラグ・絨毯の取引きが盛んな場所。

バーミヤン

アフガニスタンのほぼ中央に位置する都市。標高が約2,500メートルもあるという。シルクロード上にあり、古くから東洋と中東の文化が交わる重要拠点として栄えた。

クンドゥズ

アフガニスタン北部に位置する都市。密に織り上げられた上品な艶のある絨毯が多い。

ミラス

トルコ南西部に位置する今も複数の遺跡が残る古代都市。ミラスの絨毯は繊細な淡い色合いが多く、上品で落ち着いた雰囲気が特徴。

セラバンド

イラン中西部に位置する地方都市。中央一面に描かれるボテ(ペイズリー)のデザインで有名。

ヴィンテージラグの文様とデザイン

トライバルラグ ガーム OR56-3012017 デザイン

ヴィンテージラグに織り込まれる文様やデザインは、それぞれ意味を持ち由来があります。好きなヴィンテージラグの文様の意味を知ると、より愛着が湧いたり、織られた時代に思いを馳せる楽しみも増すのではないでしょうか。

チナール chinar

ポプラや楓のような形の葉っぱの文様。バルーチ族やトルクメン族のラグに使われることが多い。

チナール文様
チナール文様
チナール文様

ひし型 medallion

目を抽象化した魔除けのモチーフ。他人の嫉みや悪い考え、災いから身を守ってくれると信じられている。多くの部族が用いるモチーフ。

目をモチーフにした文様「メダリオン」
目をモチーフにした文様「メダリオン」
目をモチーフにした文様「メダリオン」

ドラゴン dragon

多くの部族のトライバルラグに見られる文様。ひし形を雄羊の角のような柄が囲む柄はドラゴンを表しているとも言われる。水と空気を自由に操るドラゴンは、豊作や豊かさをもたらすと考えられている。

フックドメダリオン
フックドメダリオン
フックドメダリオン

パルメット palmette

イランのラグに多くみられる文様。ナツメヤシ(palm)の葉を意味するが、蓮の花をイメージしているとも言われる。蓮、牡丹、百合の花や椰子の細長い葉などを表すことも多い。

パルメット文様
パルメット文様
パルメット文様

ユルドゥズ(八角星) yildiz

幸運の象徴。幸せや豊穣を願って織り込まれる。

八角星
八角星
八角星

生命の樹 tree of life

繁栄や永遠の命を表すモチーフ。家族の健康や長寿を願い織り込まれる。

生命の樹

生命の樹

ギュル(家紋)

部族や家柄を示す紋章のような役割のあるトルクメン族特有の文様。部族としての「誇り」も表現されている。

ギュル(家紋)

ギュル(家紋)

キリムエンド

ヴィンテージラグの文様や色彩にはたくさんの魅力が詰まっています。さらにもう一歩、ヴィンテージラグの楽しみ方として注目していただきたいのが「キリムエンド」です。

「キリムエンド」とはトライバルラグの毛足のある部分とフリンジとの間にある平織りの部分。絨毯を摩擦から守るために、織り始めと織り終わりに装飾的に織り込まれることがあります。

シンプルな無地にステッチだけのキリムエンドもあれば、凝った文様が織り込まれているものも。織り手のセンスが現れるようでデザイン的にも面白い部分です。

キリムエンドのこだわりを見つけるのもヴィンテージラグの楽しみ方のひとつかもしれません。

ぜひキリムエンドにも注目してみてください。

織り手のセンス溢れるキリムエンド

こだわりのキリムエンド 魔除けの文様が織り込まれている
魔除けの文様が織り込まれたキリムエンド
おしゃれなキリムエンド
織り手のこだわりが詰まったおしゃれなキリムエンド
デザインが美しい
こだわりのキリムエンド
ステッチがアクセントのキリムエンド

手織り絨毯の起源

ここで少し手織り絨毯の起源ついてご紹介します。

手織り絨毯の歴史はとても古く、紀元前に遡ります。現存する最古の絨毯はすでに完成された技術で織られていることや、デザイン性の高さなどから、実際にはさらに古い時代から絨毯を織る文化があったと推測されています。

歴史上もっとも古い手織り絨毯

歴史上もっとも古い絨毯は紀元前3~5世紀頃のもので、バズィルィク絨毯(バジリク絨毯)というものです。このバジリク絨毯は現在のペルシャ絨毯の織り方と同じ高度な製作技術で織られているそうです。永久凍土から発見されたため保存状態が良く、絨毯に描かれた「へら鹿」や「馬に乗る兵士」「花」などの文様もはっきりと残っています。

現在もロシアのエルミタージュ美術館に所蔵されていますので、ロシアへ行く機会があれはぜひ。

シルクロードとカーペットベルト

中国の絹(シルク)がローマへ運ばれたことに由来する「シルクロード」では、交易をとおして様々な文化も運ばれました。そのひとつが手織り絨毯です。

シルクロードは「カーペットベルト」とも言われています。シルクロード一帯には絨毯づくりの伝統を持つ地域が広がっていたためです。民族の移動や交易とともに絨毯の技術や文様が伝えられ、各地で花開きました。

カーペットベルト

ヴィンテージラグ匂い、ヴィンテージラグ汚い という心配は

ヴィンテージラグは図柄の美しさや使い込んだ風合いはありますが
「匂いが気になるのでは」「使い込んでいるために汚いのでは」
とお思い方は多いのでないでしょうか?
遊牧民のトライバルラグは画像のように突き上げ式テントの中に大地に直に敷くのが当たりまえです。

遊牧民の突き上げ式テントと地面に直に敷いてある手織り絨毯
カシュガイ族の突き上げ式テントと
地面に直に敷いてある手織り絨毯

またヴィンテージラグは海外では日本と違い土足の生活で使用されています。ほとんどのものが埃まみれです。

気になる方は必ず洗浄済のトライバルラグか、(特に水洗浄をしているか)確認されることをおすすめします。また 洗浄済みでもすべての砂・埃が取りきれることはないと思います。

トライバルラグはそれだけの厳しい使用環境でも、はたけば埃が落ちやすく、堅牢で長持ち、使い込まれたものの方が遊び毛も少なく柔らかい風合いになっています。
「魔法のじゅうたん・空飛ぶじゅうたん」と言われている所以ではないでしょうか。

※ボー・デコールではすべてのトライバルラグ、ヴィンテージラグ、キリムを海外の提携工房で水洗いによる二度洗浄、または国内の自社クリーニング工場で洗浄を行っています。

現地の洗浄の様子
現地にて水洗いによるフル洗浄を二回行っています
国内洗浄の様子
または自社洗浄工場で洗浄を行っています

すべてのヴィンテージラグ・トライバルラグを見る
ヴィンテージラグ・トライバルラグ一覧

ヴィンテージラグ おすすめ
インテリアコーディネート

人気が高まっているヴィンテージラグやトライバルラグ。コーディネートが難しい?センスが必要なのでは?と思う方も多いかもしれません。

実はヴィンテージラグは不思議と色々なインテリアテイストになじみ、合わせやすいもの。1枚でも存在感があり、センスを感じられる癒しの空間がつくれます。

ここからはインテリアに合わせやすいヴィンテージラグの魅力をたくさんの写真とともにご紹介します。

ヴィンテージラグのインテリアは難しい?

ヴィンテージラグをインテリアに取り入れるのは難しいと思っている方は意外に多いようです。ヴィンテージラグやオールドキリムの素材は、羊をはじめとするヤギ、ラクダなどの動物の毛。基盤の糸はウールかコットンが使われます。一部にシルクや麻糸、化繊を少量使うこともありますが、基本的に天然素材の手織り絨毯です。木の家具や天然素材などのナチュラルなアイテムとも相性が良く、北欧家具、ヴィンテージ家具やアンティーク調の家具にもよく合います。

ボー・デコールのお客様は天然素材のインテリアがお好きで、素材やつくりにもこだわりを持ち丁寧にものを選ぶ方が多くいらっしゃいます。そんなお客様にもヴィンテージラグはとても人気です。インテリアのテイストを選ばず色々なお部屋で楽しめるため、年に1枚ずつ買い足すという方も。

「以前からそこにあったかのように馴染みました」
「うちに合うかな?と少し心配もありましたがいい感じになりました」
そんなお声もお寄せいただきます。是非、気負わずに楽しんでいただきたいと思います。

ヴィンテージラグのインテリア Q&A

これまでお客様からご質問いただいた中から、ヴィンテージラグのインテリアに関するもの、コーディネートに関するものをご紹介します。

自宅のインテリアに合うかわからず悩んでいます

ヴィンテージラグは少しクセがあったり、柄物が合わせにくいのではないかと心配するお声は多いものです。ですが、実際にご購入いただいたお客様から「合わなかった」というお声はほとんどありません。気になる1枚を見つけたら、自宅のインテリアに合うかどうかはあまり悩まずに、「好き」と思えるかをじっくり吟味してみてください。万が一、敷いてみたらイメージと違うという場合、ボー・デコールオンラインでは7日間の返品保証という安心のシステムがあります。ご遠慮なくご利用ください。

▶ 7日間の返品保証 詳しくはこちら

赤いトライバルラグ・絨毯は派手ですか?

ヴィンテージラグで赤いラグ・絨毯やカーペットには少し派手なイメージを持つ方も多いかもしれません。ヴィンテージラグは1枚の中でも経年変化で色の抜け感が異なり表情豊かな趣があります。赤にも色々あり、たとえばベルベル族の赤はオレンジ色に近い朱色で元気なイメージ。イランのカシュガイ族の赤は夕陽や生命を表す茜色。トルクメン族の赤は重厚でロマンを感じさせる深みのある赤。そんな風に多様な赤それぞれの魅力があります。そして時を経て褪せた色は空間と調和します。決して派手派手しい印象にはなりません。

赤いヴィンテージラグ・絨毯はは少し派手なのではと躊躇している方は、是非ご自分の好きな赤を見つけてみてください。たくさん見ていく中で、好きな赤の系統がわかってくると思います。「好きな赤」ならインテリアにもしっくり馴染むでしょう。

インテリアに調和する赤いヴィンテージラグ特集はこちら

洗えるヴィンテージラグはありますか?

ヴィンテージラグは天然素材のウールやコットンで織られています。ご自宅での洗浄は型崩れ、色落ち、色移りの恐れがあるものもあります。またラグ・絨毯は水を含むとかなりの重量になり夏場でも乾くまでに数日かかるものがほとんどです。

そしてヴィンテージやアンティークの絨毯は、通常土足の生活で長い年数洗浄されていないものがほとんどです。ボー・デコール オンラインで取り扱うヴィンテージラグ、トライバルラグは、安心してお使いいただけるよう、現地で、買い付け後に2度水洗いによるフル洗浄、もしくは国内の洗浄工場で洗浄しています。より心地よくお使いいただけます。

ヴィンテージラグインテリア 実例

ヴィンテージラグをアンティークの家具と合わせて

ヴィンテージラグとアンティークの家具は間違いない組み合わせ。アンティークの家具に合うお気に入りの1枚を見つけた喜びのお声もたくさんいただきます。

ヴィンテージラグとアンティーク調家具
ヴィンテージラグとアンティーク調家具
玄関マットサイズのヴィンテージラグ
玄関マットヴィンテージラグ

ヴィンテージラグをソファ前に

ヴィンテージラグ リビングラグとしてソファ前に敷いた様子
ヴィンテージラグ リビングラグとして

ヴィンテージラグをダイニングに

ヴィンテージラグと無垢のダイニングテーブル
ヴィンテージラグと無垢のダイニングテーブル
ヴィンテージラグと無垢のダイニングテーブルウォルナット材
ヴィンテージラグと無垢のダイニングテーブルウォルナット材

ヴィンテージラグを壁掛けで楽しむ

シートクッションサイズの小さなヴィンテージラグは壁掛けにしてアートのように楽しむのもおすすめ。もともとアート性の高いヴィンテージラグ。海外のインテリア雑誌などでは、タペストリーとして大きなラグを壁掛けにしている写真もよく見かけます。玄関やリビングの目につくコーナーなど、ふと目にしたときに嬉しくなるようなおしゃれな空間が簡単につくれますよ。

ヴィンテージラグを壁掛けで楽しむ
ヴィンテージラグ
(ヴィンテージギャッベ)

ヴィンテージラグをベッドサイドに

ベッドサイドは自分だけの空間。寝室にお気に入りのヴィンテージラグがあると、一日のはじまりを気持ち良く迎えられそうですね。ベッドをおりてすぐの足元だけでなく、海外のホテルやコテージのように、ベッドの周りに複数枚を重ね敷するのもおしゃれです。

無染色のヴィンテージラグ原毛
無染色のヴィンテージラグ原毛

[ 番外編 ] ヴィンテージ調のラグ

リバースDPシリーズ

あくまで「ヴィンテージ調」でヴィンテージではありません。ウール100%を使用して手機(てばた)で丁寧に織り上げたシリーズ。手仕事で糸を削り落とし古びた感じを出しているのでヴィンテージの雰囲気が味わえます。ポリプロピレンやアクリルなど、化学繊維の糸でつくるラグにはこの雰囲気は出せません。

図柄は、ペルシャ絨毯のオーソドックスな柄「メダリオン・コーナー・デザイン」を絶妙なカラー配色でアレンジしてデザインしました。「ヴィンテージラグの雰囲気は好きだけど、ユーズドは少し心配」という方にもおすすめ。インテリア好きの方にも高く評価いただいている手仕事で織り上げたラグです。

ヴィンテージ仕上げのリバースDPシリーズ

悩んだら小さめの1枚から

トライバルラグ OR306-2207026 壁掛けイメージ
小さめのヴィンテージラグ

ヴィンテージラグがはじめて、という方におすすめしたいのがまず小さめの1枚を取り入れてみること。一人掛けの椅子の下に、ベッドサイドに、壁に飾ったり、自分だけのスペースに置く好みの1枚をみつけて、お気に入りのコーナーを作ってみてはいかがでしょうか。

シートクッションとしても使えるミニサイズや玄関マットサイズは壁掛けにもしやすくおすすめです。

少し小さめのヴィンテージラグ一覧はこちら

自由な感性で織られた手織り絨毯は、自由に感じ取るのが一番。”好き”と思う文様や色、雰囲気には共通するものがあるかもしれません。

その時々で印象が違ったり、たくさん見ていくうちに好みが変わっていったり。そんな感じ方の変化も含めて、ぜひ自由にヴィンテージラグをお楽しみください。

ボー・デコールでは、ヴィンテージラグをもっと気軽に楽しんでいただけるよう、ラグ選びをお手伝いいたします。わからないこと、知りたいことがありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。

ヴィンテージラグ
商品個別のお問い合わせ

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ヴィンテージラグ一覧
ボー・デコールのヴィンテージラグ
トライバルラグ

玄関マットサイズ・小さめサイズのヴィンテージラグはこちら
少し小さめのヴィンテージラグ

ヴィンテージラグ風に仕上げた
上質ウールラグ
上質ウールのヴィンテージテイストラグ リバースDPシリーズ

ボー・デコールオンラインとは

1999年から「造り」「健康」「環境」をコンセプトに、全国の皆さまに永く使える上質な天然素材のインテリアを発信し続けているLOHASなインテリアショップです。オリジナルブランドの開発も手掛け、ウールラグ『ハグみじゅうたん®』リネンカーテン『Lif/Lin(リフリン)』リネンとコットンの雑貨『8à(ハチア)』を展開。全国のインテリアショップ、デパートなど258社に提供しているロハスインテリア商材の総合開発会社でもあります。オンラインショップでは、自社開発のオリジナル商品とコンセプトに添った厳選したアイテムをセレクト。手仕事で造られた永く愛用できる天然素材インテリアを、少しでもお求めやすい価格で提案しています。


インテリアショップ ボー・デコール