テレビボードはどう選ぶ?おしゃれで実用的なテレビボードの選び方

2023.06.06 2023.06.29

テレビボードはどう選ぶ?おしゃれで実用的なテレビボードの選び方

テレビの購入や引越しをきっかけに、テレビボード(テレビ台)の買い替えを検討するとき、どんなものが良いか迷うこともあるでしょう。

せっかく購入するなら、テレビとのバランスを考えつつ、使いやすいテレビボードを選びたいですよね。ところが、多くの商品を目の前にすると、何を基準に選べばよいのか迷ってしまうことも。

そんなテレビボード選びにお悩みの方に向けて、今回はテレビボードを選ぶポイントを考えてみましょう。また、ボー・デコールがおすすめする、おしゃれなテレビボードもご紹介します。

ボー・デコールオンラインとは?

1999年から「造り」「健康」「環境」をコンセプトに、永く使える上質な天然素材のインテリアを発信しているLOHASなインテリアショップ。オリジナルブランドの開発も手掛け、全国のインテリアショップ、デパートなどに提供しています。手仕事で造られた永く愛用できる天然素材インテリアを、少しでもお求めやすい価格で提案しています。

 

テレビボードの基本

テレビボードを購入する前に、「テレビボードは必要なの?」と疑問に感じる方もいらっしゃるかもしれません。確かに、テレビボードがなくてもテレビを観ることはできます。では、テレビボードにはどのような役割があるのでしょうか。

テレビボードとは

アルダー材のローボード

テレビボードは、おもにテレビを設置するための土台となる家具のこと。テレビの大きさに違いがあるように、テレビボードもさまざまなタイプが販売されています。テレビを置くだけなら、カラーボックスや小さめの棚等を利用することもできますが、テレビ本体は薄型でもそれなりに重量があります。安全面を考えると、専用のテレビボードを使用した方が安心です。

テレビボードの役割

テレビボードは、単なる「テレビを設置する台」ではありません。テレビを壁付けにしていても、テレビボードを購入する方がいらっしゃるように、テレビボードはさまざまな役割を持っています。そうしたテレビボードの役割について、くわしく見ていきましょう。

テレビの視聴が快適になる

テレビで映画鑑賞

テレビ台には、テレビを視聴しやすい位置や高さになるように調整する役割があります。どのくらいの大きさのテレビを、どんな位置で、どのような姿勢で見るのかによって、人の視線の位置(高さ)が変わるからです。

あらゆるテレビに対応できるよう、幅も高さもさまざまなテレビボードが販売されています。テレビを床へ直に置いたり、高さの合わない家具の上に設置したりすると、無理な姿勢でテレビを視聴することになります。

視線を上げるために首をあげたり、視線を落とすために背中を丸めたりすると、疲れや体のゆがみの原因につながります。とくに、映画鑑賞の際など、長時間テレビを見る方は最適な高さを考えた方が良いでしょう。

安全にテレビを使用するための環境が整う

通常、テレビボードはテレビよりも大きいサイズを選びます。とくに横幅はしっかりと余裕のあるサイズが良いでしょう。テレビボードがテレビ本体より小さいと、テレビのそばを通りかかったときに、テレビ本体と接触する可能性が高まるためです。さらに、地震などの天災に備えて、テレビ本体が倒れないような工夫を施しておくと安心です。

テレビ周りがすっきり片付く

アルダー材のローボード

テレビで映画やドラマを観たり、ゲームをしたりするとき、さっと取り出せるように映像関連機器(ブルーレイレコーダーやハードディスク、テレビゲームの本体など)はテレビの近くに置いておきたいものです。多くのテレビボードには、そうした機器類の収納場所が確保されており、使い勝手が良いように工夫されています。ごちゃつきがちなコード類をすっきりまとめるタイプもあり、見た目にも良い印象を与えます。

テレビ周りの印象が良くなる

テレビボードにはさまざまなデザインがあります。部屋の雰囲気や周辺のインテリアに合ったテレビボードを選ぶと、統一感のあるコーディネートが可能です。テレビは存在感が大きい家電であり、注目されやすいもの。家族が集まるリビングとしてだけでなく、来客時の応接をする場として利用する場合にも、おしゃれなテレビボードを備えるだけで印象が良くなります。

【関連記事】
テレビボードは収納力がカギ!選び方と収納のコツを紹介 >>

テレビボードの種類と選び方

テレビボードは、テレビを販売する大型家電量販店でも取り扱っていますが、おしゃれで実用性の高いものを選ぶなら、インテリアショップで購入するのがおすすめです。インテリアショップや専門店では、材質・色・サイズ・デザインが豊富で、インテリア性が高いのが魅力。

インテリアショップのテレビボード

ただし、おしゃれさだけで選んでしまうと、テレビを見る姿勢に無理が出たり、使いづらかったりすることも。実用性を考えるうえで、チェックしておきたいのがテレビボードの「高さ」です。

ここでは、テレビボードの種類を挙げながら、選ぶポイントを紹介します。

テレビボードの種類

まずは、インテリアショップなどで取り扱いのある、おもなテレビボードをいくつかの種類に分けて紹介します。

ハイタイプ

ハイボード

テレビボードの高さが50cm以上あるものを、ハイタイプと呼びます。ダイニングテーブルの椅子に座った状態でテレビを見る機会の多い方なら、60cm程度高さのあるハイタイプが適しています。目線の位置を下げずに、テレビが見やすい位置に納まりますよ。

【関連記事】
ハイタイプのテレビボード で雰囲気のある部屋づくり!選び方のポイントは? >>

ロータイプ

テレビボードの高さが50cm以下のものを、ロータイプと呼びます。テレビの大きさにもよりますが、一般的にソファや床面に座った状態でテレビを観る機会が多いご家庭なら、高さ40〜60cm程度のテレビボードがのぞましいとされています。圧迫感の少ないロータイプは、空間を広く見せる効果も。床面や壁面となじみのよい色を選ぶと、一続きのように見えて、すっきりした印象です。

伸縮タイプ

伸縮タイプのテレビボードには、左右のパーツをスライドさせることで横幅を調整できるものや、パーツをずらすことで角度の調整もできるものなどがあります。横幅を伸縮できるスライド式のほかにも、上下に動いて高さを変えられる昇降式のテレビボードも登場しています。限られた空間を最大限活かしたい方は、こうした調整可能なテレボードをおすすめします。

コーナータイプ

コーナーボード TVをおいた様子

部屋のコーナーは意外とデッドスペースになりがちな場所です。とくに一人暮らしのワンルームなど部屋のスペースが限られているときは、そうしたデッドスペースも有効活用したいもの。コーナー設置用のテレビ台なら、部屋の角にぴったりフィットして空間を無駄にすることなく、省スペースで設置できます。同様に、リビング以外の個室にテレビを設置する際も役立ちます。

壁掛け(フロート)タイプ

壁掛け(フロート)タイプのテレビボード

壁掛けタイプのテレビボードは、床面から浮かんでいるように見えるデザイン性のよさから、おしゃれなインテリアアイテムとして人気が高まっています。収納量は少なめになるものの、すっきりとした見た目で壁付けテレビとの相性が良く、浮かせることで床面の掃除しやすい点もメリットです。テレビを壁付けにしない場合には、テレビボードの耐荷重に注意しましょう。壁面への取り付けは、壁面の補強が必要なことも多く、専門業者による設置工事を行う場合もあります。

【関連記事】
壁掛け(フロートタイプ)のテレビボードのメリット・デメリットや注意点 >>

壁面収納タイプ(システム型)

テレビの上下や左右に収納が付いた壁面収納一体型のテレビボードは、大容量の収納スペースが魅力。DVDやブルーレイといったオーディオ関連のものや、ゲーム機やゲームソフト、それに付随する説明書にいたるまで、テレビ周りに隠して収納すれば、ふだんはすっきりと隠しておきながら、使いたいときにはさっと取り出せます。空いたスペースには好みのインテリア雑貨をディスプレイしてみましょう。大型テレビでも悪目立ちすることなく、おしゃれなインテリアの一部のように見えますよ。

テレビボードの選び方のポイント

つぎに、テレビボードの選び方のポイントを挙げてみましょう。テレビはリビング空間のフォーカルポイントとなります。フォーカルポイントとは、その空間に入ったときに自然と目が向く場所のこと。部屋の印象を左右するため、実用性とインテリア性の両方を考えて選びます。

テレビのサイズに合わせて選ぶ

テレビボードの高さについては、「テレビボードの種類」で触れましたが、テレビボードに必要な横幅はテレビの大きさ次第といえるでしょう。テレビボードの近くを通ってもテレビ本体に当たることのないよう、少なくともテレビ本体より左右に10cm以上の余裕がほしいところです。空間に余裕があれば、テレビボードの横幅があるほうが、テレビが強調されすぎずバランスよく見えます。余った空間のディスプレイを工夫すれば、いっそうおしゃれな雰囲気になるでしょう。

収納したいものの量に合わせて選ぶ

テレビボードに収納するものとして、ブルーレイやDVDを再生・録画する機器やディスク、テレビゲームやそのソフト、ケーブルテレビの受信機など、ご家庭によって収納したいものの量が異なります。収納したいものを考えると、テレビボードにどの程度の収納スペースが必要なのかが分かりやすいでしょう。ただし、リモコンを使用する場合には、機器の前に扉があると操作できない場合があります。テレビボードの扉を閉じたまま操作したい方は、オープンタイプや素材に工夫のある扉付きのもの(例えば、布製、ガラス製、メッシュ状やルーバー状など)を選ぶとよいでしょう。

部屋のインテリアのテイストに合わせて選ぶ

テレビボードは、リビングやダイニングなど家族が集まる部屋に設置することが多いのではないでしょうか。家族やお客さまが出入りするときに、テレビのある空間は自然と目が向く場所。おしゃれなテレビボードを選んで、センスよく見せたいところです。テレビボードは、リビングやダイニングのインテリアに合わせて、全体のバランスを考えながら選びましょう。ポイントは、色・素材・テイストうち、ひとつを統一すること。日常的に使うものに奇抜な色やデザインを選ぶと飽きやすいため、長く同じものを愛用したい方は、シンプルなデザインを選ぶことをおすすめします。

おすすめしたい天然木のテレビボード

ボー・デコールでは取り扱う商品に共通するコンセプトとして、「健康」「環境」「造り」にこだわり、長い年月をかけて愛用いただける家具を厳選して提供しております。テレビボードにもしっかりとこのコンセプトを活かし、使い勝手の良い商品をご用意しました。

続いて、数ある商品のなかから、ボー・デコールがおすすめする天然木のテレビボードを紹介します。

天然木とは?無垢材とは?

ボー・デコールでは、天然木をはじめとする天然素材でつくられた家具やインテリアを扱っています。とくに天然木の木製家具は、ナチュラルな木目模様や風合いが感じられることから、人気の高い商品です。色合いや木目模様に個体差があるのも天然木ならではの味わい。徐々に色が変化する経年変化も楽しみのひとつといえるでしょう。

なかでも無垢材は、天然木の丸太から目的にあった大きさに切り出したものを指します。余計な手を加えないことで、より自然に近いナチュラルな質感を楽しめます。無垢材で木製家具につくるためには、乾燥させたり、将来的な反りを予測してデザインしたりといった手間や時間がかけられています。無垢材の家具がほかの木質系材料に比べて高額なのは、こうした技術が必要なためです。

天然木を使ったテレビボードの特徴とメリット

テレビのような家電は、そのままでは無機質な印象ですが、天然木のテレビボードを組み合わせることで、部屋の雰囲気をやわらげてくれます。さらに、商品によって耐荷重は異なりますが、自重のある無垢材のテレビボード なら、大型テレビを設置してもじゅうぶんな安定感があるのが魅力です。

さらに、無垢材はメンテナンスの面でも優秀です。傷ができた場合には、擦(こす)り落としてオイルを塗布するといった適切なメンテナンスによって、長期間きれいな状態を保つことができます。無垢材のテレビボードは、それぞれに木目模様や節のある場所が異なるため、世界に一つだけのものが手に入るのも嬉しいポイントです。長年使用することで、色合いの経年変化も楽しめます。

ボー・デコールオンラインのテレビボードをご紹介

数あるテレビボードのなかから、ボー・デコールで人気のテレビボードをいくつかご紹介しましょう。それぞれ横幅や高さに違いがあるので、空間にぴったりあうものを探してみてください。

国産総無垢テレビボード(オープンTVボード)

オープンTVボード

サイズ:幅100〜220cm(20cm単位)× 奥行き40cm × 高さ38cm
対荷重:70kg

オープンスタイルで空間の抜けがあり、無垢材なのに軽やかさを感じさせるテレビボード。板の直線部分を丸みのあるフォルムに仕上げ、ナチュラルな無垢材にやわらかでスマートな印象を持たせています。部屋の雰囲気に合わせて、ウォールナット、ナラ(オーク)、ブラックチェリーから好みの素材を選べるのも人気のポイント。配線が見えないよう、テレビボードの背面にくぼみや配線穴を用意。可動式の専用のブックエンド(別売)を使えば、本やDVDを立ててすっきりと整理できます。

ブラックガラステレビボード

ブラックガラステレビボード

サイズ:幅160〜200cm(20cm単位)× 奥行き33.5cm / 43.5cm × 高さ33cm
対荷重:60kg

落ち着いたカラーのウォールナット材にブラックガラスを組み合わせたテレビボード。重たくなりがちな配色ですが、テレビボードを低めにデザインし、そこにガラスを合わせることで、圧迫感を抑えました。ネット配信が主流になってきていることもあり、収納したいものが少なめの方には、ほどよいサイズ感です。ガラス扉を閉じたまま、機器のリモコンを操作できる点も嬉しいポイントです。

ダイニングでも使えるハイボード

highボード

サイズ:幅170cm × 奥行き39cm × 高さ63cm(脚の高さ15.5cm)
対荷重:60kg

左右に引き戸、中央に浅型の引き出しを備えたハイタイプのテレビボード。筒状の華奢な脚にすることで、高さがありながら宙に浮いているように見えるデザインが特徴的です。テレビを見るときの目線が高い位置になるため、ダイニングチェアに座ってテレビを観る機会の多いご家庭におすすめしたいテレビボードです。テレビを設置しなくても、テレビボードの上の壁面をスクリーンに見立ててプロジェクターで投影するといった楽しみ方もできますよ。

【関連記事】
ナチュラルインテリアに合う無垢材テレビボード -種類やサイズ・価格の違い- >>

目的に合ったテレビボードをじっくり選ぼう

目的にあったおしゃれなテレビボードを設置すると、空間全体の印象がぐっと良くなります。また、適切なサイズや高さを選ぶことで、疲れにくい姿勢で快適にテレビを見ることができます。テレビを購入する際には、テレビ本体はもちろんですが、テレビボードもじっくりと吟味して選ぶことをおすすめします。

ボー・デコールでは、おしゃれでこだわりのある天然木のテレビボードを多数取り扱っています。自然の風合いをそのまま活かしつつ、必要な工夫や仕上げを施すことで、おしゃれで使いやすいテレビボードを揃えています。天然木のテレビボードを長く使いながら、年月と共に美しい艶が増す色合いの変化を楽しんでみませんか。

ボー・デコールの木製テレビボード

テレビボード&チェスト | オイル仕上げの天然木ボード

ワンスリットTVボード(木製テレビボード)

ダイニングでも使えるハイボード

ブラックガラステレビボード

総無垢材のオープンテレビボード

ボー・デコールオンラインとは

1999年から「造り」「健康」「環境」をコンセプトに、全国の皆さまに永く使える上質な天然素材のインテリアを発信し続けているLOHASなインテリアショップです。オリジナルブランドの開発も手掛け、ウールラグ『ハグみじゅうたん®』リネンカーテン『Lif/Lin(リフリン)』リネンとコットンの雑貨『8à(ハチア)』を展開。全国のインテリアショップ、デパートなど258社に提供しているロハスインテリア商材の総合開発会社でもあります。オンラインショップでは、自社開発のオリジナル商品とコンセプトに添った厳選したアイテムをセレクト。手仕事で造られた永く愛用できる天然素材インテリアを、少しでもお求めやすい価格で提案しています。


インテリアショップ ボー・デコール