ナチュラルインテリアに合う無垢材テレビボード -種類やサイズ・価格の違い-

2022.03.14 2022.11.07

ナチュラルインテリアに合う無垢材テレビボード 種類やサイズ・価格の違い

無垢材のテレビボードといっても種類は様々。全て無垢材のもの、一部だけに使われているもの、それぞれ理由がありデザインされています。材種によって雰囲気も違うので、どんな風に選んだらいいか迷う方も多いようです。種類やサイズ、価格の違いなどと合わせて、ナチュラルインテリアに合うテレビボードの選び方をご紹介します。

ボー・デコールオンラインとは?

1999年から「造り」「健康」「環境」をコンセプトに、永く使える上質な天然素材のインテリアを発信しているLOHASなインテリアショップ。オリジナルブランドの開発も手掛け、全国のインテリアショップ、デパートなどに提供しています。手仕事で造られた永く愛用できる天然素材インテリアを、少しでもお求めやすい価格で提案しています。

 

無垢材テレビボードの種類と特徴

無垢材のテレビボードは大きく分けて総無垢と一部に無垢材を使用したものがあります。無垢材は乾燥により反りが出ることもあります。そのため、扉付き、引き出し付きのテレビボードを総無垢で製作するにはとても技術が必要です。ボー・デコールでは扉や引き出しの無いオープンタイプでは総無垢のテレビボードを、扉や引き出しのあるタイプでは正面または一部に無垢材を使用したテレビボードをおすすめしています。

それぞれの特徴をご紹介しましょう。

総無垢のテレビボード

全てが無垢材で作られているテレビボードは、使い込むことで色が変化する天然木ならではの魅力を存分に楽しむことができます。正面だけでなく、側面や天板などすべての部分に無垢の板が使われています。どこから見ても天然木の重厚感と木目や木肌の質感を全体に楽しむことができます。

一方すべてが無垢材で作られていることでデメリットもあります。

デメリット
・重さ
全て無垢材でつくられた家具はとても重くなります。特に大きさのある無垢材家具は、一人で気軽に模様替えするのは難しいでしょう。ただ、その分重厚感のあるナチュラルで落ち着いたインテリアになります。

・価格
全て無垢材でつくるため、比較的高価格なものが多くなります。

一部が無垢材のテレビボード

側面や背面の板は突板という薄い板を張り合わせたものや、木目のシートを貼った合板などを使ったテレビボードは、全て無垢材で作るよりも軽く仕上げることができ、無垢材の反りによって引き出しや扉が開きにくくなる心配も少ないのが特徴です。正面など部分的に無垢材を使い、合板などをバランス良く組み合わせたテレビボードはナチュラルなインテリアにも良く合います。

デメリット

突板は木を薄くスライスしたシートを貼り付けたもの。表面の木のシートが削れたり剥がれたりすると中のベニヤが出てきます。また、扉や引き出しのないオープンボードの場合、側面が目につきやすく、接合部分が少し目立ってしまうことがあります。

無垢材の特徴

全て無垢材、一部が無垢材、どちらにも共通する無垢材の特徴をご紹介します。

ひとつひとつ木目や色合いが異なる

無垢材は節が入っていたり、色のばらつきが出たりします。一般的に天然木の無垢材を使った注文家具は店頭で現品購入する場合を除き、木目を選ぶことはできません。節は人工的に作られた材料にはないもの。天然木である証です。オンラインショップで購入して、写真と全く同じ木目や節の入り方をした家具が届くことはありません。自然な木目や節の入り方、均一でない不完全さや揺らぎに美しさを見い出していただける方にはとても魅力的なものになります。

木目について
節は天然木の証
ガムポケット
ブラックチェリーに出るガムポケット

天然木ならではの木目の違い、個体差を楽しんでいただければと思います。
オイル仕上げの場合はキズや汚れを削ってメンテナンスができるのも良さのひとつです。

▼ オイルメンテナンスの方法はこちらの記事もご覧ください。

気軽に簡単!天然木のオイルメンテナンス方法

乾燥に弱い

無垢材は乾燥により反りやひび、割れを起こすことがあります。エアコンの風が直接当たる場所に置いていたり、陽射しの強い部屋で使っていると経年による色の変化も早く、乾燥が進みやすくなります。乾燥すると板に反りが出ることもあり、場合によっては引き出しや扉が開かなくなることも。

人気の材種

テレビボードやリビングボードに使われる無垢材で人気の材種は、ウォールナット、オーク(ナラ)、チェリー(ブラックチェリー)など。それぞれ下記のような特徴があります。

ウォールナット

ウォールナット
ウォールナット

チーク、マホガニーと並んで世界三大銘木の一つ。衝撃に強く、木肌が美しい樹種です。作りたてはうっすら紫色を帯びた濃い茶色をしていますが、使い込んでいくと少し明るく変化します。

オーク(ナラ)

オーク

どんぐりのなる木で、黄みがかった明るい肌色をしています。虎斑(とらふ)という独特の木目が特徴です。とても硬く、昔からウィスキーの樽や野球のバットなどに使われてきた丈夫な木です。

チェリー(ブラックチェリー)

樹種_ブラックチェリー
ブラックチェリー

最も色の変化を楽しめる樹種。加工したては明るい色(うすピンク色)、使い込むほどに飴色に変化していきます。ガムポケット、シュガースポット、かすりなどと呼ばれる黒い点や線が入ることがあるのも特徴。きめ細やかで光沢があり、滑らかな肌触りです。

▼ ブラックチェリーの経年変化についてはこちらの記事もご覧ください。

【写真で比較】ブラックチェリーの経年変化 -美しく変化する天然木の魅力-

テレビボードの選び方

無垢材でつくられる家具は天然木の特徴を知ったうえで購入することが大切です。雰囲気やデザインの良さだけではなく、事前に特徴を確認して選ぶようにしましょう。また、テレビボードは使い方によって選ぶ基準も変わってきます。収納力が必要かどうか、AV機器の操作性などもチェックして選ぶことをおすすめします。

Point! チェックポイント

  • 置きたいテレビサイズがおけるか
  • AV機器の操作性・コードなどの収納性
オープンテレビボード
中央板の裏側にコードをまとめて隠して置けるちょっとした配慮のあるテレビボード

まとめ

  • 無垢材のテレビボードには全ての部材が無垢材のものと、部分的に無垢材のものがある
  • 無垢材家具はひとつひとつ木目や節の入り方、色合いが異なる
  • 無垢材は乾燥に弱い。エアコンの風が直に当たる場所、直射日光が当たる場所は避けましょう
  • 人気の材種はウォルナット、オーク(ナラ)、チェリー
  • テレビボードは雰囲気やデザインの良さだけでなく収納性・操作性もチェックして選びましょう

無垢材のテレビボードはシンプルでナチュラルなインテリアテイストや、北欧スタイルがお好きな方にもおすすめです。

無垢材テレビボードの一覧
ボー・デコールの天然素材インテリア
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1999年から「造り」「健康」「環境」をコンセプトに、全国の皆さまに永く使える上質な天然素材のインテリアを発信し続けているLOHASなインテリアショップです。オリジナルブランドの開発も手掛け、ウールラグ『ハグみじゅうたん®』リネンカーテン『Lif/Lin(リフリン)』リネンとコットンの雑貨『8à(ハチア)』を展開。全国のインテリアショップ、デパートなど258社に提供しているロハスインテリア商材の総合開発会社でもあります。オンラインショップでは、自社開発のオリジナル商品とコンセプトに添った厳選したアイテムをセレクト。手仕事で造られた永く愛用できる天然素材インテリアを、少しでもお求めやすい価格で提案しています。


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