おしゃれなダイニングテーブルの選び方。実用性からコーディネートまで
ダイニング空間の主役であるダイニングテーブルは、食卓としてはもちろん、家族団らんで過ごす大切な場所。空間の印象を左右する大切なアイテムであるからこそ、おしゃれなテーブルを選びたいという方も多いことでしょう。
今回は、ダイニングテーブルの基礎知識をおさらいしながら、実用性の高さとおしゃれさの両方を兼ね備えたダイニングテーブルの選び方を考えてみましょう。
また、ボー・デコールがおすすめするダイニングテーブルもご紹介します。
ボー・デコールオンラインとは?1999年から「造り」「健康」「環境」をコンセプトに、永く使える上質な天然素材のインテリアを発信しているLOHASなインテリアショップ。オリジナルブランドの開発も手掛け、全国のインテリアショップ、デパートなどに提供しています。手仕事で造られた永く愛用できる天然素材インテリアを、少しでもお求めやすい価格で提案しています。 |
ダイニングテーブルの基本
ダイニングテーブルを選ぶ前に、どんな種類のダイニングテーブルがあるのか、詳しく見ていきましょう。
ダイニングテーブルとは?
ダイニングテーブルとは、英語の「dining table」をカタカナで表現した言葉。日本語では「食卓」とも呼ばれ、「食事をするためのテーブル」を指します。イスに座って使うことを前提として、天板の高さのあるテーブルを意味し、天板が低い位置にある「ちゃぶ台」や「座卓」とは分けて考えます。
ダイニングテーブルの大きさは、コンパクトなものから大型のものまで幅広く、天板の形状も円形・方形・楕円形などさまざま。脚の本数や形状にも種類があり、シンプルなデザインから複雑な装飾が施されたものまで、種類も豊富です。
ダイニングテーブルの使い方
ダイニングテーブルは、もちろん「食事をとるためのテーブル」なのですが、家のなかの中心的な存在として、ほかにも役割を担うことが多いようです。続いて、ダイニングテーブルがどのようなシーンで使われているのか、その役割を見ていきましょう。
- 家族が集まる場所として
ダイニングやLDKで存在感を放つダイニングテーブルは、家族が気軽に集まりやすい場所。ダイニングテーブルでは、家族が自然と顔を合わせたり、会話したりといったように、自然なコミュニケーションが生まれます。
- お客さまの応接の場所として
ライフスタイルの変化とともに、応接室を設ける家が少なくなり、ダイニングテーブルを応接用として兼用するご家庭も増えているようです。そうした場合、ダイニングテーブルは、お客さまにお茶を出したり、もてなしたりする、少しフォーマルな場所にもなります。
- お子さまの学習の場所として
近頃、子どもがリビングやダイニングで宿題や学習に取り組む「リビング学習」が注目されています。ダイニングテーブルをお子さまの学習場所として使うご家庭も多いかもしれません。家族の存在が身近に感じられるダイニングテーブルは、子どもにとって安心できる場所ともいえそうですね。
- 仕事や作業場所として
仕事や作業の場として、ダイニングテーブルを使うこともあるでしょう。大きなダイニングテーブルは、ノートパソコンや資料を広げても余裕があり、作業がしやすいというメリットがあります。また、ちょっとしたテレワークの場所としても利用できます。
このように幅広い用途で使われることから、ダイニングテーブルは、家のなかでも重要な家具であることがわかります。幅広く活用するためにも、ダイニングテーブル選びは慎重に行いたいですね。
ダイニングテーブルの選び方
その1:実用性を重視
ダイニングテーブルには、さまざまなサイズ展開があり、色・素材・デザインも多種多様です。そのなかから家族にとって最適なダイニングテーブルを選ぶには、どんなことに注目すればよいのでしょうか。ここでは、サイズ・高さ・形状・機能といった実用面に注目して、家族が使いやすいダイニングテーブルを考えてみましょう。
人数によって異なる適切なサイズ
ダイニングテーブルを選ぶ際、多くの人がサイズ選びで悩むようです。ダイニングテーブルの大きさは、使用人数をベースに考えます。ここで重要なのが、天板のサイズ。一般的に、食事をとるためには、大人1人につき、少なくとも横幅60cm×奥行40cmのスペースが必要だと言われています。食事の際に肘が干渉しないサイズとしては、1人あたり横幅70cm×奥行45cm程度のスペースがあると良いでしょう。
では、実際に、ダイニングテーブルにはどのようなサイズがあるのでしょうか。人数ごとに適切なダイニングテーブルの具体的なサイズの目安を紹介します。
2人用ダイニングテーブル
- 長方形(正方形)の場合:横幅80cm(〜90cm)×奥行き80cm(〜90cm)
- 円形の場合:直径80〜90cm程度
- カウンターの場合:横幅120cm(〜150cm)×奥行き40cm(〜45cm)
3〜4人用ダイニングテーブル
- 長方形の場合:横幅120cm(〜150cm)×奥行き80cm(〜90cm)
- 円形の場合:直径100〜120cm程度
5〜6人用
- 長方形の場合:横幅180cm(〜200cm)×奥行き90cm(〜100cm)
- 円形の場合:直径120cm以上
1~2人で使用する場合でも、学習用やテレワーク用のデスクとしても兼用するなら、パソコンや資料を置けるよう、奥行きが60~65cm程度あるダイニングテーブルが使いやすいでしょう。
また、デザインによっては、脚部が着席の妨げになることも。その場合は、想定よりも少ない人数しか座れないため注意しましょう。
3~4人以上でカウンター型を使用する場合、少なくとも横幅200cm以上が必要になります。一般家庭では現実的ではないかもしれません。長方形か円形のテーブルを使用するのがおすすめです。
イスとのバランスが良い高さ
一般的な国産のダイニングテーブルの場合、床から天板までの高さは70〜72cm。これは、標準体型の日本人がイスに座ったときに、体に負担のないサイズです。
一方で、海外からの輸入家具では、天板の高さが75cm程あることも。これは身長の違いと靴をはいて過ごすライフスタイルの違いによるものです。
また、ソファ向けのダイニングテーブルなどの場合、シートハイ(イスの床から座面までの高さ)に合わせて、天板の高さが63〜67cm程度と低めに設定されています。
ところで、ダイニングテーブル選びでもっとも重要なポイントは、天板の高さではなく、イスの座面から天板までの距離(差尺)です。平均的な大人の場合、この差尺が25〜30cm程度あれば使いやすいでしょう。
とはいえ、体型には個体差があります。使いやすさをしっかりと体感してから購入したい方は、実際の使用環境と同じように靴を脱いで試してみることをおすすめします。
形状による違い
ダイニングテーブルの天板には、正方形・長方形・円形・楕円形などがあります。天板の形の違いは選び方に関係するのでしょうか。ここでは、ダイニングテーブルの形状による使いやすさの違いについて考えてみましょう。
長方形のダイニングテーブル
サイズが豊富で、人数に合わせたサイズ選びがしやすいのが大きな特徴です。スタンダードな長方形は、ワークテーブルとしても使い勝手が良いでしょう。
また、壁つけしやすいのもメリットのひとつ。近頃では、キッチン台の横に長方形のダイニングテーブルを配置するレイアウトも注目されています。
ただし、テーブルが大型になると、対角線上に座る人の距離が遠くなりやすく、会話しにくい環境になります。
正方形のダイニングテーブル
一般的に小型のものが多く、少人数での利用に向いています。1〜2人で使用する場合、長方形のテーブルよりも省スペースに設置できるのがメリットです。コンパクトサイズのため、座る人同士の距離が近いのが特徴。会話が弾みやすい反面、応接用には使いづらいかもしれません。
円形
角のない丸い形は、空間をやわらかな印象に演出してくれます。正方形と同様に、比較的コンパクトなサイズ展開が多く、1~4人程度の利用に適しています。直線的な家具や設備が多いなか、曲線デザインが加わることで、おしゃれな印象がアップします。
ただし、円形のテーブルは、大きさの割にデッドスペースが多く、作業テーブルとの兼用には不向きといえるでしょう。
楕円形
長方形と円形のどちらの長所も持っているのが楕円形のテーブルです。大人数にも対応でき、角がないことで空間にやわらかさや温かみを感じさせます。円形に比べると天板が広めで、作業テーブルとしても使用できますが、デザインによってはデッドスペースが多いので注意しましょう。
使い勝手が広がる伸長機能
最近は、使用状況に合わせて天板の長さを調整できるダイニングテーブルも増えています。伸長機能を持つテーブルは、「伸長式テーブル」または「エクステンション・テーブル」と呼ばれ、拡張のしかたによって「天板伸長式」「補助天板取り外し式」「バタフライ式」などがあります。
普段は、コンパクトに使用しながら、来客時には大きく広げて使用できるのが魅力。来客が多いご家庭なら、日常的はコンパクトに、ホームパーティーなどでは大きく使えて便利ですよ。また、将来的に家族が増える予定がある場合にも、伸長式テーブルなら安心です。
こうしたテーブルを選ぶ際には、操作性の良さも大事なポイントです。購入前に販売店で天板の動かし方を見せてもらいましょう。
ダイニングテーブルの選び方
その2:コーディネート視点
ダイニングテーブルは、その空間の主役ともいえる大型家具です。ダイニングテーブルの選び方しだいで、ダイニングやLDKの印象が変わります。おしゃれなダイニングテーブルを選んで、空間をランクアップさせてみましょう。
ダイニング空間をおしゃれに見せる、ダイニングテーブルの選び方を紹介します。
素材による印象の違い
コーディネートを考える際には、素材の特徴を知ることが大切です。ダイニングテーブルによく使用される素材の特徴を見てみましょう。
木製ダイニングテーブル
木製の天板のダイニングテーブルは、木の持つナチュラルな質感が魅力。時代に左右されない人気の定番素材といえるでしょう。加工の自由度が高く、さまざまなデザインが展開されています。木製には、大きく分けて「無垢材」と「突き板」の2種類があります。
無垢材を使用したテーブルからは、天然木の質感やぬくもりが伝わり、時とともに味が深まります。とくに無垢材は、天板の木目の表情が一つひとつ異なるため、お気に入りのものを探してみましょう。
一方で、突き板(薄くスライスした木材をベニヤ板や集成材に貼り合わせたもの)を使用したテーブルは、軽量で扱いやすいのが特徴。いずれも樹種によって、異なる色合いや風合いを楽しめます。
大理石のダイニングテーブル
大理石には、「天然大理石」と「人工大理石」がありますが、天然大理石は高価であるため、ダイニングテーブルに使用される素材としては人工大理石が多いでしょう。
人工大理石は、衛生的で耐水性があり、キッチン台や浴槽の素材としても重宝されています。色やデザインも豊富で、なかでも天然大理石風の石目模様のデザインは、ホテルのような上品な雰囲気づくりに効果的。加工しやすい素材のため、円形や楕円形のデザインも見られます。
ただし、大理石は重量があり、天板に大きな衝撃を加えると割れる可能性があります。引っ越しが多い方や、頻繁に配置換えを楽しみたい方は慎重に考える必要があるでしょう。
ガラスのダイニングテーブル
ガラス製の天板のダイニングテーブルは、スタイリッシュな印象。大きいサイズを選んでも、圧迫感が少ないのが特徴で、マンション等のモデルルームでも使用されることが多い素材です。
天板の上からテーブル下が透けてみえるため、脚部が繊細で美しいデザインを選ぶのがおすすめ。モダンなインテリアの部屋に合わせると、より洗練された雰囲気になりますよ。
ガラス天板は冷たい印象になるように感じている場合は、脚部が木製のものを選ぶと、あたたかみが加わります。さらにデザインのメリハリが出て、おしゃれさもアップするでしょう。
メラミン合板のダイニングテーブル
メラミン合板は、メラミン化粧板(メラミン樹脂に浸した紙を重ねた薄い板)を芯材の両面に貼り合わせて作られる素材です。表面にプリントできるため自由に柄を表現でき、色柄のバリエーションが豊富。一見すると本物のようにも見える、木目調や石目調・セメント調・レザー調といったデザインを選ぶと、高級感もオシャレ度もアップ。
一方で、真っ白な天板のダイニングテーブルを選ぶと、クリーンな印象を与えてくれます。白いテーブルに料理を並べるだけで、コントラストが効いて、料理をいっそうおいしそうに見せることも。
生活感を抑えたシャープなデザインを選ぶと、ワークテーブルとしても使いやすいでしょう。
質感が異なる塗装
ダイニングテーブルのなかでも、とくに人気の高い木材のテーブルについて、もう少し詳しく紹介しましょう。
木製品は、「無塗装」「オイル塗装」「ウレタン塗装」といった仕上げ方法があり、同じ商品でも異なる印象になります。ここでは木製テーブルの仕上げによる質感や風合いの違いを紹介します。
無塗装
無塗装とは、文字どおり木材に仕上げの塗料を施さない状態のこと。天然木の質感をそのまま楽しめるタイプです。ただし、美しいまま使い続けたい場合には、入念なお手入れが欠かせません。
また、DIYが得意な方は、好みのオイルを塗布して、オイル仕上げにすることも可能です。
オイル仕上げ(オイル・フィニッシュ)
ナチュラルな木材の表面に、オイルを染み込ませて仕上げる方法です。オイル仕上げされた木は、無塗装に比べると、若干落ち着いた色合いになるものの、無垢材と同様に天然木の風合いや手触りを楽しめます。
日常のメンテナンスは、乾拭きが中心です。ある程度の傷や汚れはやすりで削ってメンテナンスする方法もあります。
ウレタン仕上げ
ナチュラルな木材の表面に、ウレタン塗装(プラスチックの薄い膜)を施して仕上げる方法。素材に透明な艶感が加わります。一方で、木の表面を膜で覆ってしまうため、木製特有の手触りは失われます。
とはいえ、近頃では、ウレタン塗装が薄いナチュラルな仕上げのものも多く販売されています。日常のお手入れは、水分をしっかりと絞った布で拭き取ります。お手入れが楽で衛生的な反面、ウレタン層に深い傷を入れてしまうと修復が難しいでしょう。
家具に使われる木材の種類や仕上げ方法について、もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
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脚の形状
ダイニングテーブルの脚は、4本脚がもっとも一般的ですが、デザインによってさまざまなスタイルがあります。それぞれの特徴をみていきましょう。加えて、特殊な脚の形状のダイニングテーブルについても紹介します。
1本脚
天板の中央に脚があるタイプ。天板を支えるため、ある程度しっかり太さのある脚が付けられています。
天板のコーナーに脚がないため、自由にイスを配置できるのが特徴です。大人数でも使用しやすい形です。
2本脚
天板の両サイドに2本の脚が付くタイプです。天板がしっかりと安定されるため、勉強机やワークテーブルなどによく見られます。足元が比較的すっきりとしていますが、脚のある側には着席できません。
3本脚
あまり多くはないものの、コンパクトな円形や楕円形のテーブルで3本脚が採用されていることも。4本脚のテーブルよりも脚が少ないため、足元の空間に余裕があります。
特に3人で使用する場合は、脚と脚のあいだにバランスよくイスが収まり、少人数での利用の際に使い勝手が良いでしょう。コンパクトであると同時に、足元に少し余裕を持たせたいときに適しています。
4本脚
もっともスタンダードな脚の形状。天板の四隅に脚が取り付けられているのが定番で、豊富なバリエーションがあります。シンプルな柱状やテーパードされたデザインのほか、装飾付きのデザインも見つかります。どんな脚を選ぶのかによって、全体の印象が変わります。
ゲートレッグテーブル
ゲートレッグとは、伸長式テーブルを広げて使用する際に支脚となる脚のことです。リーフと呼ばれる天板を持ち上げると、下からゲートレッグ(支脚)が出て、広げた天板を支えてくれます。
脚を広げる動作が、門(ゲート)を開くときの動きに似ていることから、支脚付きのテーブルはゲートレッグテーブルと呼ばれます。
昇降式テーブル
昇降式テーブルには特殊な形状の脚がついています。ガス圧を使用したり、金具等を付け替えたりすることで脚の長さを変え、天板の高さを上下に動かします。
テーブルの高さを変えられるため、低めのソファに合わせたり、立って作業をしたりと、気分や好みに合わせた利用ができます。
天然木(無垢材)
ダイニングテーブルの良さとは
ナチュラル志向の方を中心に、天然木のダイニングテーブルが注目されています。自然の風合いや素朴さを求めて、天然木の無垢材にこだわって探される方も多いようです。
続いては、天然木のダイニングテーブルの特徴、選ぶコツを見てみましょう。
天然木とは?無垢材とは?
天然木のダイニングテーブルは、木のやわらかな質感やぬくもりが感じられます。
ひと口に「天然木」といっても、その素材となる木材の厚みや処理方法によって、「無垢材」「突き板」「集成材」などがあります。「無垢材」は、天然木を削り出して、ダイニングテーブルに加工したものを指します。
無垢材ならではの特徴やメリット
無垢材は、丸太から切り出した木そのものが材料です。そのため、もともとその木にあった節や木目などが、そのままデザインとなって楽しめます。同じ形のテーブルでも、一つひとつ表情が異なり、それぞれが唯一無二といえるでしょう。ほかにも天然木のメリットとして、次のような点が挙げられます。
- 森にいるかのような香り
天然木からはフィトンチッドという精油成分が揮発し、さわやかな香りを感じられます。森のなかにいるような香りが広がり、リラックス効果が期待できるとされています。
- 手触りのよさ
天然木は、木肌のさらさらとした手触りも特徴です。冷たさを感じにくい、やわらかな手触りは、家族が集まるテーブルの居心地の良さを高めてくれるでしょう。
- 安全性の高さ
天然木は、弾力性に優れ、衝撃を吸収しやすい素材です。また、天然の成分で、防腐・防虫が期待できる素材もあり、人にも環境にもやさしく、安全性の高い商品が多く展開されています。
- 経年変化
素材によって、経年変化が楽しめます。例えば、ブラックチェリーの無垢材家具は、美しいあめ色に変化し、使い込むほどにツヤがでて味わいのある雰囲気に。
ブラックチェリーの経年変化については、こちらの記事で写真付きで解説しています。
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ダイニングテーブル ブラックチェリーの経年変化 [写真で比較]-美しく変化する天然木の魅力- >>
無垢材のデメリットと解消方法
天然木の無垢材は、常に呼吸をしているといわれています。湿度を吸収したり放出したりして、木が膨張・収縮するため、急激な湿度の変化によって、反りやひび割れを起こすことがあります。
例えば、床暖房やエアコンの風が直接当たることで、ダメージの原因になることも。こうした木材の特性は、産地・樹種・加工方法によっても異なります。
無垢材のダイニングテーブルを購入する場合には、環境に適した樹種を選ぶ、暖房の風が直接当たらない場所に設置する、サーキュレーターや風除けなどを設置して空気を循環させるなどの工夫を考えてみましょう。
無垢材のお手入れ方法と注意点
無垢材のダイニングテーブルは、お手入れが大変なのではと心配される方も多いようです。確かに、無垢材はお手入れ方法がほかの素材と少し異なるため、誤解されやすいのかもしれません。では、実際にどのようなお手入れをすればよいのでしょうか。具体的な無垢材のお手入れ方法や注意点を説明します。
日常のお手入れ
普段のお手入れは、水を固く絞った布巾でさっと拭くだけ。もし水分が残っているようなら、乾拭きを追加し、天板に水分が残らないように注意しましょう。オイル塗装のダイニングテーブルの場合には、年2回ほど、専用のオイルを染み込ませるお手入れを加えてください。
年間のお手入れ
乾燥しやすい環境に置くと、天然木の表面もかさついて、手触りが悪くなることも。湿度の高い梅雨を避け、冬の乾燥する季節の前に、オイルでお手入れすることをおすすめします。
オイルメンテナンスを行う際は、まず布巾などを使って乾拭きし、表面に残ったホコリや汚れを落とした後、オイルを含ませたウエスを使い、全体を拭きあげます。このとき、全体に均等に行きわたるようにし、木目にそって広げると良いでしょう。また、塗り残しがないように確認してください。
オイル塗布後は少なくとも12時間程度は乾燥させるようにしましょう。
天板にシミや傷ができたときのお手入れ
無垢材のダイニングテーブルは水分を吸い込みやすいという特徴があります。例えば、結露したコップをそのまま置きっぱなしにしていると、天板に丸い輪染みができることも。すぐに拭き取れば問題ありませんが、放置していると、そのまま輪染みになって残ることがあります。
これも一つの味わいだと考えて、そのままにする方もいらっしゃいますが、気になる場合には、家具用のサンドペーパー(400番程度)で表面をこすって削る方法があります。
これは、表面加工を施していない無加工あるいはオイル加工の天板ならではのお手入れ方法です。テーブルの軽い傷や落書きも同様の方法でメンテナンス可能です。
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気軽に簡単!天然木ダイニングテーブルのオイルメンテナンス方法 >>
ボー・デコールオンラインの
ダイニングテーブル
ボー・デコールオンラインでは、天然木のダイニングテーブルを取り扱っています。「健康」「手仕事」「環境などに配慮した自然素材」をコンセプトに、 上質な木材を使い職人による熟練の技で、永く使っていただける商品をご紹介しています。
当社で取り扱うダイニングテーブルは、ウォルナット材・ブラックチェリー材・オーク材・ブナ材・アッシュ材といった木目の美しい無垢の集成材を使用し、ていねいにオイル仕上げ(※)を施しています。
※ウレタン塗装のテーブルもございます
無垢材はホルムアルデヒドの放散量が最も少ないF ☆ ☆ ☆ ☆ (JIS規格)で、からだにも環境にも安心です。是非、高い品質と手触りを感じ取ってください。
また、無垢材と聞くと無骨でどっしりとした印象ですが、ボー・デコールオンラインでは、天板の厚みや脚の太さを抑えたシンプルで上品なデザインを厳選しています。
環境にやさしく安心して使えるダイニングテーブルをお探しの方はぜひチェックしてみてください。
天然木の
おしゃれなダイニングテーブル
おしゃれなダイニングテーブルで
食卓を楽しく
ダイニング空間で、主役となる存在のダイニングテーブル。実用性だけでなく、おしゃれさにもこだわって選びたいものです。また、同じデザインであっても、テーブルの素材や仕上げ方法の違いで、風合いや表情が異なります。それぞれの素材の持つ良さやメンテナンス性などを考慮したうえで、ライフスタイルにぴったりのテーブルを選びましょう。
おしゃれなダイニングテーブルがあれば、家族が自然と集まりたくなるもの。いっそう楽しいコミュニケーションが生まれそうです。
ボー・デコールオンラインでは、自然素材と手仕事にこだわった商品を揃えています。ダイニングテーブルでは、素材とデザインにこだわった、無垢材のオリジナルダイニングテーブルも多数扱っています。ぜひお気に入りのテーブルを探してみてください。
ボー・デコールオンラインとは1999年から「造り」「健康」「環境」をコンセプトに、全国の皆さまに永く使える上質な天然素材のインテリアを発信し続けているLOHASなインテリアショップです。オリジナルブランドの開発も手掛け、ウールラグ『ハグみじゅうたん®』リネンカーテン『Lif/Lin(リフリン)』リネンとコットンの雑貨『8à(ハチア)』を展開。全国のインテリアショップ、デパートなど258社に提供しているロハスインテリア商材の総合開発会社でもあります。オンラインショップでは、自社開発のオリジナル商品とコンセプトに添った厳選したアイテムをセレクト。手仕事で造られた永く愛用できる天然素材インテリアを、少しでもお求めやすい価格で提案しています。 |