一人暮らしのラグ選び お部屋を快適・おしゃれにする選び方

2021.07.28 2024.06.18

お部屋を快適・おしゃれにする 一人暮らしのラグ選び

一人暮らしの部屋のラグを選ぶとき・・・
色柄やサイズ・形・機能など、迷うポイントがたくさんありますよね。一人暮らしの部屋にラグはいらないと考えている方も多いかもしれません。

ボー・デコールがおすすめするのは「どんな風に暮らしたいか」を基準に選ぶこと。ライフスタイルによって、そして今だけでなくこの先どんな風に暮らしていきたいかも合わせて考えると、長く気に入って使えるラグと出逢えるのではないでしょうか。

今回は一人暮らしの部屋のラグ選びについてご紹介します。

ボー・デコールオンラインとは?

1999年から「造り」「健康」「環境」をコンセプトに、永く使える上質な天然素材のインテリアを発信しているLOHASなインテリアショップ。オリジナルブランドの開発も手掛け、全国のインテリアショップ、デパートなどに提供しています。手仕事で造られた永く愛用できる天然素材インテリアを、少しでもお求めやすい価格で提案しています。

 

一人暮らしの部屋に
ラグは必要か

大きなラグは場所をとるし、フローリングだけの方がお掃除も楽。一人暮らしの部屋にラグはいらないとお考えの方も多いのではないでしょうか。

ラグを敷く理由は様々ありますが、実はラグを敷くことで、一人暮らしの賃貸住宅の部屋ならではのお悩み解決にもなるのです。

一人暮らしの部屋に
ラグを敷く目的

ラグを敷く目的としては主に次のようなものがあります。

  • ラグ防音効果
  • 床座生活ができる
  • 床の傷を防止する
  • 冷え性の対策になる

などなど。

中でも賃貸住宅に多いのは床のキズ防止や防音(生活音を和らげる)目的かもしれません。

ラグ防音効果

一人暮らしのマンションやアパートなどの賃貸住宅では、近隣の方への音の配慮にお悩みの方も多くいらっしゃいます。最近の賃貸住宅はフローリングがほとんどで、全面にカーペットが敷かれている部屋はあまりありません。階下へ足音が響くのが気になる方も多いようです。

ハグみじゅうたん® てざわり無地シリーズ シルクブルー

人の足音など建物自体に伝わる振動音というのは階下へよく響きます。場合によっては苦情に繋がることも。壁が薄い部屋では、テレビや人の話し声が隣の部屋へ漏れるのが気になるところです。
そういった生活音をやわらげる目的の場合、ある程度厚みがあるラグを選ぶ必要があります。

おすすめはパイル(毛足)が1cm以上ある目の詰まったウール素材のラグ。

あるオーディオ機器メーカーの方に教えてもらったことですが、ウールのラグや絨毯は(耳ざわりな)高音域の音を吸収するそうです。さらに室外への音漏れを軽減するだけでなく、室内のオーディオの音質を良くする効果もあるとのこと。だからオーディオルームやシアタールームにはウール絨毯が使われるのですね。

部分敷きのウールラグでも音の吸収効果はあります。アンダーフェルトを併用するとより効果的です。

ボー・デコールのウールベースの厚手ラグ

目の詰まった厚手ウールラグは1人暮らしのラグにもおすすめです。

ループパイルよりカットパイル

パイル(毛足)の形状がループタイプよりもカットタイプの方が、より音を遮断しやすいことがわかっています。毛足(パイル)がカットされたものが「カットパイル」、ループ状になっているものが「ループパイル」です。

ループパイル
ループパイル

カットパイル
カットパイル

床座生活ができる

近年フローリングの部屋が多くなるほんの少し前まで、私たち日本人の家の床は畳が一般的でした。床に直接座ったり寝転がったりする床座生活は、視線が低く安心できます。座り心地の良い椅子やソファーがあっても、いつの間にか床に座っているという方も多いのでは。

ただ、フローリングの場合、くるぶしがごりっと当たって痛かったり、やはり固さが気になります。

ナチュラグ 170×240サイズに大人2人でくつろぐ様子

肌触りのよいラグが1枚あれば、床に座ったり寝転んだりといった床座生活ができます。座布団がいらないくらいふかふかの厚手ラグなら、一人暮らしの床座生活をぐっと快適なものにしてくれるでしょう。

床の傷を防止する

マンションやアパートなどの賃貸住宅で気を付けたいのが、床のキズです。床の傷を防止する目的でラグを敷く方も多くいらっしゃいます。物を落としたとき、鞄を置いたときなど、うっかり床に傷をつけてしまわないためにも、メインの生活空間にラグがあると安心です。

冷え性の対策になる

ラグを敷くことで床からの冷えを軽減することができます。さらに、天然素材の裏面を固めていない通気性のあるラグなら、床暖房やホットカーペットと合わせてより快適に。足元が冷えてつらい方には、冷え性対策のためにもラグを敷くことをおすすめします。

[ライフスタイル別]
一人暮らしのラグの選び方

一人暮らしのラグ選びをライフスタイル別にご紹介します。

床座生活の場合

オリジナルラグ 田園の朝(オレンジ) ER6177R イメージ

床の上でくつろぐ床座スタイルは、とにかく快適に過ごせることがポイントです。

  • 適度な厚み(1cm以上あるとよい)
  • ゆったり脚を伸ばしてくつろげる大きめサイズ(140-150×200cmなど 約2畳~)
  • 肌ざわりが良い素材

座布団がなくても長時間座っていられるくらいの厚み、ふかふか感があると快適に過ごせます。クッション性の高い厚みのあるラグを選ぶと良いでしょう。
一人暮らしのワンルームの6畳~8畳の部屋では、ソファや椅子など家具を置くとかなりのスペースを占有してしまいますが、ふかふかのラグが一枚あればソファや椅子が無くても快適。インテリア性も格段にアップします。長時間床に座るなら、肌触りの良い素材を選ぶことも大切です。床座生活には、何はなくとも「気持ち良いラグを1枚」です。

ソファで過ごすライフスタイルの場合

一人暮らしの部屋にソファを置く場合は、ソファサイズより20%ほど大きいラグを選ぶとバランス良く収まります。
例えば
150cm 2~2.5人掛けのソファの場合
 150 × 1.2 = 180cm
横幅が180cm程度あるとバランス良く配置できます。

ソファ幅162cm / ラグ200cm
ソファ幅162cm / ラグ200cm(150×200cm/約2畳)

ソファがメインでほとんど床に座ることがないなら足元ラグは小さめでも良いでしょう。50×180cmなど、細長いランナーサイズは使い勝手が良くベッドサイドにもぴったり。引っ越しをして間取りが変わっても活躍してくれます。

足元ラグならソファとのバランス、デザイン性を優先して薄手でも良いでしょう。
でも、いつの間にかソファを背もたれにして床に座っていることってありませんか?そんな方には、小さめでも座り心地の良い厚みのあるラグがおすすめ。一人暮らしの部屋がぐっと快適になります。

ソファで過ごすライフスタイルにおすすめのラグ

リモートワークの場合

コロナの影響で、家でリモートワークするためにデスクセットを揃えた方も多いのではないでしょうか。リモートワーク環境を整え快適にすることは仕事の効率UPにも繋がります。

リモートワークのデスク下にもラグを
デスク下には平織りの薄手のラグがおすすめ

デスクの足元ラグは椅子の出し入れを考慮して薄手のものがおすすめ。平織りのリバーシブルタイプを時々表裏を変えて使うと良いでしょう。椅子の引きずりによる同じ箇所の痛みを軽減することができます。
一人暮らしのリモートワークでは仕事とプライベートをうまく切り替えられないといったストレスも多いようです。ラグには空間を分ける「ゾーンニング」効果があります。せまい一人暮らしの部屋ではラグを使って仕事空間とリラックス空間を視覚的に分けてみてはいかがでしょうか。

一人暮らしのリモートワークにおすすめの平織りラグ

【サイズ別】
一人暮らしのラグの選び方

一人暮らしの部屋の間取りに合わせてサイズを考えてみましょう。

6畳の部屋

6畳の部屋にベッドやテレビを置くと空いているスペースは1.5畳〜2畳程度です。家具の配置や動線を考えると以下のようなサイズがおすすめです。

  • 直径200cm以下の丸いラグ
  • 150×200cmサイズ(約2畳)
  • 120×180cmサイズ(約1.5畳)
1K6畳の部屋 直径200cmの丸いラグ
6畳 1Kの部屋
直径200cmのラグ
1K6畳の部屋 150×180cmのラグ
6畳 1Kの部屋
150×200cmのラグ
1K6畳の部屋 デスクがある場合
6畳 1Kの部屋
デスク下に120×180cmのラグ
ベッドサイドに50×180cmのラグ

8畳の部屋

ベッドサイドのラグ

大きなサイズのラグを置きたくない場合は、ランナーと呼ばれる細長いタイプがおすすめです。50×180cmや、50×200cm など、キッチンマットとして利用されることも多く、ベッドサイドにもぴったりの大きさです。ベッドサイドに脚ざわりの良いラグが1枚あると、朝起きてはじめに踏み出す1歩にちょっとした幸せを感じることができますよ。

ベッドサイドには玄関マットサイズも良いでしょう。小さな丸いラグを2枚ほど重ね敷きするのも素敵です。

引っ越し、間取りの変化を想定したサイズ選び

一人暮らしの部屋ではいずれ引っ越して間取りが変わることも多いのではないでしょうか。間取りの変化を想定してサイズを選ぶなら、寝室や子ども部屋などでも使い勝手の良い1.5畳~2畳程度のラグがおすすめです。引っ越しで間取りが変わってもほとんどの部屋で敷けるサイズです。

【目的別】
一人暮らしのラグの選び方

部屋を広く見せたい
→ アイボリーやグレー?

ラグのカラーに迷ったら、手持ちの家具やインテリアと類似した色を選ぶとまとまりのある部屋に仕上がります。一人暮らしの狭い部屋ではどうしても物が多くなりがち。部屋の中の色数を抑えてなるべくすっきり見せるのがポイントです。

面積の大きいカーテンと色をあわせて白やベージュ、グレーなどのワントーンで揃えるのもおしゃれです。

どんな空間にも馴染む ナチュラグ アーバン

ワーントーンコーディネートしたい
→ 素材にこだわる(ウールやジュート)

ワントーンコーディネートなら、ぜひ素材にこだわってみてください。

インテリアの雰囲気づくりには質感も大切なポイント。ウールやコットン、ジュート(麻)などの自然素材は化学繊維とは違った心地良さと質感があります。
ウールは冬だけでなく夏も快適に使えるので、季節によって敷き替える必要はありません。オールシーズン使える素材です。

オリジナルラグ ブレンドW アイボリー J2109VR Mサイズ 約150×200cm リビングイメージ

おしゃれにみせたい
→ ヴィンテージラグ、円形ラグなど

ラグをアクセントにしておしゃれな空間をつくるならヴィンテージラグもおすすめです。使い込まれたキリムやトライバル(部族)ラグは魅力がいっぱい。好きなカラーや文様の存在感ある1枚を選んでベッドサイドや椅子と合わせてみてはいかがでしょうか。

ヴィンテージラグ ノマド / 不明 / 1990年代 / 104cm x 111cm / OR55-3012016 イメージ

一人暮らしの部屋におすすめ 丸いラグ

丸いラグ ハグみじゅうたんER7004 ライトグレー
ハグみじゅうたん® てざわり無地 ER7004 ライトグレー

一人暮らしの部屋におすすめしたいのは丸いラグ。丸ラグは角が無い分圧迫感も少なく、小さいものを数枚重ね使いすると海外のインテリアのような素敵な空間づくりも可能です。北欧風のおしゃれなインテリアにしたい方にもおすすめ。丸い形はかわいいですが、シンプルなデザインなら子どもっぽい雰囲気にはなりません。
重ね使いにはジュートの丸いラグをどうぞ。

柄のあるラグと円形ジュートラグを重ねて
柄のあるラグに重ねてアクセントに

一人暮らしの部屋におすすめの丸いラグ

重ね使いしやすい円形ラグは1人暮らしのラグにもおすすめです。

まとめ

  • 床座生活なら肌ざわり重視のラグ選びを
  • 一人暮らしの部屋をおしゃれに見せるのは丸いラグ
  • 一人暮らしのリモートワークにはラグでゾーニングを
  • ランナー、玄関マット、1.5畳~2畳程度のサイズは間取りが変わっても使いやすい
  • 色数を抑えるとすっきり、ワントーンでまとめるのもおしゃれ
一人暮らしの部屋のラグ特集
その他のラグの選び方コンテンツ

ボー・デコールオンラインとは

1999年から「造り」「健康」「環境」をコンセプトに、全国の皆さまに永く使える上質な天然素材のインテリアを発信し続けているLOHASなインテリアショップです。オリジナルブランドの開発も手掛け、ウールラグ『ハグみじゅうたん®』リネンカーテン『Lif/Lin(リフリン)』リネンとコットンの雑貨『8à(ハチア)』を展開。全国のインテリアショップ、デパートなど258社に提供しているロハスインテリア商材の総合開発会社でもあります。オンラインショップでは、自社開発のオリジナル商品とコンセプトに添った厳選したアイテムをセレクト。手仕事で造られた永く愛用できる天然素材インテリアを、少しでもお求めやすい価格で提案しています。


インテリアショップ ボー・デコール