ラグのクリーニング -自宅でてきる方法とプロにまかせる場合の注意点

ラグのクリーニング

ラグをクリーニングしたいけれどどうしたらよいか迷っている方へ。汚してしまって緊急という場合、目立つ汚れはないけれど全体にキレイにしたいなど、クリーニングしたい理由は様々。
今回はタイプ別に自宅でのクリーニング方法と専門業者のクリーニングについてご紹介します。

緊急!すぐクリーニングに出したい方はこちら
ウールじゅうたん専門クリーニングケアショップ【Rugcare -ラグケア-】

自宅でラグをクリーニングする

目立つ汚れは無いけどラグを丸洗いしたい、全体的にさっぱりしたいという場合、クリーニングに出すか自宅で洗うか迷う方も多いのではないでしょうか。まずは自宅で洗うことができるのかを確認することから。

ラグの洗濯表示に洗濯可のマークがあれば自分でクリーニングすることができます。購入店やメーカーのHPにクリーニングの説明があるかも確認してみましょう。

洗濯表示の例

液温は40℃を限度とし、洗濯機で洗濯ができる

液温は40℃を限度とし、洗濯機で洗濯ができる

液温は40℃を限度とし、手洗いができる

液温は40℃を限度とし、手洗いができる

液温は30℃を限度とし、洗濯機で非常に弱い洗濯ができる

液温は30℃を限度とし、洗濯機で非常に弱い洗濯ができる

家庭での洗濯禁止

家庭での洗濯禁止

自宅の洗濯機で洗う

自宅の洗濯機で洗う場合は、まず洗濯機の容量とラグの大きさを確認しましょう。ラグの大きさに対して必要な洗濯機容量の大まかな目安をご紹介します。

120×180cm(約1.5畳) 洗濯機容量 8㎏ 以上
150×200cm(約2畳弱) 洗濯機容量 10㎏ 以上
170×240cm(約3畳弱) 洗濯機容量 12㎏ 以上

※厚みがあるラグはかさばるのでなるべく大きめの洗濯機で洗うようにしてください。

Point! 洗濯機で洗うときのポイント

  • 事前に表裏を掃除機掛けをしてゴミやホコリをとっておく
  • 洗濯機のモードは弱水流やおしゃれ着洗いコースなど
  • 洗濯ネットに入れる
  • 脱水は30秒以内で短めに

脱水が終わったら、乾燥機は使わずに日陰干しで乾燥させます。なるべく1日で乾くようにお天気の良い日に洗うのがおすすめです。

Tips! 洗濯機の容量がわからない場合は型番を確認

説明書がなく洗濯機の容量がわからない場合は、洗濯機本体に記載されている型番号を確認してみてください。型番にはアルファベットと数字が入っています。型番に含まれる数字が洗濯容量のキロ数です。

 例) NA-F70 ⇒ 7キロ

コインランドリーで洗う

自宅の洗濯機で対応できないサイズなら、コインランドリーを利用する手もあります。コインランドリーの容量はHPなどで予め確認してから行きましょう。洗い方は自宅の洗濯機と同じです。

カーペットの素材によっては熱に弱いものもあります。乾燥機にかけても良いか洗濯表示を必ず確認しましょう。

↓このマークがついていたら乾燥機にはかけられません

タンブラー乾燥禁止

タンブラー乾燥禁止

浴槽で手洗いする

手洗いマークがついていれば、自宅で手洗いすることができます。

浴槽にぬるま湯を溜めて足でやさしく踏みふみともみ洗いします。洗濯機で洗う場合と同様に、事前に表裏に掃除機掛けをしてゴミやホコリをとっておきましょう。

液温は40℃を限度とし、手洗いができる

液温は40℃を限度とし、手洗いができる

手洗いの手順

1.洗う

浴槽に40度以下のぬるま湯を溜めます。洗剤を使う場合は、衣料用の中性洗剤(おしゃれ着用洗剤)を少量溶かします。色落ちしないか確認しながら、30分程度おきます。

洗剤液が馴染んだら時々裏返しながらまんべんなく踏み洗いしましょう。

Tips! 中性洗剤について

食器用中性洗剤は泡立ちが良すぎるため、すすぎが大変。素材によっては洗浄力が強すぎて繊維を傷める恐れもあるため避けたほうが良いでしょう。

2.すすぎ

洗剤が残らないようすすぎはしっかりと。水の汚れ具合を見ながら、少なくとも3回以上、泡が消えるまでしっかりすすぎ洗いします。

3.乾かす

洗った後はしばらく浴槽の縁にかけて水を切ります。その後バスタオルで挟んで軽く叩きながら水分をとります。ある程度水分がとれたら物干しに干します。
※洗濯機で脱水する場合は30秒以内がおすすめです。

日中は日陰になる屋外で干すのがベスト。カラッとよく晴れた日で風が少しあると最高です。室内で干す場合は水滴が垂れることもあるので、干している床面にレジャーシートや新聞紙などを敷くと良いでしょう。

自宅でクリーニングする場合の注意点

ラグをクリーニングするときに注意したいのは色落ち、色移りです。他の洗濯物とは分けて、必ずラグ単独で洗うようにしましょう。また、裏面に糊やラテックス(ゴム)が貼られているラグは、クリーニングによって裏面が劣化する場合もあります。ラテックスが劣化してくると型崩れや毛足(パイル)が抜けやすくなることも。洗濯可のラグは、事前に洗濯方法をよく確認しておきましょう。

乾燥が十分でないと雑菌が増えて臭いの原因になったり、素材によっては洗う前より肌ざわりが悪くなってしまうことも。自宅でクリーニングする場合は、説明書を確認した上でわからないことは購入店舗に確認してからにしましょう。

Tips! ラグは水を含むと予想以上に重くなる

自宅クリーニングでよくお聞きする失敗は「洗ったら重くて一人で持てなかった」というもの。素材や厚みにもよりますが、想像より重くなることを想定しておきましょう。

洗濯表示がない、素材がわからない場合

手織りやハンドクラフトのラグは洗濯表示がついていないものが多いかもしれません。ボー・デコールのオリジナルラグも手仕事でつくるハンドクラフトラグ。ウールやコットンなどの自然素材で織られており、自宅でクリーニングすることはできません。洗濯表示がないラグは基本的には自宅クリーニングはできないと考えた方が良いでしょう。素材がわからない場合も同様です。

天然素材ラグのクリーニング

天然素材のラグは素材によってクリーニング方法が異なります。

ウール(羊毛)

自宅での水洗い不可が一般的です。ドライクリーニングはできますが、ドライクリーニングではウールの汚れはほとんど落とせません。専門業者のクリーニングをおすすめいたします。

コットン(綿)

コットン100%のラグなら、丸洗いできるものも多いので自宅の洗濯機で洗えることも多いと思います。キルトラグなどは洗濯表示が付いているものがほとんどなので確認してみましょう。型崩れと色移りにはご注意ください。

ジュート、麻、ヘンプ

自宅では洗えないものがほとんどです。また、専門業者でも水洗いやドライクリーニングができないことが多いのでクリーニングは避けた方が良いでしょう。無理に洗うと繊維が痛んでたくさんの繊維かすが出るようになります。

シルク

シルクは水に弱くシミができやすい素材。摩擦にも弱くとてもデリケート。自宅クリーニングは難易度が高いので専門業者におまかせしましょう。

自宅で洗うかクリーニングに出すか迷ったら

洗えないラグはクリーニングに出すことになります。では、洗えるラグを自宅で洗うかクリーニングに出すか迷ったら…
汚れの種類で判断してみてはいかがでしょうか。

乾いた汚れ(ドライソイル)と湿った汚れ(ウェットソイル)

ラグの主な汚れは乾いた汚れ(ドライソイル)と湿った汚れ(ウェットソイル)に分けられます。

乾いた汚れ(ドライソイル)

スナック菓子の食べかすや髪の毛、玄関マットの砂埃など

湿った汚れ(ウェットソイル)

身体から出る汗や皮脂等の油脂分やでんぷん質

表面に留まっている乾いた汚れは掃除機で除去することができます。一方湿った汚れはときどき水拭きをすることで少しさっぱりさせることができます。ただ、完璧にきれいにするのは難しいので、湿った汚れまでちゃんときれいにしたい場合はプロのクリーニングにおまかせしましょう。

絨毯専門店のクリーニング

店舗へ直接持ち込みする方法と宅配クリーニングを利用する方法があります。お近くのクリーニング店がラグや絨毯のクリーニングに対応していない場合は、専門店の宅配クリーニングがおすすめです。トラブルを防ぐために信頼できるクリーニング店かどうか以下の点を参考に、不明点があれば事前に確認しておきましょう。

  • 料金体系、費用が明確
  • 得意なクリーニングの種類、素材が明確
  • ドライクリーニング、水洗いなどの洗浄方法についても記載がある

クリーニングに出す頻度

3年~5年を目安にすると良いでしょう。(2~3年で買い替えるタイプのラグを除く)また、クリーニングにかかる日数、預かり期間がどのくらいかも予め確認の上、ご使用状況と合わせて検討してみてください。

クリーニング料金の目安

気になるのがクリーニングの価格ですよね。クリーニングの種類や大きさによって一概には言えませんが、クリーニング専門店に依頼したときの料金は、1畳につき2,000~4,000円程度が多いようです。なるべく安い方が嬉しいですが、あまりに格安な値段の場合は注意が必要です。

ボー・デコールグループのクリーニング「ラグケア」の料金をご紹介します。

ラグケアロゴ

ウールじゅうたん専門クリーニングケアショップ
Rugcare -ラグケア-

ラグケアの特長

素材をなるべく傷めない洗いと優しい乾燥方法。ケアをしながら長く使う。そしてより愛着が増す。ケアをきっかけにそんな想いもお届けできればと思います。アートギャッベ、ハグみじゅうたんのヘッドオフィスにあります。その他のギャッベ、中国段通などもご相談ください。

おすすめメニュー

ほこりとり+あわケア  税込4,950円/㎡~
家庭用掃除機では吸い取れない細かなほこりとりをした後に、ウール洗剤で洗う基本メニュー、3〜5年おきが良い状態を長く保てます

 参考)サイズ150x200cm(3㎡の場合)  @4,950円x3㎡=14,850円~(税込)

ほこりとり+みずケア  税込3,960円/㎡~
家庭用掃除機では吸い取れない細かなほこりとりをした後に水洗い

 参考)サイズ150x200cm(3㎡の場合)  @3,960円x3㎡=11,880円~(税込)

素材にやさしいクリーニングのラグケア

汚してしまった場合のクリーニング

ここからは汚してしまった場合、シミになってしまった場合のクリーニングについてご紹介します。

コーヒーをこぼしてシミになった

ボー・デコールグループのクリーニング「ラグケア」で一番多いのが、ラグにコーヒーをこぼしてしまったというご相談です。上質なウールラグなら早めにお手入れするときれいになることも多いのですが、こぼした量が多くて対処できなかったり、慌てて洗剤を使ってゴシゴシこすったためにシミが残ってしまったというケースも。汚したときの洗剤の使用は注意が必要です。担当者曰く
「使うものによってはシミを余計取りにくくする場合があります」

一番良いのはなるべく早くクリーニング店に依頼することです。それでも「自宅でなんとかしたい」というお声も多いのが事実。そこでクリーニングに出す前に試していただきたいことをご紹介します。

ぬるま湯をかける

コーヒーをこぼして乾いたタオルと湿ったタオルを当てても当てても取りきれない場合は、思い切ってぬるま湯をシミ部分に垂らしてください。それにより残ったシミに水分が含まれ浮いてきますので、再度シミがタオルに移らなくなるまで当て、それを繰り返してみてください。結構取れます。

ラグケアより引用

Point! お手入れのポイント

  • ぬるま湯の温度は40度以下で
  • 洗剤をなるべく使わない
  • 牛乳などのたんぱく質のシミは水で(お湯だと固まる可能性があるため)
  • ゴシゴシしないこと

ラグケア担当者よりひと言
「ぬるま湯で程ほどに頑張った後に、それでも取れない場合はご相談ください」

赤ワインをこぼしたら

赤ワインを自宅で落とすのは難易度が高いので、速やかに専門業者のクリーニングに出しましょう。

臭いがするからクリーニングしたい

臭いが気になってきた場合、消臭スプレーなどの対処では根本的解決にならないことがほとんどです。臭いのご相談で多いのは、夏の間保管していてクローゼットから出してみたらなんだかカビ臭いというもの。自宅でできるのは、天日干しをして良く乾燥させること。乾燥させても臭いがとれない場合は、やはりプロにおまかせした方が良いでしょう。

「ラグケア」
通常クリーニングのオプション「カビ臭ケア」がおすすめです

Tips! シミや汚れはないけど全体的にきれいにしたいとき

自宅でできる方法は水ぶき。表面、裏面ともにまんべんなく丁寧に。季節の変わり目に水拭きするとさっぱりしますよ。

まとめ

  • ラグのクリーニングは洗濯表示を確認
  • 自宅でクリーニングする場合は洗濯機の容量とラグサイズを確認
  • 手洗いする場合は足でやさしく踏み洗い
  • 湿った汚れ(ウェットソイル)をちゃんと落としたい場合は専門店のクリーニングがおすすめ
  • 汚したときはまず「ぬるま湯」でお手入れ、落ちなければ洗剤は使わずにプロにおまかせしましょう
関連コンテンツ