【ラグ・絨毯 クリーニング】 自宅でラグ・絨毯を洗う方法とプロにまかせる場合の注意点
ラグをクリーニングしたいけれどどうしたらよいか迷っている方へ。汚してしまって緊急という場合、目立つ汚れはないけれど全体にキレイにしたいなど、クリーニングしたい理由は様々。
今回はタイプ別に自宅でのクリーニング方法と専門業者のクリーニングについてご紹介します。
緊急!すぐクリーニングに出したい方はこちら
ウールじゅうたん専門クリーニングケアショップ【Rugcare -ラグケア-】
ボー・デコールオンラインとは?1999年から「造り」「健康」「環境」をコンセプトに、永く使える上質な天然素材のインテリアを発信しているLOHASなインテリアショップ。オリジナルブランドの開発も手掛け、全国のインテリアショップ、デパートなどに提供しています。手仕事で造られた永く愛用できる天然素材インテリアを、少しでもお求めやすい価格で提案しています。 |
自宅でラグ・絨毯クリーニングする
ラグの汚れが気になってきた、ラグが埃っぽくなってきた、全体的にさっぱりしたいという場合、クリーニングに出すか自宅で洗うか迷う方も多いのではないでしょうか。まずは自宅で洗うことができるのかを確認することから。
ラグの洗濯表示に洗濯可のマークがあれば自分でクリーニングすることができます。購入店やメーカーのHPにクリーニングの説明があるかも確認してみましょう。
洗濯表示の例
液温は40℃を限度とし、洗濯機で洗濯ができる
液温は40℃を限度とし、手洗いができる
液温は30℃を限度とし、洗濯機で非常に弱い洗濯ができる
家庭での洗濯禁止
自宅の洗濯機でラグ・カーペットを洗う?
自宅の洗濯機で洗う場合は、まず洗濯機の容量とラグの大きさを確認しましょう。ラグの大きさに対して必要な洗濯機容量の大まかな目安をご紹介します。
120×180cm(約1.5畳) 洗濯機容量 8㎏ 以上
150×200cm(約2畳弱) 洗濯機容量 10㎏ 以上
170×240cm(約3畳弱) 洗濯機容量 12㎏ 以上
※厚みがあるラグはかさばるのでなるべく大きめの洗濯機で洗うようにしてください。
ただし重量のあるラグ・カーペットは本体そのものに加え水を含むとかなりの重量となります。洗濯機の容量を超えたご自宅でのラグ・絨毯の洗濯はかなり難しい選択となり洗濯機の故障、事故※の要因ともなります。
また脱水をかけてもすべての水分が取れるわけではなく乾燥が足りない、生乾きでは臭いのもととなる臭い菌の増殖やカビの原因にもなります。
※ラグだけではなく登山レインウェアなど脱水をかけた時に水の重さなどによる洗濯機の故障や転倒などの事故が起こっております
洗濯機で洗うときのポイント
- 事前に表裏を掃除機掛けをしてゴミやホコリをとっておく
- 洗濯機のモードは弱水流やおしゃれ着洗いコースなど
- 洗濯ネットに入れる
- 脱水は30秒以内で短めに
脱水が終わったら、乾燥機は使わずに日陰干しで乾燥させます。なるべく1日で乾くようにお天気の良い日に洗うのがおすすめです。平織りなどの薄いラグは夏場のエアコン運転中の室外機の前などに干せば1日で乾くかもしれませんが、パイル(毛足)があるラグ・絨毯は夏の時期でも1~2日で乾くことは難しいと思われます。
洗濯機の容量がわからない場合は型番を確認
説明書がなく洗濯機の容量がわからない場合は、洗濯機本体に記載されている型番号を確認してみてください。型番にはアルファベットと数字が入っています。型番に含まれる数字が洗濯容量のキロ数です。
例) NA-F70 ⇒ 7キロ
コインランドリーで洗う
自宅の洗濯機で対応できないサイズなら、コインランドリーを利用する手もあります。コインランドリーの容量はHPなどで予め確認してから行きましょう。洗い方は自宅の洗濯機と同じです。
ラグ・カーペットの素材によっては熱に弱いものもあります。乾燥機にかけても良いか洗濯表示を必ず確認しましょう。コインランドリーの乾燥機はかなりの高温になる為 化学繊維のラグは
・熱により毛(パイル)が溶ける。張りがなくなる。
・裏面の接着剤の剥離による変形、型崩れ
などが起こる場合があります。とくに裏面を接着剤で張り付けたラグ・カーペット。熱に弱いポリプロピレン、ナイロン素材などのラグ・絨毯はコインランドリーでの洗濯、乾燥には注意が必要です。
↓このマークがついていたら乾燥機にはかけられません
タンブラー乾燥禁止
浴槽で手洗いする
手洗いマークがついていれば、自宅で手洗いすることができます。
浴槽にぬるま湯を溜めて足でやさしく踏みふみともみ洗いします。洗濯機で洗う場合と同様に、事前に表裏に掃除機掛けをしてゴミやホコリをとっておきましょう。
液温は40℃を限度とし、手洗いができる
手洗いの手順
1.洗う
浴槽に40度以下のぬるま湯を溜めます。洗剤を使う場合は、衣料用の中性洗剤(おしゃれ着用洗剤)を少量溶かします。色落ちしないか確認しながら、30分程度おきます。
洗剤液が馴染んだら時々裏返しながらまんべんなく踏み洗いしましょう。
※シルク素材は水にとても弱い素材です。シルクラグ・絨毯はご自宅での洗浄は避けた方が無難です。
中性洗剤について
食器用中性洗剤は泡立ちが良すぎるため、すすぎが大変。素材によっては洗浄力が強すぎて繊維を傷める恐れもあるため避けたほうが良いでしょう。
2.すすぎ
洗剤が残らないようすすぎはしっかりと。水の汚れ具合を見ながら、少なくとも3回以上、泡が消えるまでしっかりすすぎ洗いします。
3.乾かす
洗った後はしばらく浴槽の縁にかけて水を切ります。その後バスタオルで挟んで軽く叩きながら水分をとります。ある程度水分がとれたら物干しに干します。
※洗濯機で脱水する場合は30秒以内がおすすめです。
日中は日陰になる屋外で干すのがベスト。カラッとよく晴れた日で風が少しあると最高です。室内で干す場合は水滴が垂れることもあるので、干している床面にレジャーシートや新聞紙などを敷くと良いでしょう。
※シルクやウールなどは均等に素早く乾かさないと毛先がフェルト状に固まり風合いが落ちる場合があります。
自宅でラグを洗う場合の注意点
ラグをご自宅で洗うときに注意したいのは色落ち、色移りです。他の洗濯物とは分けて、必ずラグ単独で洗うようにしましょう。また、裏面に糊やラテックス(ゴム)が貼られているラグは、ご自宅での水洗いのクリーニングによって裏面が剥離したり、型崩れや毛足(パイル)が抜けやすくなることも。洗濯可のラグでも、事前に洗濯方法をよく確認しておきましょう。
乾燥が十分でないと雑菌が増えて臭いの原因になったり、素材によっては洗う前より肌ざわりが悪くなってしまうことも。自宅でクリーニングする場合は、説明書を確認した上でわからないことは購入店舗に確認してからにしましょう。
ラグ・絨毯は水を含むと予想以上に重くなる
自宅クリーニングでよくお聞きする失敗は「洗ったら重くて一人で持てなかった」というもの。素材や厚みにもよりますが、想像より重くなることを想定しておきましょう。そして水分を多く含んだのと比例して完全に乾燥するまで数日かかります。
洗濯表示がない、素材がわからない場合
手織りやハンドクラフトのラグは洗濯表示がついていないものが多いかもしれません。ボー・デコールのオリジナルラグも手仕事でつくるハンドクラフトラグはウールやジュートなどの自然素材で織られており、自宅でクリーニングすることはできません。(コットン平織りラグは多少の縮み、色移りが起こる場合がありますがご自宅でも洗えます)
洗濯表示がないラグは基本的には自宅クリーニングはできないと考えた方が良いでしょう。素材がわからない場合も同様です。
天然素材ラグ・絨毯のクリーニング
天然素材のラグは素材によってクリーニング方法が異なります。
ウール(羊毛)
自宅での水洗い不可が一般的です。ドライクリーニングはできますが、ドライクリーニングではウールの汚れはほとんど落とせません。専門業者のクリーニングをおすすめいたします。
コットン(綿)
コットン100%のラグなら、丸洗いできるものも多いので自宅の洗濯機で洗えることも多いと思います。キルトラグなどは洗濯表示が付いているものがほとんどなので確認してみましょう。最初の洗濯後には縮みが起こると思われます。また型崩れと色移りにはご注意ください。
ジュート、麻、ヘンプ
自宅では洗えないものがほとんどです。また、専門業者でも水洗いやドライクリーニングができないことが多いのでクリーニングは避けた方が良いでしょう。無理に洗うと繊維が痛んでたくさんの繊維かすが出るようになります。
シルク
シルクは水に弱くシミができやすい素材。摩擦にも弱くとてもデリケート。自宅クリーニングは難易度が高いので専門業者におまかせしましょう。またシルクは一般のクリーニング業者でもクリーニング後の風合いの変化などのトラブルが多い素材です。シルク絨毯のクリーニングの経験のある専門業者かの確認がお勧めです。
自宅で洗うかクリーニングに出すか迷ったら
洗えないラグはクリーニングに出すことになります。では、洗えるラグを自宅で洗うかクリーニングに出すか迷ったら…
汚れの種類で判断してみてはいかがでしょうか。
乾いた汚れ(ドライソイル)と湿った汚れ(ウェットソイル)
ラグの主な汚れは乾いた汚れ(ドライソイル)と湿った汚れ(ウェットソイル)に分けられます。
乾いた汚れ(ドライソイル)
人の髪の毛、繊維カス、ペットの毛、ダニの死骸、花粉、スナック菓子の食べかすや玄関マットの砂埃など。一般的なハウスダスト全般です。ラグの汚れの7割がドライソイルと言われています。ドライソイルはご家庭の掃除機で充分に取り除くことができます。
湿った汚れ(ウェットソイル)
飲み物やスープ・カレーなどの汚れ、身体から出る汗や皮脂等の油脂分やでんぷん質、小さいお子さんのお漏らし、ペットのお粗相・吐き戻し、嘔吐の汚れなどがウェットソイルと言われています。
表面に留まっている乾いた汚れは掃除機で除去することができます。一方湿った汚れはときどき水拭きをすることで少しさっぱりさせることができます。ただ、臭いの元となるラグの奥に入った臭い菌を完璧にきれいにするのは難しいので、湿った汚れや臭い菌までちゃんときれいにしたい場合はプロのクリーニングにおまかせしましょう。
ラグ・絨毯 クリーニング業者へ出す場合の注意
店舗へ直接持ち込みする方法と宅配クリーニングを利用する方法があります。お近くのクリーニング店がラグ・絨毯のクリーニングに対応していない場合は、専門店の宅配クリーニングがおすすめです。トラブルを防ぐために信頼できるクリーニング業者かどうか以下の点を参考に、不明点があれば事前に確認しておきましょう。
- 料金体系、費用が明確 クリーニング前に価格の提示があるか
- 得意なクリーニングの種類、素材が明確
- ドライクリーニング、水洗いなどの洗浄方法についても記載がある
クリーニングに出す頻度
ラグの素材、仕様などにより異なります。
化学繊維系(ポリプロピレン、ナイロン、アクリルなど)のラグなら
化学繊維は掃除機掛けしたときなど掃除機のブラシなどと擦れると静電気が起きやすく、帯電しやすくなるので目に見えない埃や花粉などが付きやすくなります。そのためクリーニングは他の素材のラグより定期的に3~5年を目安にすると良いでしょう。(2~3年で買い替えるタイプのラグを除く)
コットンラグなら
天然素材のコットンは静電気も起こり難く、帯電しにくいので埃や花粉などのドライソイルなどは掃除機かけで簡単に取り除くことができます。そのかわり水分吸収率が高いのでウェットソイルの汚れはご自宅で洗える平織りの薄いラグなら早めの洗濯がお勧めです。汚れがひどい場合など度合いによりクリーニングに出しましょう。
ウーラグなら
ウール素材は天然素材の特徴である静電気が起きにくい素材です。ドライソイルなども簡単に掃除機で充分取り除くことができます。そして上質なウールは毛に天然の油脂(ラノリンワックス)を多く纏っているのでウェットソイルなどの汚れにもはじく特徴があります。またウールは臭いの元となる菌を抑制する効果もあるので10年に一度くらい、もしくは汚れや臭いが気にならなければそれ以上の間隔でのクリーニングで問題ありません。
室内でペットを飼っていてトイレトーレニングが終わったタイミングや、小さいお子さんが大きくなって汚れの心配が少なくなったタイミングでクリーニングするのも良いかも知れません。
シルクのラグ
肌触りの良いシルクはその分繊細な素材で水にぬれると硬くなることがあります。普段使いする場所に置くことは少ないはずなので汚れがない場合はできるだけクリーニングは出さない方が良いです。クリーニングに出す場合は必ずシルク絨毯・ラグの洗浄の経験がある業者に出すことをお勧めます。
クリーニングにかかる日数、預かり期間がどのくらいかも予め確認の上、ご使用状況と合わせて検討してみてください。
クリーニング料金の目安
気になるのがクリーニングの価格ですよね。クリーニングの種類や大きさによって一概には言えませんが、クリーニング専門店に依頼したときの料金は、化学繊維のラグ、ウールやシルクなどの素材により異なりますが 1畳につき8,000~15,000円程度が多いようです。なるべく安い方が嬉しいですが、あまりに格安な値段の場合は注意が必要です。
ボー・デコールグループのクリーニング「ラグケア」の料金をご紹介します。
ラグケアの特長
素材をなるべく傷めない洗いと優しい乾燥方法。ケアをしながら長く使う。そしてより愛着が増す。ケアをきっかけにそんな想いもお届けできればと思います。『ラグケア』ショップはアートギャッベ、ハグみじゅうたんのヘッドオフィスの隣にあるウール素材のラグ・絨毯の専門クリーニングショップです。ギャッベ、中国羊毛段通、ウールラグなどのクリーニングは是非ご相談ください。
クリーニング業者にも得意な分野があります。衣類や布団などが得意な業者。オフィスメンテナンスなど化学繊維の敷き込み式カーペットのクリーニングが得意な業者。敷物のクリーニングも素材が化学繊維か天然繊維かなどで使用する洗剤や洗浄機、乾燥の技術も違い得意な分野が異なります。
『ラグケア』はウールラグ専門のクリーニングショップです。ギャッベ絨毯、羊毛段通、ウールラグを専門でケア&クリーニングするプロです。
おすすめオプション
ウールラグ「除菌・抗菌」ケアとは
除菌ケアとは 洗浄が終了後、「ラグケア」オリジナル除菌剤を噴霧して乾燥。ラグ表面のウィルスなどの菌を取り除く工程です。
抗菌ケアとは 除菌してからの乾燥後、抗菌ルームにて抗菌ライトを8時間以上照射。ウィルスの不活性化が望める効果があります。
※抗菌ライトは殺菌灯とは違います。人体に有害な紫外線を発する殺菌灯とは異なり人体には影響がありませんので安心安全にご使用いただけます。【抗菌ライトメーカーHPより】
メニュー参考例
ほこりとり+あわケア 税込4,950円/㎡~ (2023.8 現在の価格です)
家庭用掃除機では吸い取れない細かなほこりとりをした後に、ウール洗剤で洗う基本メニュー、3〜5年おきが良い状態を長く保てます
参考)サイズ150x200cm(3㎡の場合) @4,950円x3㎡=14,850円~(税込)
ほこりとり+みずケア 税込3,960円/㎡~ (2023.8 現在の価格です)
家庭用掃除機では吸い取れない細かなほこりとりをした後に水洗い
参考)サイズ150x200cm(3㎡の場合) @3,960円x3㎡=11,880円~(税込)
おすすめクリーニング
ほこりとり+あわケア+除菌・抗菌ケア (2023.8 現在の価格です)
家庭用掃除機では吸い取れない細かなほこりとりをした後に、ウール洗剤で洗う基本メニュー、菌やウィルスの除菌・抗菌
参考)サイズ150x200cm(3㎡の場合) @5,830円x3㎡=17,490円~(税込)
ラグ・絨毯 クリーニング宅配サービスを利用する場合
「ラグ・ギャッベのクリーニングはしたいけどお店までは持っていくのは面倒!」という方も多いのではないでしょうか・・・。そうですよね!結構重いし、持っていく手間もかかるし。
そのような場合『ラグケア』から梱包キットをお送りし、お客様手配にて宅急便で送っていただき、『ラグケア』から宅急便でお届けするサービスを行っています。
ギャッベやハグみじゅうたん、手織りのウール絨毯なら折り畳めるので是非宅配サービスを。
宅配サービス手順
1.『ラグケア』ホームページオーダーフォームにてサイズやラグの素材・状態の記入
2.オーダーファーム、または電話かメールにて梱包キットの依頼をする
3.ヤマト運輸DM便から1週間ほどで梱包キットをお客様のお宅にポストイン
4.梱包キットでクリーニングするラグ・絨毯を梱包して頂く
5.梱包したラグ・絨毯を運送会社に出す。もしくは取りに来ていただく。
(お客様のご都合の良い宅配業者さんに手配をしていただく・お客様で片道送料ご負担)
6.『ラグケア』に到着後お客様にご連絡いたします。
7.クリーンニング終了後お客様にご連絡のうえ出荷手配
8.『ラグケア』より梱包しヤマト運輸さんにて発送
(返送代金は『ラグケア』にて負担)
9.商品到着ラグ・絨毯のご確認をいただく
※不明な点は遠慮なくご連絡下さいませ。
ホームページ問い合わせフォーム、お電話・メールにて
ウールラグ専門クリーニング『ラグケア』
お問合せ 0250-47-3980
Mail rugcare@lohas-rug.com
『ラグケア』関連ブログ
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※グループブランド「ハグみじゅうたん」サイトへ移動します
ウールじゅうたんのクリーニングはこちら
Rugcare -ラグケア-
汚してしまった場合のご自宅でのクリーニング
ここからは汚してしまった場合、シミになってしまった場合のクリーニングについてご紹介します。
コーヒーをこぼしてシミになった
ボー・デコールグループのクリーニングショップ「ラグケア」で一番多いのが、ラグにコーヒーをこぼしてしまったというご相談です。上質なウールラグなら早めにお手入れすれば汚れが取れ、残らないのですが、こぼした量が多くて対処できなかったり、そのまましばらく放置してしまった、慌てて洗剤を使ってゴシゴシこすったためにシミが残ってしまったというケースも。汚したときの洗剤の使用は注意が必要です。クリーニング担当者曰く
「洗剤の成分によりシミを余計取りにくくする場合があります」
一番良いのはなるべく早くクリーニング店に依頼することです。それでも「自宅でなんとかしたい」というお声も多いのが事実。そこでクリーニングに出す前に試していただきたいことをご紹介します。
ぬるま湯をかける
コーヒーをこぼした場合、素早く乾いたタオルと湿ったタオルを当てても当てても取りきれない場合は、思い切ってぬるま湯をシミ部分に垂らしてください。それにより残ったシミに水分が含まれ浮いてきます。再度シミがタオルに移らなくなるまで押し当て、それを繰り返してみてください。結構取れます。
ラグケアより引用
お手入れのポイント
- ぬるま湯の温度は40度以下で
- 洗剤をなるべく使わない
- 牛乳などのたんぱく質のシミは水で(お湯だと固まる可能性があるため)
- ゴシゴシしないこと
ラグケア担当者よりひと言
「ぬるま湯で程ほどに頑張った後に、それでも取れない場合はご相談ください」
赤ワインをこぼしたら
赤ワインを自宅で落とすのは難易度が高いので、速やかに専門業者のクリーニングに出しましょう。
臭いがするからクリーニングしたい
臭いが気になってきた場合、消臭スプレーなどの対処では根本的解決にならないことがほとんどです。臭いのご相談で多いのは、夏の間保管していてクローゼットから出してみたらなんだかカビ臭いというもの。自宅でできるのは、天日干しをして良く乾燥させること。乾燥させても臭いがとれない場合は、やはりプロにおまかせした方が良いでしょう。
「ラグケア」
通常クリーニングのオプション「カビ臭ケア」がおすすめです
シミや汚れはないけど全体的にきれいにしたいとき
自宅でできる方法は水ぶき。表面、裏面ともにまんべんなく丁寧に。季節の変わり目に水拭きするとさっぱりしますよ。
まとめ
- ラグのクリーニングは洗濯表示を確認
- 自宅でクリーニングする場合は洗濯機の容量とラグサイズを確認
- 手洗いする場合は足でやさしく踏み洗い
- 湿った汚れ(ウェットソイル)をちゃんと落としたい場合は専門店のクリーニングがおすすめ
- 汚したときはまず「ぬるま湯」でお手入れ、落ちなければ洗剤は使わずにプロにおまかせしましょう
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ボー・デコールオンラインとは1999年から「造り」「健康」「環境」をコンセプトに、全国の皆さまに永く使える上質な天然素材のインテリアを発信し続けているLOHASなインテリアショップです。オリジナルブランドの開発も手掛け、ウールラグ『ハグみじゅうたん®』リネンカーテン『Lif/Lin(リフリン)』リネンとコットンの雑貨『8à(ハチア)』を展開。全国のインテリアショップ、デパートなど258社に提供しているロハスインテリア商材の総合開発会社でもあります。オンラインショップでは、自社開発のオリジナル商品とコンセプトに添った厳選したアイテムをセレクト。手仕事で造られた永く愛用できる天然素材インテリアを、少しでもお求めやすい価格で提案しています。 |