間仕切りカーテンをおしゃれに。選ぶポイントや取り付け方

2022.02.07 2022.04.07

間仕切りカーテンをおしゃれに。選ぶポイントや取り付け方

広い部屋を分割したいと思っても、壁やドアを造作するような大掛かりな改装はなかなか実現できないものです。そこで、部屋を上手に分けるために役立つのが、間仕切りカーテンです。手軽な設置で、パーティションのように使用できます。とはいえ、ただ間仕切りできればよいというわけではなく、できるだけおしゃれな印象にしたいですよね。今回は間仕切りカーテンについて、そのメリットや選び方、注意点などをご紹介します。

ボー・デコールオンラインとは?

1999年から「造り」「健康」「環境」をコンセプトに、永く使える上質な天然素材のインテリアを発信しているLOHASなインテリアショップ。オリジナルブランドの開発も手掛け、全国のインテリアショップ、デパートなどに提供しています。手仕事で造られた永く愛用できる天然素材インテリアを、少しでもお求めやすい価格で提案しています。

 

間仕切りカーテンの取り付け方

間仕切りカーテンとは、ひとつの空間を複数に区切りたいときに使用するカーテンを指します。間仕切りに使えるカーテンの種類としては、スタンダードなドレープカーテンをはじめ、アコーディオンカーテンやロールスクリーンなどがあります。それぞれに印象や使い勝手が異なるため、まずは取り付けやすいもの、使いやすいものにはどんなものがあるのか、考えてみましょう。ただし、カーテンの種類によって、取り付け方が変わるため、購入前に設置が可能かどうか調べておくことも大切です。取り付け方法の例と注意点をまとめました。

一般的なカーテンレールで取り付ける

スタンダードなカーテンやアコーディオンカーテンを使うなら、カーテンレールを天井に取り付ける必要があります。ただし、カーテンレールを設置する際に天井や梁(はり)に直接ビスを打ち込むことになるため、賃貸にお住まいの方は注意が必要です。

ロールスクリーンはビス留め、もしくは突っ張り式

ロールスクリーンには大きく2種類の取り付け方があります。ひとつはロールを巻き上げるメカ部分をビスなどで天井に固定する方法です。もうひとつは両サイドの壁面に突っ張り式のロールスクリーンを設置する方法です。賃貸住宅であれば、突っ張り式の方が傷になりにくく取り付けやすいでしょう。

軽い素材なら、突っ張り棒を活用する

重量が軽いカーテンなら、両サイドの壁面に突っ張り棒を渡して、そこにカーテン生地を吊るす方法もあります。カーテン生地に棒を通す部分を作って、突っ張り棒に通して吊るす方法と、突っ張り棒にクリップの付属したリングを通し、クリップにマルチクロスを留めて吊るす方法があります。カーテン生地以外にも好みの布地でハンドメイドすることも可能です。いわゆる「のれん」に近いイメージで、お好みの幅や長さの布を使って、自由に仕切れるのが利点です。

間仕切りカーテンのメリット

間仕切りカーテンはあと付けもできるため、さまざまな用途に使用できます。例えば、兄弟姉妹が成長して、これまで一緒に使用していた子ども部屋を2つに分けたいときや、広いリビングを仕切ることで暖房効率を上げたいときなどに、比較的手軽に設置できるのがメリットです。ここでは、間仕切りカーテンを設置することで、空間を仕切る以外にどんなメリットがあるのかを考えてみましょう。

省スペース・ローコストで設置できる

壁やドアで空間を仕切るとなると、改装費用がかかるうえ、壁の厚みの分だけスペースを取られてしまいます。間仕切りカーテンなら、費用も少なく、カーテンレールの幅ほどのスペースがあれば問題ありません。そのため、1部屋として使用していた部屋を2つに分けたいときや、部屋の一角に書斎やテレワークコーナーといった小部屋を作りたいときなどにも、さっと対応できます。間仕切りカーテンは、必要な手間や費用を大きく抑えることができて、手軽に導入できる点がメリットと言えるでしょう。

フレキシブルに使える

部屋を仕切る際に、壁や背の高い家具を立てて完全に閉じてしまうと、空間を行き来できなくなります。引き戸や吊り戸を並べて壁のように使用すれば使いやすくなりますが、改装にかかる出費が増えてしまうのが難点です。間仕切りカーテンは、気軽に開け閉めでき、隣同士の気配も感じられることから、空間をゆるく仕切りたい場所に使いやすいでしょう。例えば、冷暖房効率を高めたいときや、料理中のにおいや煙の広がりを抑えたいときなど、必要なときだけ間仕切りカーテンで仕切るといった使い方が可能です。リビングと階段の仕切り、廊下とリビングの仕切りなど、完全に仕切ってしまわない方がよい場所でも使いやすいでしょう。

リビング階段の仕切りについては、以下で詳しく紹介していますのでご覧ください。

リビング階段にカーテンを取り付けるメリットとは?おしゃれに見せる方法も紹介

空間のアクセントとしておしゃれに

間仕切り用にデザイン性の高いカーテンを選べば、タペストリーを飾る感覚で色やデザインを楽しめます。空間のアクセントになって、おしゃれな雰囲気を作れるでしょう。

【部屋別】間仕切りカーテンの選び方とポイント

どんな場所に間仕切りカーテンを設置するかによって、選び方のポイントも少し変わってきます。ここでは部屋別に選び方のポイントを考えます。

水回り・キッチン回り

洗面所や脱衣所といった水回りの出入り口、キッチンのパントリーなどにドアがない場合、間仕切りカーテンを付けることで、生活感のある場所を上手に隠すことができます。こうした場所の間仕切りカーテンには、存在感を強調しないよう、壁の色に近い色を選ぶとよいでしょう。壁との一体感があると、目立ちにくくなります。また、衛生面を特に気にかけたい場所でもあるので、洗濯のしやすさも重視したいところです。キッチンからの油の飛び散りや洗面ボウルからの水跳ねを考慮して、間仕切りカーテンの素材には、取り外しやすくこまめに自宅で洗濯可能な生地を選ぶのがポイントです。できれば洗い替えも用意すると安心です。

リビング周辺

リビングと廊下、リビングと玄関、リビングと階段といったように、リビングとつながる場所に間仕切りカーテンを設ける場合、どちら側からもカーテンが視界に入りやすくなります。できるだけ両面仕様で表裏のないカーテンを選ぶと、空間のアクセントにもなって、おしゃれな印象に仕上がります。また、リビングに間仕切りカーテンを設置すると、部屋が狭くなったように感じたり、圧迫感が出たりするのではないかと心配な方もいらっしゃるでしょう。その場合には、薄手のカーテンやロールスクリーンがおすすめです。さらに、適度な透け感があっても問題のない場所なら、レースカーテンやリネンカーテンなど光の加減でさまざまな表情を楽しめる素材を選ぶと圧迫感がなく、おしゃれなアクセントとなりますよ。

子ども部屋周辺

子ども部屋を仕切る場合にも、両面仕様で洗濯しやすい素材のカーテンがよいでしょう。子どもが小さいうちは、うっかり汚してしまうことを考えて自宅で洗濯できる素材が安心です。幼児期には子どもらしいかわいい生地を選び、成長とともに落ち着いたデザインのものにかけ替えて、模様替えを楽しむのもおすすめです。また、ロールスクリーンを使用する場合には、チェーンで操作するタイプではなく引き出し式にするといったように、安全面や使いやすさもポイントです。

間仕切りカーテンで空間を有効活用しよう

間仕切りカーテンは、比較的簡単に設置できて、空間をゆるく仕切れるところが魅力です。突っ張り式のロールスクリーンや突っ張り棒を活用すれば、賃貸のお部屋でも簡単に仕切ることができます。壁を造るほどではないけれど仕切っておきたいといった場合や、状況によって開け閉めしたい場所に設置することで、空間の使い方が広がります。

ボー・デコールグループのオリジナル、Lif/Lin(リフリン)はリネンのナチュラルな素材を生かした、木漏れ日のようなやわらかな光漏れが特徴のオーダーカーテンです。おしゃれなお部屋のアクセントになる間仕切りカーテンをつくってみませんか。

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1999年から「造り」「健康」「環境」をコンセプトに、全国の皆さまに永く使える上質な天然素材のインテリアを発信し続けているLOHASなインテリアショップです。オリジナルブランドの開発も手掛け、ウールラグ『ハグみじゅうたん®』リネンカーテン『Lif/Lin(リフリン)』リネンとコットンの雑貨『8à(ハチア)』を展開。全国のインテリアショップ、デパートなど258社に提供しているロハスインテリア商材の総合開発会社でもあります。オンラインショップでは、自社開発のオリジナル商品とコンセプトに添った厳選したアイテムをセレクト。手仕事で造られた永く愛用できる天然素材インテリアを、少しでもお求めやすい価格で提案しています。


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