暖簾(のれん)をおしゃれに使いこなそう!室内を彩る活用方法をご紹介

暖簾(のれん)をおしゃれに使いこなそう!室内を彩る活用方法をご紹介

和のテイストが楽しめる暖簾。小粋で温かみがあり、日本の伝統的な文化を感じさせます。

しかし暖簾の魅力はそれだけではありません。おしゃれなインテリアアイテムとして、カーテンのように日差しを遮るほか、目隠しや部屋の間仕切りなどに活用できます。

今回は、暖簾の基礎知識と種類、インテリアとして取り入れる際に参考にできる活用方法をご紹介します。

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暖簾の役割

「暖簾」(のれん)は、風除け・日差し除けとしての役割があり、日常生活のなかでさまざまな形で親しまれているアイテムです。

暖簾のルーツは、中国の禅寺で使用されていた簾(すだれ)にあるとされ、そこでは夏に使う簾を涼簾(リョウレン)、簾に布を張り寒い時期に使うものは暖簾(ノウレン)と呼ばれていました。この「ノウレン」が変化して「のれん」という呼び名になったといわれています。

すだれ
簾(すだれ)

商店や飲食店の店先などに暖簾が使われることが多く、最近では個性的なデザインの暖簾もよく見かけます。というのも、これはもともと開店を知らせるために、広告を兼ねて入り口に屋号や商品名を記載した暖簾を掛けるという風習が広まったためです。

なお、こうした機能は日本のみに見られるもので、起源となっている中国にはないようです。日本では広告的な機能が加わったことで、多彩なデザインが作られるようになりました。

多彩なデザインの暖簾(のれん)
神社の暖簾(のれん)

すでに平安時代には店先で使用されていたという記録があり、鎌倉時代には室内で使う暖簾状の布が多く登場しています。こうして古くから親しまれていた暖簾は、今では個人宅でも使用されるようになりました。

家庭で使われる場合には、目隠しや日除け、塵(ちり)除け、間仕切りといった用途のほか、季節感の演出やインテリアコーディネートにも活用されており、幅広い使い方ができるアイテムとなっています。

暖簾の種類

暖簾は、サイズや素材などによってさまざまな種類があります。サイズによって名称が異なったり、素材によって印象が変わったりするため、それぞれの違いについてご紹介します。

伝統的な暖簾のサイズ

暖簾は、丈の長さで呼び名が変わります。それぞれのサイズを見てみましょう。

一般的な暖簾

一般に多く見られるのは3尺7寸(約113cm)丈で、汎用性が高く、さまざまな場所や用途に使われています。

半暖簾

一般的な暖簾の半分(約56cm)の丈で、コンパクトな印象があります。店先に掛けても店内の様子が外から見やすく、飲食店でよく使われています。

水引暖簾

縦の長さが30~40cmほどと短く、横に長く使われることが多いタイプです。おめでたい「水引」が由来となっており、インテリアや店内装飾などに使われます。

長暖簾

ここまでに紹介した暖簾サイズのなかで最も丈が長く、160~200cmで展開されています。目隠しや日除けとしての役割を果たすと同時に、サイズが大きいため視界に入りやすく、広告としての役割もしっかり果たします。

それぞれ横幅は用途によって異なり、主に80~180cmのサイズで展開されています。家庭用として使われる暖簾も上記のサイズを基本としていますが、さらにバリエーションが多様化しています。

暖簾の素材

暖簾は素材によって印象が大きく異なります。素材の種類ごとにその特徴を見てみましょう。

布製の暖簾は種類が豊富で、綿・麻・帆布・化繊など多種多様。高級品には絹を使用したものも見られます。

夏場はドアや窓を開放する機会が多く、暖簾が活躍するシーズンですが、天然素材は肌に当たったときにベタつくことがないため人気です。

なかでも注目したいのが、リネン素材。ナチュラルな印象で、見た目の涼やかさだけではなく、通気性や速乾性、防カビ効果など機能面でも優秀です。高級感がありながら、素朴さも兼ね備えているため、幅広いテイストにマッチします。適度な透過性で室内が暗くならず、重苦しさを感じさせません。

竹や葦(あし)

細い竹や葦を横に渡して編んだ簾も、暖簾の仲間です。涼しげで通気性が良いため、夏季の日除けに適しています。植物素材が使われたものが古くから一般的ですが、最近ではカラフルなプラスチックのストロー素材で作られたものもあります。

繊維を編んでひも状にした縄の暖簾は居酒屋でよく見られ、くだけた雰囲気を演出します。

珠(玉:たま)

ガラス玉やビーズ、木の実など、珠状のものをひもに通して作られた暖簾もあります。ポップでおしゃれなイメージ、繊細・ゴージャスなムードなど、素材によってさまざまな表情を楽しめます。

細い竹や管状のビーズを縦につなげた暖簾は、風が吹くたびにカラカラと涼やかな音を奏でるのが魅力です。和テイストやエスニック調のインテリアによく合います。

暖簾の活用方法

家庭においても、暖簾にはさまざまな用途があります。暖簾の機能が十分に発揮される活用方法を紹介します。

目隠し

暖簾はカーテンに比べて軽やかな印象があり、ドレープ幅がないので設置も容易です。

そのため、ちょっとした目隠しとして重宝します。洗濯スペースや収納スペースなど、来客に見せたくない場所を隠したり、玄関口から部屋の中を見通せないようにしたりと、目的に合わせて取り付けることが可能です。通り抜けも容易なため、子どもも行き来するクローク系の目隠しにもよいでしょう。

取り付ける場所の雰囲気に合わせて、カフェカーテンを重ねたり、カーテンのように左右に開閉できるようにしたりするなど、使い方もさまざま。

小さな窓にさりげない目隠しをしたいときには、キラキラ光る珠暖簾を使うと、布では出せない効果が得られます。ナチュラルな雰囲気にしたいなら、リネンの暖簾を選ぶのもおすすめです。

日除け

暖簾は西日の当たる玄関やテラスへの出入り口など、人の行き来がある場所での日除けに最適です。

カーテンでは開閉に手間がかかる、まとめたカーテンが邪魔になるといった場所には、特にうってつけでしょう。風通しが悪くなるのが心配であれば、縄や珠を使ったものや、通気性の良いリネン製を選ぶ方法もあります。

透け感のある布地でも日除けの役割を果たし、日差しを遮りながら涼感が得られます。

日差しが入る角度を考えてカーテンほどの長さが要らないという場合には、丈の短い暖簾を選んでみましょう。カーテンのように余分な布地がないためすっきりと収まり、勝手口に設置しても邪魔になりにくいというメリットがあります。

暖簾よりもやっぱりカーテン、という場合の選び方や活用法についてはこちらで詳しくご紹介しています。

カーテン選びの基礎知識 理想のスタイルに合わせた選び方とは >>

間仕切り

暖簾は間仕切りとしても活躍します。部屋と廊下の仕切り、メゾネットタイプの階段部分など、通行の邪魔にならずにさりげなく境界を作ってくれます。

完全に区切る必要がない同一の部屋内での仕切りや、キッチンとリビングの境にも活用できます。圧迫感を嫌うのであれば、ひもタイプや透かしタイプがおすすめ。

丈の長い暖簾なら、室内の保温効果も期待できます。

インテリア装飾

デザイン豊富な暖簾をインテリアに取り入れて楽しむのもよいでしょう。お気に入りのテキスタイルを選び、絵画的な効果を狙うこともできます。和モダン、北欧風、アメリカンカジュアルなど多種多様なデザインのなかから、タペストリー的な使い方をするとインテリアの統一感を図るのに役立ちます。

大きめのビーズや木の実を使ったものは、モビールのような演出ができます。また、ひもを途中まで編んだフォークロア調は、素朴なイメージでありながらモダンさもあわせ持ちます。

厚手の素材と、レースのような軽めの素材を組み合わせるといった、2枚使いの方法もあります。

暖簾の選び方

さまざまな種類がある暖簾だからこそ、選び方に迷ってしまうこともあるかもしれません。ここでは、素材やサイズ、設置方法などに分けて、暖簾の選び方を紹介します。

素材で選ぶ

先にもご紹介したとおり、暖簾にはさまざまな素材が使われています。それぞれに印象や機能が異なるため、用途や目的に合わせて素材から選んでみましょう。

視覚的に遮断したい場合の目隠しであれば、透け感のない遮光性の高い布地を選ぶとよいでしょう。逆に間仕切りで圧迫感を与えたくないのであれば、ビーズやひも、透け感のある布地を選ぶのがおすすめです。

サイズで選ぶ

掛ける場所に合わせて、使い勝手の良いサイズにすることも大切です。用途に合わせるだけでなく、邪魔にならないサイズを選びましょう。

目隠し程度であれば90cm程度までの長さがおすすめ。できるだけ光や空気を遮断したい場合は、床まで届く長めの丈を選ぶ必要があります。

また、掛ける場所や部屋の雰囲気によっては、丈ではなく横幅を考えることになるかもしれません。サイズを考える際には、どんな用途で、どこに吊るすのかを決めておく必要があります。

例えば、目隠し効果を期待して、天井近くから床まで届くように吊るしたいなら200cmのロングタイプを選ぶ、日除けをしたいけど人の行き来が多いから半暖簾にする、など購入前にしっかりとイメージを固めておきましょう。

設置方法で選ぶ

忘れがちですが、設置方法も暖簾選びで覚えておきたい要素のひとつ。

カーテンレールがある場所なら、フックを取り付けて吊るすのもよいでしょう。カーテンレール等がない場所なら、突っ張り棒に掛けて吊るすのが定番かもしれません。

突っ張り棒は設置が簡単な一方で、商品によって耐荷重が異なるのでチェックが必要です。重量のある素材を使った暖簾だと、使っているうちに落ちてしまうことも考えられます。

設置場所を確認し、どのような方法で吊るすのかを考えておくことも、とても大切です。

デザインで選ぶ

おしゃれなデザインのリネンの暖簾(のれん)

暖簾選びで何よりも気になるのが、デザインやカラーではないでしょうか。

部屋のレイアウトやインテリアのテイストを加味し、調和するようなデザインやカラーを選ぶのがポイント。和風、洋風、アジアン、モダン、北欧風、スタイリッシュなど、最初に全体のイメージを考えて選ぶとよいでしょう。

暖簾のタイプのバリエーションも広くなり、2枚重ねになっているものや、左右が異なるデザインになっているもの、左右の長さが違うものなど、多種多様です。自分好みのお部屋づくりに、ぴったりの暖簾を探してみましょう。

暖簾を上手に取り入れて
おしゃれな室内に

暖簾はカーテンと比べてすっきり設置でき、お部屋のイメージを気軽に変えられるのが魅力です。

目隠しや間仕切りなど、ニーズに合わせた役割を果たしながらインテリア性も高く、おしゃれな部屋づくりにぴったり。素材も豊富で、麻や綿・化繊といった布地だけでなく、ひもやビーズ、珠や木の実など、バリエーションも豊富です。

お部屋にちょっとアクセントが欲しいときには、暖簾を取り入れて個性を発揮してみてはいかがでしょうか。

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2022.08.22