小窓にぴったりなカフェカーテンの選び方。設置場所や取り付け方についてもご紹介
リビングやトイレ、浴室などにある小窓は、自然な光を取り込んで、お部屋を明るくする効果や開放感が期待できます。
しかし、なかには日差しが入るのを防ぎたい、調光できるようにしたいと思う場所もあるでしょう。そんなときにおすすめしたいのが、カフェカーテンの設置です。
今回は、小窓にぴったりなカフェカーテンの選び方・取り付け方を紹介するとともに、カフェカーテンの役割や小窓以外への活用法についてお伝えします。
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カフェカーテンとは
カフェカーテンとはその名のとおり、カフェや喫茶店などでよく使われるカーテンで、カーテンレールやカーテンフックを使用せず、ポールや突っ張り棒などに取り付けるのが主流です。
一般的なカーテンレールではなく、棒状のレールを使用することを前提に、カーテン上部が筒状に縫製されて棒が通しやすくなっているものや、ポール等を通す穴が空いているものなど、デザインもさまざまです。
また、カフェカーテンとして市販されているものではなく、お気に入りの布にカーテンクリップを取り付けてポールに通すだけでも、カフェカーテンとして機能します。
カフェカーテンには日差しや視線を遮る役割があり、キッチンやリビング、トイレなどさまざまな場所で使われます。
機能性を持ったカフェカーテンの種類
カフェカーテンにはさまざまな種類があり、特殊な機能を備えたものもあります。具体的に見ていきましょう。
遮光機能
外からの光を遮断する加工が施されているカーテンです。
部屋を暗く保つことを目的にしたもので、寝室によく使われます。光による反射を避けて、室内が見えないようにしてプライバシー保護を行ったり、室内の保温効果を高めたりする役割も期待できます。
遮熱機能
外からの熱が伝わりにくくなっているカーテンです。室内の暖気も逃がしにくいため、冷暖房の効果が高まります。
はっ水機能
水をはじく加工が施されているカーテンです。水を使う場所でも通気性を保ちつつ水気を弾いてくれるため、結露やカビ対策に役立ちます。
ミラー機能
外から透けにくい加工が施されているカーテンです。外からの光は取り込みつつ、プライバシー保護が期待できます。
防水機能
水を通さないように加工されたカーテンです。前出の撥水加工には通気性が保たれるという特徴がありますが、防水加工の場合は水の浸入を完全にカットします。
一方で、蒸れやすいのが難点。よく水がかかる場所で、カーテンの向こう側に水を通してほしくない場合におすすめです。
そのほか、防炎加工やUVカット機能のあるカフェカーテンもあります。それぞれの目的や設置場所に合わせて、求める機能のあるカフェカーテンを選びましょう。
カフェカーテンの役割
先にもお伝えしたように、カフェカーテンには日差しや視線を遮るほか、さまざまな役割があります。
紫外線対策や目隠しとして
カフェカーテンは、紫外線対策や目隠しとして役立ちます。強い日差しが入るお部屋では、室内にいても日焼けしてしまうこともあるでしょう。カフェカーテンを小窓に掛けるだけで、日差しが和らぎます。
また、外からの視線が気になる場合も、カフェカーテンを使用することでプライバシーを保護できます。
インテリアとして
お部屋のインテリアとして、カフェカーテンを楽しむのもよいでしょう。好みのテイストのデザインや色合いを選べば、おしゃれな小窓に。
また、カフェカーテンを季節ごとに取り換えるだけでも、部屋の雰囲気がガラッと変わります。小窓のカフェカーテンを取り換えて、気軽に部屋の印象を変えてみましょう。
間仕切りとして
間仕切りカーテンには、暖簾(のれん)や天井付けのカーテンなどの丈の長いものが多く使われます。そうした大掛かりなカーテンはしっかり間仕切りできる一方で、どうしても室内の行き来を邪魔してしまうことがあります。
その点、カフェカーテンは丈が短いこともあり、部屋をふんわりと区切りながらも行き来を妨げません。取り外しも簡単なため、用途やシーンに合わせてお部屋を分けられます。
カフェカーテンの設置場所
カフェカーテンの設置場所と言えば、小窓が定番かもしれません。しかし、カフェカーテンの使い道は幅広く、さまざまな場所で活用することができます。続いては、カフェカーテンの設置場所と活用方法を見てみましょう。
小窓
小窓の位置やカーテンレールの有無によっては、一般的なカーテンが取り付けにくい場合があります。そんなときはカフェカーテンを設置することで、外からの日差しや視線を遮ることができます。
また、インテリアとして、おしゃれなお部屋を演出できるでしょう。
小窓にカーテンを設置しておしゃれに見せる方法について、詳しくはこちらをご覧ください。
小窓のカーテン、どうしてる?カーテンで小窓をおしゃれに見せる方法 >>
キッチン等の目隠しに
キッチンや収納場所などに扉がない場合、置いたモノが丸見えになってしまい、生活感が出てしまいます。
そんなときは、カフェカーテンを目隠しとして設置してみましょう。お客様が急に来訪されたときも、安心です。
間仕切りをしたいスペースに
部屋や廊下を区切って使いたいけど、大掛かりな内装工事は避けたい……そんなときは、気軽に設置できる間仕切りとしてカフェカーテンを利用してみましょう。
また、デッドスペースにカフェカーテンを設置すれば、収納場所としても活用できます。ただし、カフェカーテンは一般的なカーテンと比べて丈が短いため、完全に仕切ることはできません。
しっかり間仕切りしつつ、通りやすい場所にしたい場合には、ロールカーテンを併用するのも一案です。
カフェカーテンの選び方
カフェカーテンは、機能や素材もさまざま。用途や目的に合わせて、好みのものを選んでみましょう。
紫外線対策や外からの視線対策として取り付けるなら
強い日差しが入る小窓には、遮光機能のあるカフェカーテンがおすすめです。
UVカット加工されたものであれば、日焼け予防にも役立ちます。外からの視線が気になるのであれば、ミラー加工されているものがよいでしょう。日中、夜間を問わず部屋の中が見えにくくなります。
インテリアに合わせておしゃれなデザインを選びたいですね。
キッチンや洗面台などの目隠しとして取り付けるなら
キッチンや洗面台などの目隠しとしてカフェカーテンを使うなら、撥水加工や防水加工がされているかだけでなく、自宅で洗濯ができるかどうかも確認しておくとよいでしょう。
特にキッチンはカーテンに油汚れや水汚れが付きやすく、汚れたままだと清潔感を損ねてしまいます。こまめに洗濯しながら、きれいな状態を保ちたいですね。
目隠しカーテンについては、以下もご覧ください。
目隠しカーテンでお部屋をイメージアップ!種類と選び方について紹介 >>
間仕切りとして取り付けるなら
目隠しも兼ねた間仕切りなら、透け感の程度は使用場所に合わせて選ぶのがよいでしょう。プライベート空間を作りたいのであれば、透け感が限りなく少ないカフェカーテンを使用したいところです。
しかし、透け感がないカフェカーテンは圧迫感を感じる可能性があるので注意しましょう。
目隠しとしての機能をそれほど必要としない場合は、レースやリネンなど透け感のあるカフェカーテンを選ぶのがおすすめ。インテリアとしてもおしゃれです。
間仕切りカーテンをおしゃれに取り付けたい方は、こちらもご覧ください。
カフェカーテンの取り付け方
カフェカーテンの取り付けに失敗しないためには、カーテンのサイズを正しく測ることが大切です。
1.カフェカーテンのサイズを決める
まずは、取り付けたいカフェカーテンのサイズを確認しましょう。カフェカーテンのサイズは多種多様であり、やや短めの一般的なカーテンをカフェカーテン風に吊るすことも可能です。
最初にチェックしたいのが、カフェカーテンの横幅です。というのも、横幅に余裕があればヒダができるためゆったりしたドレープを楽しめるし、横幅を窓枠と同じにするとすっきり見えるなど、印象が変わるからです。例えば、窓のサイズに対して1.1倍程度の横幅であれば、カーテンにヒダがほとんどできず、フラットな見た目になります。また、1.2~1.3倍程度の横幅であれば、ヒダが少ない印象にはなるものの、カーテンの柄がきれいに見えます。きれいなヒダを作りたい場合には、1.5倍程度の横幅にするとよいでしょう。
また、カフェカーテンの丈も設置場所や目的によって異なります。小窓の紫外線対策や目隠しとして使用するのであれば、窓の高さに近い丈を選びましょう。窓の高さよりも短めにすれば、程良く日差しを取り入れつつ、外からの視線を遮れます。間切りとして使用する場合には、設置できる高さや、どの程度プライベート空間を作りたいかによって丈が異なります。また、設置する位置によっても変わるため、設置したい場所の高さを考慮して、どの程度の長さが欲しいのかを考えてみましょう。
一般的なカーテンサイズの測り方について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
2.突っ張り棒やポールなどのレールを設置する
カフェカーテンのサイズを決めたら、突っ張り棒やポールなどカーテンレールとして使用するパーツを選び、カーテンを通したあとに設置したい場所に取り付けます。場合によっては、ひもをレール代わりに使うのもよいでしょう。吸盤タイプやネジ式など、設置場所によって使い勝手の良いものを選ぶのがポイントです。賃貸の場合には、突っ張り棒を活用するとよいでしょう。
突っ張り棒を使用する際は、落下防止のため、少し余裕のある長さのものを選ぶのがおすすめです。例えば、60cmの幅であれば、60cm以上に対応している突っ張り棒を選びましょう。また、突っ張り棒の耐荷重を事前に確認しておくことも大切です。突っ張り棒の強度に不安がある場合は、補強用の金具を使用する方法もあります。
カフェカーテンで部屋をおしゃれに
小窓をはじめ、間仕切りや目隠しなど、カフェカーテンの使い方はさまざま。インテリア性も高く、カフェカーテンを取り付けるだけで、部屋の印象が変わります。
部屋のテイストや雰囲気に合ったカフェカーテンを選べば、調和の取れた空間に。
カフェカーテンを上手に活用して理想の部屋を演出しましょう。
カフェカーテンの一覧
ペールイエロー / カフェカーテン / リネン100% / 薄手 / LCC3006
¥4,400(税込)
ペールピンク / カフェカーテン / リネン100% / 薄手 / LCC3005
¥4,400(税込)
ネイビー / リボンカフェカーテン / 厚手
¥3,960(税込)
デニム / リボンカフェカーテン / 厚手
¥3,960(税込)
ボーダーパープル / カフェカーテン / リネン100% / 薄手 / LCC3022
¥4,400(税込)
ストライプブルー / カフェカーテン / リネン100% / 薄手 / LCC3013
¥4,400(税込)
ホワイトベージュ / リボンカフェカーテン / 厚手
¥3,960(税込)
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ボー・デコールオンラインとは1999年から「造り」「健康」「環境」をコンセプトに、全国の皆さまに永く使える上質な天然素材のインテリアを発信し続けているLOHASなインテリアショップです。オリジナルブランドの開発も手掛け、ウールラグ『ハグみじゅうたん®』リネンカーテン『Lif/Lin(リフリン)』リネンとコットンの雑貨『8à(ハチア)』を展開。全国のインテリアショップ、デパートなど258社に提供しているロハスインテリア商材の総合開発会社でもあります。オンラインショップでは、自社開発のオリジナル商品とコンセプトに添った厳選したアイテムをセレクト。手仕事で造られた永く愛用できる天然素材インテリアを、少しでもお求めやすい価格で提案しています。 |