Vol.03_自然を感じながら

庭を眺めながら
ゆっくりティータイム

家族構成が変わり自分の時間がゆっくり持てるようになってから、家をより心地いい空間にしたいなと考えていました。義母がお茶をしていたこともあり、茶室と中庭があるのですが、今まではあまり庭を意識していなかったんです。

でも最近、ここからの景色がすごくいいなと感じることが増え、中庭を眺めながら食事やお茶をすることが増えました。

苔もいい感じに育ってすごくいい色ですよね。お茶用の茶花もたくさん植わっているので季節の草花を楽しめます。自宅にそういった庭があるのは、今思うとすごくありがたいなと思います。

お気に入りの生地で
椅子をイメージチェンジ

最初は数年前にボー・デコールさんで買ったアートギャッベの上に小さいテーブルを置いていたのですが、廊下に長く座っているのも疲れるので、椅子とテーブルが欲しいと思っていました。

しばらく構想を練っていたのですが、最初はゆったりした北欧の一人掛けの椅子を買おうかと思っていたんです。でも、ダイニング用で使っている椅子を廊下に持ってきてみたら意外にも良くて。4脚あるうちの2脚をこっちに持ってきてもいいかも！と思いました。

ただ、購入してから8年くらいたっていたので、気分を変えるためにも今回張地を新調することに。もともと使っていた生地は特に傷んでいたわけではなかったのですが、生地が変わるだけで新しい椅子を買ったような気持になって嬉しいです。

生地選びはかなり悩みました。せっかくなら長く使える方がいいなと思い、ボー・デコールさんで見ていたデンマークの生地を候補にしていました。ミナペルホネンも好きなので、どの柄にするか・どの組み合わせにするか決めるのは楽しかったですね。お店では中々決めきれなかったので、スタッフさんに家まで来ていただき実際に生地を合わせてみることができたのはありがたかったです。

最初は黄色のタンバリン柄を椅子に張ろうと思ったのですが、スタッフの方と相談して椅子はあえて色を落ち着かせてクッションを明るくすることに。結果とても使いやすくて良かったです。クッションを置くだけでパッと部屋が明るくなるのでいいアクセントになっていますね。

テーブルがあると
旅館の一室のような気分に

椅子の生地を新調するタイミングで、合わせてコンパクトなテーブルも購入しました。回転式で高さが変えられるところが気に入っています。大きすぎず小さすぎずのちょうどいいサイズなのもポイントでした。

まるで旅館に来たかのような雰囲気になって、家にいながら旅行気分を楽しめます。

陽の光とやわらかな風を
感じながらのティータイム

たまに料理教室に行くのですが、この日はそこでつくったマロンのロールケーキを。午後は良い感じに陽の光が入ってくるので、心地いいです。窓をあければ風も通るつくりなので、クーラーがなくても涼しい。この場所で朝食を食べたり、お茶をしたりしている時間がとても幸せです。

織り物や布が好きです

我が家にはアートギャッベが何枚かあります。小さいものからリビングサイズまで。ボー・デコールさんで絨毯のイベントがあるとよく見に行ってしまいますね。草木染で手織りの絨毯は着物と同じで、すごく手が込んでいるのが一目で分かります。しかも一枚一枚個性があってみていて飽きないのも魅力の一つなのかなと思います。

これは数年前に購入したシルク入りのアートギャッベ。柄の部分がシルクなんです。あの場所に敷きたい、というより「この一枚が欲しい！」と思って選びました。今お店に行ってもこういったデザインはないので、あのとき思いきって買ってよかったなあと思います。たまに外に出して干しているのですが、シルクの部分がキラキラ光って本当に綺麗なんですよ。

手織りの絨毯に、ミナペルホネンの生地。お気に入りの布ものがたくさん増えて嬉しいです。