2021.07.09 2021.11.30

Vol.01_お気に入りを少しずつ

中古マンションを購入し、フルリノベーションしたお部屋に暮らすT様。日々を楽しく過ごされているT様の暮らしをご紹介いたします。
LOHASな風景

フルリノベーションを
しようと思ったきっかけ

引っ越しを考えていた当初、最初は一人だし一戸建てのような広さはいらないし、かといって新築マンションは高いし…。ということで中古マンションに絞り、ネットで物件を探し始めていました。

LOHASな風景

実はそのときはまだリノベーションをしようとは思ってなく、中古マンションを買ってそのまま住もうと思っていました。そんなとき、たまたまリノベーションしたマンションの見学会に行く機会があり、そこで見たお部屋がとても素敵で「自分もこんな家に住みたい!」と思い、せっかくならということでフルリノベーションをすることに。そこから家づくりがスタートしました。

こだわりの家づくり

LOHASな風景

モデルルームを見て特に印象的だったのが洗面台で、白いタイルがすごくかわいかったのでそれを参考にして作ってもらいました。家の中で一番要望を言った場所かもしれません(笑)

タイル張りの洗面
こだわりの洗面所
WIC
玄関脇の広々としたWIC

ちなみに数ある中でこのマンションにした理由は色々あるのですが、決め手になったのが共用部分が綺麗だったこと。かなり世帯数があるマンションなのですが、どの場所もとても綺麗に手入れが行き届いているのを見て、安心感に繋がりました。大きな買い物ですから、ちゃんと下見をするのは大事ですね。

生地を眺めてワクワク

家の間取りが大体決まってきて、次は家具選び。かなり時間をかけて何度もお店に足を運んで決めました。デザインはもちろんですが、張地選びには一番こだわりましたね。お気に入りの張地が空間にちゃんと溶け込むか、そのバランスはとても悩みました。

LOHASな風景
模様替えしやすいコンパクトなダイニングテーブル

家のテーマカラーがグレーでアクセントに黒を入れていたので、何か色が欲しくて最初はオレンジの張地のソファにしようと話を進めていました。でも、それからしばらく悩んで、いい生地だからやっぱり飽きがこないベーシックな色の方が長く使えるかなと思い、直前でグレーに変更!
その代わり、無地だとつまらないから大好きなミナペルホネンの生地とのツートーン張りにしてみました。色が落ち着いているので、タンバリン柄もさりげなく見えて気に入っています。

タンバリン柄ソファ
ソファはタンバリン柄
スティックツリー柄チェア
チェアはスティックツリー柄

遊びに来た友人にもとても好評です。
もともとミナペルホネンは好きで良くお店にも行っていたので、「椅子やソファにミナの生地も張れるんだ」と知って、嬉しくなりました。生地はデンマークのKvadrat(クヴァドラ社)のもの。ウール100%で長く使えると聞き、せっかくなら自然素材のものを選びたいと思い、思い切って決めました。

お気に入りの場所
東京都現代美術館で開催していたミナペルホネンの展示会で選んだ手ぬぐい

ダイニングチェアに選んだスティックツリーの柄はお店で初めて見たもの。落ち着いたグリーンの色にベージュの刺繍がとてもかわいくて、今ではこちらの生地の方が好きになっちゃいました。椅子の座り心地もいいので、なんだかんだ気合を入れて買ったソファよりもダイニングにいることの方が多いかもしれません。


グリーンをアクセントカラーに

家自体がシンプルな色しか使っていなかったので、アクセントカラーをいれようとは思っていましたが、オレンジにしようか、ピンクにしようかと色々悩んでいましたね。でも、椅子の張地をグリーンに決めたことと植物を色々飾っていることで、自然とグリーンがアクセントカラーに。

グリーンは合わせやすいので、増やしてもうるさくならずとてもラクなのがいい!

グリーン
スージークーパー
スージークーパーのお皿を壁掛けに
ダイニングチェア
植物や椅子の座面がアクセントに

いいものは長く使えます

結構物持ちが良く、持っている家具も歴史が長いものが多いです。一番古いのは30年以上前に買ったカルテルの真っ赤なコンポニビリ。高校生の時に、バイト代で買いました。これまでかなりの回数引っ越しをしてきたのですが、どのお家にも持って行ってたので本当にたくさんの想い出が詰まっているな~としみじみ思います。

想い出の家具


寝室に置いてある仙台箪笥は両親に買ってもらったもので20年くらい経ちますね。最初は「テイストが合わないかな」と思っていましたが、箪笥に合わせて壁紙の色を変えたら結構合ってくれて一安心。

LOHASな風景

ベッド脇のチェストは15年前くらいに購入したデンマークの古い家具です。ハの字の足が北欧家具らしくて気に入っています。その上にあるお皿はイギリスのスージークーパーのもので、素敵だったので実家からもってきました。母がアンティークや骨董が好きだったので、その影響で私も古いものが自然と好きになっていました。

自分で使っていて思いますが、いいものはいい。長く使っても古い感じがしないのが嬉しいです。とりあえずで安いものや妥協したものを買っても、結局なんだかんだ壊れないので買い替えるタイミングもなくなってしまう。そんな思いで使うくらいなら最初から気に入ったものを選びたいなと思います。

くつろぎ方あれこれ

引っ越して1年が経ちますが、今年はベランダにウッドタイルを敷き詰めてちょっとしたキャンプ気分を楽しめる場所をつくりました。

LOHASな風景

自分で敷き詰めるのは大変でしたが、出来上がりは大満足。夕暮れ時にベランダでボーっとしたり食事をしたりするのが最近の楽しみです。

暮らし方

あと好きな時間は朝。仕事柄朝が早いので毎日朝日を見ています。南東なので眩しいくらいですが、あたたかな光は心地よく目が覚めますね。あとは仕事から帰ってきて夜にボーっとしている時間もたまらなく好き。色々な場所で色々なくつろぎ方ができるので、毎日家に帰るのがとても楽しみです。

LOHASな風景
最近購入したトーマス・ベンゼンのポータブルサイドテーブル。
持ち手がついているので、どこにでも持っていきやすくてとても便利です。
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< 取材協力 >
新潟県 T様邸

Staff Comment
T様のご自宅には何十年も使い込まれた家具と、新しく仲間入りしたインテリアがとても自然に溶け込んでいました。どれも大切に使われているのが伝わってきます。とりあえずのものではなく、本当に気に入ったものを長く使い続けるって素敵だなあと改めて感じることができました。
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LOHASとは、楽しみながら自分らしく「健康」や「環境」に配慮したもの選びや暮らし方をすること。“ひとつのものを長く大切に使う” “なるべく環境に負荷の掛けないものを選ぶ” 小さなことでも全てがLOHASな暮らし方へ繋がります。LOHASな風景では自分らしい暮らしを楽しんでいらっしゃるお客様のお家や会社へ訪問し、こだわりのインテリアやお気に入りの暮らし方・働き方をご紹介します。

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