夏も快適！夏のラグにおすすめの素材と選び方　ラグオールシーズンも参考に

夏も快適なラグとは？通年心地良く使えるラグとは？
おすすめの素材と選び方のポイントをご紹介します。冬に向けてラグを検討している方は、ぜひ夏も快適でオールシーズン使えるラグを選んでみてください。

ラグ夏におすすめ 暑い季節も快適に

夏の間ラグをどうする？…3つの選択肢

• 夏はラグを敷かない
• オールシーズン使えるラグを敷く（季節ごとに変えない）
• 夏と冬で敷き替えるので夏用の涼しいラグを敷く

夏はラグを敷かないという選択肢もあります。でもフローリングの床は固くてゆったり寛げない…ラグや絨毯があったほうがずっと快適です。では、オールシーズン使えるラグにするのか、夏用のラグにして冬は敷き替えるか。

持ち物を増やしたくない一人暮らしの方、ミニマムな暮らしをする方にはオールシーズン使えるラグ。季節ごとにインテリアを変えて楽しみたい方は夏用の涼しいラグ。というところでしょうか。

夏も快適なラグの条件は通気性が良く、肌触りがさらっとしていること。自然素材なら、麻（ジュート・サイザル）、イ草（畳）、籐（ラタン）、ウール、コットンなどがおすすめです。

自然素材のラグは通年使えるものが多いですが、素材の特性から考えて夏用、オールシーズンそれぞれ快適な素材が少し違います。

ラグ夏用　おすすめの素材

ラグ夏におすすめなのは、やはり天然素材の涼しげな質感のものです。とくに裏面を接着加工やウレタン貼りをしていないタイプの天然素材のラグは通気性もあり夏場の暑い時期には快適にご使用いただけます。

１．麻（ジュート、サイザル、リネン）

ジュート(黄麻)、サイザル麻、リネン(亜麻)は、麻の一種です。麻の種類は多種で20種類近くあります。それぞれの麻にも特徴があり、ジュートは通気性に優れ水分の吸収・放出が早く夏に最適な繊維と言われています。

　ジュートラグ  en（えん） / GR103

最近特に人気のジュートラグはナチュラル、ナチュラルモダンなインテリアアイテムとして通常の室内だけではなく土足の生活でもご使用いただけるタイプも多くあります。

リネンは麻繊維の中では女王様！その素材の柔らかさ、なめらかさは中世ヨーロッパでも天然素材の中でも別格とされていました。動物性天然繊維のシルク、植物性天然繊維のリネンは高級繊維の代名詞です。

２．コットンラグ

　コットンラグ ノルディック ブルー / cr8b

木綿の種子からとれるコットン綿で織られたコットンラグは通気性も抜群でチクチク感の少ない夏ラグの定番です。
裏面を接着加工していない平織りのコットンラグはご自宅でも手軽に洗えるのが特徴。お子さまのお部屋のラグや一人暮らしを始めた若い方にとても人気です。

３．イ草ラグ

イ草（藺草）とは日本、台湾、中国、朝鮮半島などの温帯に分布する多年草です。日本では畳表として、主に茎の先端と根の部分をカットした部分が使用されます。
畳替えをした時のイ草の香りに癒しを感じる方は多いのではないでしょうか。
イ草を使用したラグは和の雰囲気にはおすすめです。

４．籐むしろ（ラタン）

最近は少なくなりましたが、夏に籐むしろを使用さていた方は多いのではないでしょうか。

籐（ラタン）は東南アジアなどの亜熱帯雨林に自生するヤシ科の植物。籐むしろは同じ長さに揃えた細身の籐に一定間隔で糸を通して繋いだ敷き物です。
細身の籐ほど糸で結ぶには手間がかかり、見た目も美しい高級籐むしろとなります。

素足で過ごすことが多い夏は、脚ざわりの気持ち良さもポイント。ジュート素材やサイザル素材は自然素材ならではの通気性があり素足には心地良く感じられます。とくにサイザルラグは、固めの肌触りがかえって脚の裏には心地良いというお声も。

オールシーズン通して使用できるおすすめ素材

コットンや麻のラグは、一年を通して快適に使うことができます。いずれも通気性がよく調湿作用を持つ素材です。でも、オールシーズン使う場合はだんぜんウール素材のラグがおすすめです。

　プラント ホワイト WN862

１．ウール
２．コットン（綿）
３．麻（リネン、ジュート、サイザル）

「ウールは冬」というイメージをお持ちの方も多いかもしれません。ウールラグを知るまでは、私も当たり前のように夏と冬でラグを敷き替えていました。年に2回の模様替えです。気分が変わって良い点もありますが、面倒くさがりの私には結構な負担でした。

上質なウールは呼吸するから夏もサラッと快適

ウール（羊毛）にも品質の差があります。糸を構成している一本一本の繊維が長く、ラノリンワックスを多く含んだ上質なウールを使用したラグは肌触りが滑らか。チクチク感も少なく一年中快適なので、敷き替える必要がありません。冬は温かく、夏も快適な理由は、湿気を吸ったり吐いたりする調湿作用があるから。肌に触れた時の感触で違いがわかります。

汗をかいたお肌でも、フローリングのように「ペタペタ」と張り付く感じがありません。

とくに快適なのは夏のお風呂上り！（※上質ウール100％の毛足のあるタイプです）暖まった身体の熱をすっと吸い取ってくれるような、なんとも言えない心地良さがあります。

ウールラグ 本当に夏涼しいの？

冬は温かく、夏は涼しいと言われるウールですが、すべてのウールラグが涼しいということはありません。ウールの品質（※）により、「夏も快適」な使い心地なのです。

^{※ウール（羊毛）にも品質の差があります。上質なウールは糸を構成している一本一本の繊維が長く、ラノリンワックスを多く含んだウールは滑らかな肌ざわりと毛艶があります。また安価なウールは繊維が短い為、糸にした時に飛び出ている繊維が多くチクチク感があります。また、ラノリンワックスを脱脂しているウールは糸自体がボソボソとした風合いになります。}

ウールは繊維がよじれて波打っているため空気をたくさん含んでいます。その空気が断熱効果、保温効果を生みます。夏はエアコンで部屋の空気が涼しくなれば、繊維が冷たい空気をまとい、触れた瞬間は少しひんやり感じることもあります。冬はこたつやホットカーペットと併用することもできて、春夏秋冬 快適なのです。

▼ オールシーズン使えるラグについて詳しくはこちら

一年中使える心地よいオールシーズンラグ おすすめの素材とは？ ＞＞

ウールラグの口コミ

ウールラグ（ハグみじゅうたん®てざわりシリーズ）をお使いのお客さまの声、夏の使い心地を一部ご紹介します。

　購入して2年、真夏でも梅雨どきでも真冬でも肌触りが良く非常に快適！

　夏でも裸足で触れた感触がとてもイイのです！

　夏でも暑苦しくなくとても快適で、ついついゴロゴロしてしまいます。

　暑い宮古島で絨毯はどうだろうかと思いましたが、フカフカで気持ちよく夏でも快適に寝転がっています。

　汚れてもふき取れば落ちますし、肌触りはよりなめらかになりました。ハグみじゅうたんは実は夏がいいのです。さらっとして気持ちよく天然素材ならではのよさがあります。

夏に敷きたいラグの選び方ポイント

夏も快適なラグを選ぶために、押さえておきたい3つのポイントをご紹介します。

ポイント① 肌ざわり

夏は薄着になる季節。半袖や丈の短いボトムで過ごしていると、お肌の柔らかい部分にラグが触れることも多くなります。ラグの上でゆったりと過ごしたい、ごろごろしたい方にはちくちくしない上質なウールや、やわらかい肌触りの大きめサイズがおすすめです。

長時間ラグに座ったり寝転んだりしない方には、サイザルやジュートはいかがでしょうか。

ごろごろしたい方には　⇒ ウールラグ、ウール＆ジュート混合
素足に気持ち良い　⇒ ジュートラグ、コットンラグ、サイザルラグ

ちくちくしないウールラグの秘密

ボー・デコールのウールラグは繊維の長い上質な羊毛のファイバーを使用しています。肌の露出が多くなる夏の時期でも羊毛特有のチクチク感が少ないのが特徴です。チクチク感はファイバーの長さに関係しています。

※感じ方には個人差があります。すべての方がちくちくを感じないということではございません。

ポイント② お手入れ

汗ばむ季節なので水拭きで簡単にお手入れができる、または洗えるラグがおすすめです。

水拭きでさっぱりするラグ　⇒ ウール
洗えるラグ　⇒ コットン

ポイント③ インテリアテイスト

ジュートラグ nawa（なわ） / GR101

夏専用ラグなら、思いきり爽やかな素材・デザインで夏らしいスタイルを楽しむのもひとつ。籐ラグやサイザルラグ、ジュートラグはナチュラル、ナチュラルモダンの雰囲気を演出できます。い草ラグは色柄も豊富でおしゃれなデザインも多くあります。和モダンなテイストも楽しめますね。

シャギータイプは見た目にも温かい感じになるため、素材に関わらず夏向きではありません。

オールシーズン使うなら、季節感の少ないアースカラーや無彩色（モノトーン）がおすすめ。インテリアに彩りを入れたい場合はクッションやカーテンでアクセントをつけるのも一つです。

夏のラグのお悩み

湿度の高い日本の夏。臭いに関するお悩みが多くなる時期です。ラグやカーペットに付いた臭いが気になるという方も多いのではないでしょうか。

とくに気になる3大においは、「汗のにおい」「足の臭い」「ペット臭」です。

消臭スプレーを使うのも良いですが、根本的に臭いの原因が無くなるわけではありません。市販の消臭スプレーは香り成分がニオイを包み込むことで、一時的に軽減するもの。臭いの元を絶たない限り、時間が経つと臭い戻りすることも。なかなかとれない臭いは洗濯またはクリーニングで臭いの元から取り除く必要があります。

ということで、「ニオイが気になる！」という方は洗濯できるラグ、または臭いがつきにくいラグを検討してみてはいかがでしょうか。

天然素材は臭いがつきにくい

綿や麻、シルクやウール等の天然繊維は化学薬品で加工をしなくても、もともと臭いがつきにくい素材です。

一方、ポリウレタン、ナイロン、ポリエステル、アクリル等の化学繊維は臭いがつきやすいという特徴があります。そのため、防汚加工や抗菌加工された製品が多くあります。化学繊維のラグを選ぶなら、そういった加工製品を選ぶのも一つです。

またウールは臭いの元となる菌、臭い菌を抑制する効果があます。登山をする方は良くご存じかもしれませんが、汗をかいても汗の臭い菌を抑制する効果があるウール素材は登山服の定番です。臭いを抑制する効果のあるウールラグはオールシーズン活躍します。

夏に人気の
_{ボー・デコールオリジナル}
麻ラグ・ジュートラグ

ボー・デコールオリジナルのジュートラグ、サイザルラグは天然素材を一点一点手仕事で織り上げています。裏面の処理も接着剤やウレタン・ゴム張りなどを使用せず丁寧に仕上げているために大量生産はできませんが丈夫で永く愛用できるように仕上げています。

上質なジュートで織り上げているので暑い夏場でも爽やかに使用できます。また土足でも使用できるように堅牢に織り上げています。ご自宅だけでなくオフィスやエントランスなどでもご使用いただけます。

肌ざわりが涼やかで心地よいジュートラグ100％アイテム

かわいくておしゃれなサークル柄が特長。ジュートの本来の生成り色とブリーチした白色のジュートでデザインされています。

シャープなストライプ柄がモダンな雰囲気の空間にも合います。

涼やかなジュート素材とふんわりウール素材を組み合わせたラグ

カジュアルに使えるコットン素材とジュート素材を織り込んだ夏ラグ

夏も心地よく！
ハグみじゅうたんウール100％ラグ

ハグみじゅうたん® てざわり無地シリーズ

オールシーズン使用でできるようにファイバーの長い上質なウール繊維で織り上げられたハグみじゅうたん。

「てざわり無地シリーズ」は総厚が1.3～1.5cmほどの厚みがあるウールラグ。パイル（毛足）部分にたくさんの空気を含み保温性が高く、ふかふかとした踏み心地。肌触りの良さにとことんこだわって上質なウールで織り上げています。

ハグみじゅうたん®てざわり無地 ウォームサンド

サイズ展開

長方形、正方形、円形（丸）各サイズ取り揃えています

ハグみじゅうたん® 6177Eroom

四季の風景をモチーフにしたデザインのオリジナルラグ。ハグみじゅうたんのてざわりシリーズと同じつくり、仕様で作りました。適度な毛足の長さ（1.3～1.5cm）と目の詰まった織りで、ついゴロゴロしたくなる心地いい弾力があります。

雪原（グレー）/ ER6177W

夏も心地よく！ ハグみじゅうたん®てざわり無地シリーズを見る

【ボー・デコールオンライン限定販売】色の濃淡が美しい無地のウールラグシリーズです

商品はこちら

ボー・デコールオリジナル

「ジュートサークルラグ」「ジュートマット」シリーズ

天然素材ジュート100%のラグは、調湿性・通気性・耐久性に優れています。ざっくりした素朴な風合いが特長。汚れやにおいがつきにくく伸縮しないのも魅力。ジュートは燃やしても有害物質を発生せず、埋めればバクテリアによって分解され土に還る環境にやさしい素材です。

ジュート ループラグ

大きさ・形、バリエーション豊富なジュートマットとラグシリーズ。長方形、円形（丸）、マットサイズがあります。

[オリジナルラグ] サイザル麻ラグ

シャリ感のあるサイザル麻とサラリとした肌ざわりのオリジナルリネンを組み合わせたラグ。天然繊維の中で最も強度があるサイザル麻。摩擦に強く耐久性があるためダイニングにもおすすめです。夏のイメージが強いですが、実は一年中心地よく使える素材です。

サイザル麻 ブラウンフレーム / GR05

夏のラグにまつわるFAQ

最後に、よくご質問いただく事項をFAQにまとめました。

夏のラグの選び方は？

天然素材でできたラグがおススメです

ラグは毛足が長くふかふかで冬に敷くイメージがありますが、「麻」や「コットン」「ウール」などの天然素材を選ぶことで、夏だけではなくオールシーズン使うことも可能です。
また、ラグの裏面に接着加工やウレタン貼りがされていないタイプだと、通気性もあり夏場は特に快適に過ごすことができます。

夏にラグは暑いですか？

ラグの素材によっては、夏でも快適に過ごせます

夏のラグは通気性がよく、肌触りがサラッとしているものであれば快適に過ごすことができますが、そのためには素材選びが重要です。
「コットン」「麻」「ウール」などの天然素材でできていて、ラグの裏面に接着加工やウレタン貼りがされていないタイプだと、通気性もあり夏場でも快適に過ごすことができます。

まとめ

• オールシーズン使うならウールラグやコットンラグ、夏専用ならい草や麻ラグがおすすめ
• ウールラグは夏もさらっとして心地良い
• 夏も快適なラグ選びのポイントは「肌ざわり」「お手入れ」「インテリアテイスト」