おしゃれエプロンの種類・素材・生地の特徴 衣食住の様々なシーンで愛用されるリネンエプロン・・・

2022.05.16 2023.02.11

エプロンの生地の種類は?素材の特徴やメリット、デメリットを解説

ひと口にエプロンの種類と言っても、厚手で実用的なものから、フリルがたっぷりのおしゃれエプロンまでさまざまなタイプがあります。

それぞれに使い勝手や特徴が異なるため、使用するシーンや用途に合ったエプロンを選びたいところ。その際、選び方の参考として確認しておきたいのが、エプロン生地の種類です。

今回は一般的にエプロンに使われている生地の種類とその特徴を解説するとともに、シーン別におすすめエプロン、そして定番のリネン エプロンのおすすめポイントを紹介します。

ボー・デコールオンラインとは?

1999年から「造り」「健康」「環境」をコンセプトに、永く使える上質な天然素材のインテリアを発信しているLOHASなインテリアショップ。オリジナルブランドの開発も手掛け、全国のインテリアショップ、デパートなどに提供しています。手仕事で造られた永く愛用できる天然素材インテリアを、少しでもお求めやすい価格で提案しています。

 

エプロンの種類・生地
それぞれの特徴

エプロンに使われている生地の種類は多く、それぞれに素材の特徴が異なります。天然素材エプロン、化学繊維エプロンなどまずは、エプロンに使われている代表的な生地の種類と、その特徴を見てみましょう。

リネン生地

チェックベージュ

肌触りが滑らで、使い込むほどに風合いが増す天然素材リネンは古い時代から日常生活で愛用されてきた高級天然素材です。リネンは麻の一種である亜麻(フラックス)の茎に由来する繊維で、織られた生地にゆらぎある自然な風合いを楽しめるのが特徴です。

フラックス(亜麻)
リネン生地の原料のリネンフラックス(亜麻)

リネン生地は、吸水性、通気性、速乾性に優れており、汚れに強い、耐久性が高い、抗菌性を持つといった利点があります。こうした特徴は、天然素材特有の織り目に凹凸があり、生地表面にたくさんの隙間があることから得られるものです。また、リネン素材の持つペクチンという物質が繊維の表面を覆い、自然のコーティングがなされているので吸水性が高くても汚れ難いという利点があります。

一方でリネンは、縮みやすかったりシワができやすかったりするというデメリットも。これは湿度などで繊維が延び縮みすることや、化学繊維と違い熱いお湯で絞りそのままにするとシワになりやすいなどの理由があります。洗濯時に軽い脱水だけにしておいてシワを伸ばして干せば軽減できます。                                                          ただ最近ではリネンの衣類も定番の人気となり、リネンのシワ感をおしゃれに感じる雰囲気となっています。

リネンの洗濯

リネンエプロンについては、以下の記事でも詳しくご紹介しています。あわせてご覧ください。

リネンエプロンはおしゃれで機能的!メリットや魅力をご紹介

コットン生地

コットンの原料 綿花

コットン(綿)もリネン同様に天然素材。コットンは綿の種の周りにある種子毛に由来する繊維で、天然繊維の中では比較的安価なため、肌着や寝具など、さまざまな身の回り品に使われています。一番身近な天然繊維ではないでしょうか・・・。

コットン生地は、肌に優しく、通気性や吸水性、耐火・耐熱性に優れているのが特徴です。赤ちゃんの肌着や寝具に使われることも多く、軽くて適度な保温性があります。 一方で、コットンには、縮みやすい、毛羽立ちやすいといったデメリットも。洗濯による縮みが発生しやすく、リネンと比べて毛羽立ちやすい傾向にあります。また吸水性が高い為汚れも付きやすいという点もあります。

化学繊維ナイロン・ポリエステル生地

化学繊維であるナイロンやポリエステルは、加工・形状がしやすく安価で気軽に使用できるという特徴があります。ごく細い糸で織られているため、軽いだけではなく耐久性があります。織り方によって伸縮性を持たせることができ、化繊ならではのカラフルさも魅力です。

一方で、ナイロンやポリエステルは熱に弱く、熱源の近くでは溶ける、燃焼の恐れがあります。キッチンなどの火に近い場所で使用する場合、化学繊維のエプロン生地であれば防炎加工がしてあるか確認したほうが良いと思います。

様々な素地で織られる帆布生地

厚手で丈夫な帆布は、船の帆に使われていたことからその名で呼ばれています。帆布生地=キャンバス生地としてもおなじみの生地です。    

帆布(キャンパス)として使用される素材は天然素材の麻やコットン、石油を主原料とする化学繊維のポリエステルなどさまざまで、厚手なので加工しやすく、水を通しにくいのが大きな特徴です。尖ったものに当たっても破れにくいのが利点でしょう。もともと水を通しにくいのですが、厚地であることを活かしコーティング性を高めたものもあります。

ただし生地に厚みがあるため、しなやかさに欠け、カジュアルな印象を与えます。布そのものに重量感があるので、長時間着用していると重さによる負担を感じるかもしれません。

業務用と家庭用のエプロン生地の違い

エプロンを必要とするのは、家庭内で家事をするときだけではありません。さまざまな業界の専門職が、エプロンを着用して仕事をしています。業務用と家庭用ではエプロン生地に違いがあるのでしょうか。

厨房などで使用される業務用エプロンや作業時に使用される作業用エプロンの特徴としては、デザイン性よりも扱いやすさ、丈夫さなどが重視される傾向にあります。業務用としては、耐久性や耐水性、はっ水・はっ油機能があり、速乾性の高いポリエステル生地のエプロンが選ばれることが多いようです。

多少ぬれてもすぐに乾き、機械洗いで大量にまとめて洗えるといった点が業務用エプロンには求められます。また丈夫で実用性があり、しわになりにくく、ある程度の見栄えが保たれるといったことも、ポリエステルが選ばれる理由でしょう。ただし、化繊の特徴として熱への弱さがあります。そのため、火の近くで仕事をする場合は、ポリエステル素材よりも熱に強い綿が好まれます。

仕事によっては、ポケットに業務用の器具を入れて頻繁に出し入れする、重い荷物を運ぶ際に衣服の前側を保護する必要がある、といったこともあります。そうした業種では、帆布製の丈夫なエプロンを利用するケースも多く見られます。

業務用エプロンでもカフェエプロンやショップなどで着用するエプロンワンピースなどは見栄えのするリネンエプロンやデニムエプロンがおすすめです。「エプロンおしゃれ」などで採用される場合が多いのではないでしょうか。リネン素材は質感も上品でシワになってもおしゃれに映る点、使いやすさとのバランスが人気の理由です。

業務用に対して、家庭用は基本的にどのようなタイプを選んでも構いません。使いやすいもの、洗濯機で洗えるもの、おしゃれ重視のものなど、毎日が楽しく過ごせる、好みのものを選ぶとよいでしょう。

エプロンの選び方については、こちらもご覧ください。

意外と知らないエプロンの種類と機能とは?シーン別の選び方も紹介

【シーン別】使い勝手の良いエプロンの生地の選び方

お好みのエプロンを選ぶと言っても、結局どんなものを選んだらよいのか、迷われる方もいらっしゃるかもしれません。参考として、シーンごとにおすすめしたいエプロンの生地を紹介しましょう。

ボー・デコールのリネンエプロン

家事・台所仕事におすすめ

毎日の家事に使いやすいのはリネン・コットンなど、天然素材のエプロン。ナチュラル感を持ちながら、デザインが多彩で、おしゃれも楽しめます。家事に関連する作業への耐久性が十分にあり、実用性を備えています。

クッキングスクールにおすすめ

やはり、さり気ない「おしゃれな感じ」が選ぶポイントです。デザインだけでなく素材も大切に選んでみていかがでしょうか。そしてよく聞くのが「他の人と色やデザインが被りたくない」というご意見。せっかくのクッキングスクール、お稽古ごとなどの見せる場所は、さり気ない魅せるデザイン、素材も大切です。

カフェにおすすめ

カフェエプロンやショップなどで使用するエプロンワンピースなど。衛生的で、ある程度の耐久性もあり、汚れが付きにくく、その上で見栄えもしてオシャレ、となればリネンエプロンや綿のデニムエプロンがおすすめです。

DIYにおすすめ

工芸や手芸、各種DIYにおすすめなのが、帆布素材のエプロンです。丈夫で熱にも強いため、アルコールランプや焼きごてなどを使うような作業でも安心。ポケットに重さのある道具を入れられるのも便利です。厚地なので、くぎやピンなどの尖ったものや硬いものを通しにくいことから、そうしたものからできるだけ身を守りたい場合にもおすすめです。ただし、あくまでもほかの素材と比較した結果であり、帆布素材のエプロンであれば確実に安全だというわけではありません。状況や作業内容に合わせて、より安全性の高いものを検討することも大切です。

洗い物・子どもの食事用

食事後の洗い物や子ども・お年寄りの食事用には、ナイロン・ポリエステル系のエプロンが便利です。はっ水性があり、汚れに強いうえ、生地が軽いので着用に負担がありません。また、比較的安価なため、濃い汚れが取れない、見た目が悪くなったといった場合でも、買い替えやすい素材です。

実用×おしゃれエプロン

お客さまを迎えるときや料理教室への参加など、実用性を考えつつもワンランクアップしたいときのエプロンには、リネン生地がおすすめです。 リネン素材のエプロンは、独特の光沢と美しい発色により、高級感があります。使っていると時間経過とともに風合いが増し、長く愛用できるでしょう。また、耐久性・防汚性・通気性などに優れており、夏は涼しく、冬は保温してくれるというように、実用面でも優秀です。

以下の記事では、料理教室にぴったりのおしゃれなエプロンを紹介しています。ぜひご覧ください。

料理教室用のエプロン選び~おしゃれと実用を兼ね備えた選び方のポイント

シーンに合わせてエプロンを楽しもう

エプロンは素材によって、デザイン性も異なり、見た目の印象が変わります。また、生地それぞれの特徴によって、使いやすいシーンや用途にも違いがあります。 例えば大きめのリボンがあしらわれたリネンのエプロンならば、実用的でありながらドレスアップも可能です。お気に入りの一枚を持っていれば、持ち寄りパーティーや料理教室に行くときも気分が上がりますね。家事やDIYなど、シーンに合わせたエプロン選びを楽しんでみてはいかがでしょうか。

天然素材 リネンエプロンを使う楽しみ

天然素材リネンと聞くと扱いが大変そう・・・と思う方もいるかもしれません。ここ数年アパレルでもリネンはトレンドだったので、メンズもレディースも数多くのアイテムが出ています。スカートやワンピース、シャツなどすでにお持ちでリネンに馴染みがある方も多いと思います。

リネン(麻)は使い込むほど表情が変化していくので柔らかく優しい手触りになります。その変化を楽しんでほしいと思います。そして天然素材のリネはシワがあって良いんです。シワがあった方が素敵に感じています。

天然リネンのお洗濯

リネン素材のお洗濯で気になる点は?
手洗いするの?
アイロンがけするの?                                              他にもシワが気になるという方も多いと思います。

私はリネンエプロンにアイロンもかけないし、手洗いもしません。ネットに入れて洗濯機で洗っています。
ただし、脱水は短時間で!!

他の洗濯物より先にリネンエプロンだけ出してパンパンと伸ばして干す。リネン素材のエプロンは本当に乾きが早いのです。だから脱水を短くして吊るして干しておくとシワも良い感じで伸びています。

気持ちが上がる
おしゃれエプロン選び

リネンエプロンにもたくさんのデザイン・使用に合せた種類があります。

首掛けリ ネンエプロン

ネックストリングリネンエプロン リネン100%

ネックストリングエプロン バイカラー

首掛けタイプのエプロンはシンプルで場所を選びません。永遠の定番です。

ただ気になる点がひとつ。肩に掛けるタイプは肩が凝るという方もいらっしゃいます。そんな時の良い解決方法があります。

1、腰のヒモをしばる

腰の位置でしっかりエプロンを固定

2、ゆったりとした長さで肩ヒモを結ぶ

そうすることで肩にかけている感じが軽減され、首に肩ひもがフワッとのってるような感じになります。これで悩み解消です。

カフェ リネンエプロン

サロンエプロン カフェエプロン / M リネン100%

サロンタイプ リネンエプロン フリーサイズ

カフェエプロンはサロンエプロンともいいます。サッと巻けて気軽に使えます。カフェタイプを選ぶ時はお尻まで隠せるかがポイント。

しっかり隠せるとスカートのようになり生活感が出ません。部屋着のレギンスの上から着ければ、ごみ捨てだってオッケーです。

割烹着 リネンエプロン

かっぽう着

リネン100% かっぽう着 リネンエプロン

以前は割烹着というと和装の時に使用するイメージでした。最近は洋服の上に着用する割烹着は肩から袖にかけてボリュームのあるデザインが人気です。特に袖が広く、長い化繊素材の洋服は気を付けないと燃え移りの心配があります。割烹着はしっかり袖をしまえるため汚れ防止や燃え移り防止にもなり、かくれた人気アイテムとなっています。

ベランダのプランターや庭で土いじりをするときは日焼け防止や汚れ防止もかねて割烹着のエプロンがとても活躍します。

ドラマで使用されました♪
テレビ東京さんのドラマ「今夜すきやきだよ」で女優のトリンドルさんがイラストレーターのお仕事をするときデッサンエプロンとしてボーデコールの割烹着エプロンを着用していただいております。

かぶりタイプのリネンエプロン

クロスギャザーエプロン

クロスギャザー リネンエプロン

さっと頭からかぶるだけのエプロンは忙しい朝の味方です。後ろがクロスになっているものや、紐やボタンがないワンピースエプロンは着脱がとても楽。おしゃれなロングのワンピースタイプならルームウェアとしてもいいですね。

お料理教室で着けるエプロンには
魅せるエプロンがほしい

お料理のレパートリーを増やしたい
おうちご飯をアップグレードしたい
何となく作っているお料理を基本から学びたい etc

お料理教室やクッキングスクールに通う方も増えたようです。いざ、お料理教室に行くと皆さん素敵なエプロンを着けています。

リボンフレアエプロン

リボンフレア リネンエプロン

お料理教室ではおしゃれなエプロンを着けたい

定番のナチュラルなカラー、シンプルなデザインももちろん素敵です。そして、綺麗な色、デザイン性のあるもの、チェックにストライプとエプロンのデザインは無限大です。

仕事帰りに行くお料理教室など、オーソドックスな黒やネイビーのパンツに白のとろみシャツなどのビジネス服を着たままでも、ナチュラルカラーのエプロンを着けるより断然イエロー、グリーン、オレンジなどはおしゃれに着映えします。無地ならきれいめカラーがおおすすめ。

そしてデザイン、色、以上に大切したいのが素材感です。生地がテカテカしていたりペラペラだとチープな印象になってしまうので素材感も大切にしたいですね。

きれい色 おしゃれリネンエプロン

3WAYエプロン
3WAYリネンエプロン
ピンタックバイカラーエプロン
ピンタックバイカラー リネンエプロン
リボンフレアエプロンⅡ ボーダー
リボンフレア
リネンエプロン

自分に似合う色とデザインが
おしゃれに見えるポイント

皆さん、骨格タイプやパーソナルカラーってご存知ですか?
肌の色の傾向や瞳の色など、さまざまな要素を組み合わせて導き出される自分に合う色のことです。イエベにブルベなんていいます。

自分の肌の色に映える色や、体型を活かしてくれるデザインを知っておくのも良いかもしれませんね。例えば、似合う色が寒色でウエストマークをするとスタイルがキレイに見える。自分のパーソナルカラーや骨格タイプが分かると、普段選ぶアイテムや好みの色や柄と全然違う。ということがあります。

そんな時、洋服でいきなり試すのは抵抗がある・・・それならまず、エプロンで試すのも良いかもしれません。新しい自分の魅力を発見できそうです。

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ボー・デコールオンラインとは

1999年から「造り」「健康」「環境」をコンセプトに、全国の皆さまに永く使える上質な天然素材のインテリアを発信し続けているLOHASなインテリアショップです。オリジナルブランドの開発も手掛け、ウールラグ『ハグみじゅうたん®』リネンカーテン『Lif/Lin(リフリン)』リネンとコットンの雑貨『8à(ハチア)』を展開。全国のインテリアショップ、デパートなど258社に提供しているロハスインテリア商材の総合開発会社でもあります。オンラインショップでは、自社開発のオリジナル商品とコンセプトに添った厳選したアイテムをセレクト。手仕事で造られた永く愛用できる天然素材インテリアを、少しでもお求めやすい価格で提案しています。


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