意外と知らないエプロンの種類と機能とは?シーン別の選び方も紹介

2022.05.09 2022.11.05

意外と知らないエプロンの種類と機能とは?シーン別の選び方も紹介

使う機会が意外と多いエプロン。家庭で家事をこなすときだけでなく、職場で着用している方もいることでしょう。エプロンとひと口に言っても、その形や機能はさまざまで、特徴も異なります。その場所や用途に適したエプロンの種類と機能を考えて、使い勝手の良いものを選びたいですね。今回は、エプロンの種類と機能について詳しく解説するとともに、エプロンをおしゃれに見せるリボンの結び方やシーン別エプロンの選び方をご紹介します。

ボー・デコールオンラインとは?

1999年から「造り」「健康」「環境」をコンセプトに、永く使える上質な天然素材のインテリアを発信しているLOHASなインテリアショップ。オリジナルブランドの開発も手掛け、全国のインテリアショップ、デパートなどに提供しています。手仕事で造られた永く愛用できる天然素材インテリアを、少しでもお求めやすい価格で提案しています。

 

エプロンの種類について

エプロンの種類には、大きく分けて「胸当てエプロン」と「腰エプロン」の2つがあります。それぞれのエプロンの違いと特徴について見ていきましょう。

胸当てエプロンと腰エプロンの違い

胸当てエプロンと腰エプロンの違いは、カバーできる範囲が異なるという点。胸当てエプロンは、肩や首にひもや帯、リボンなどを通して、胸辺りから膝辺りまで覆うエプロンを指します。一方、腰エプロンはサロンエプロンとも呼ばれ、腰から下を覆うタイプのエプロンです。飲食店等のユニフォームに採用されることも多く、膝上までの短いタイプや、足首近くまである長いタイプもあります。

胸当てエプロンと腰エプロンのどちらが良いか迷ったら、作業によって胸辺りまで汚れが付きやすいかどうかを考えて選ぶとよいでしょう。例えば、料理教室に参加する際には、水跳ねや油跳ねで胸の辺りまで汚れることがあります。胸当てエプロンは胸から下を大きくカバーできるため、さまざまなシーンで重宝します。一方、荷物を持ったり洗い物をしたりする作業で、肩ひもによる負担を減らしたい場合には腰エプロンを選ぶとよいでしょう。

胸当てエプロンの種類

さらに胸当てエプロンは、形やひもの掛け方によって、たすき掛けエプロンとH型エプロンに分かれます。それぞれのメリット・デメリットについて見ていきましょう。

たすき掛けエプロン

たすき掛けエプロンは、ひもが背中で交差するデザインのエプロンです。腰でひもを結ぶため、ほっそりとしたシルエットになるのが特徴的。また、肩ひもが背中で交差しているので、エプロンがずり落ちにくいのもメリットでしょう。ただし肩にひもを掛けていることから、長時間の使用では肩への負担がかかりやすかったり、着脱に時間がかかったりする傾向にあります。

型エプロン

背中のひもがH型になっているタイプのエプロンで、基本的には腰ひもがありません。そのままかぶって着用し、ボタンを留めるという仕様のものが多く見られ、着脱も簡単です。肩ひもを幅広くしているH型エプロンは圧力が分散しやすく、肩への負担が軽減されやすいというメリットがあります。ただし、肩ひもや腰ひもで調整ができないため、タイトなデザインの場合、体形によっては窮屈に感じることがあるかもしれません。腰ひもで結ばない分、体のラインが太く見えやすいという難点もあり、購入時に試着をするのがおすすめです。

素材によっても特徴が異なる

エプロンには、ポリエステルやコットン、リネンといったさまざまな素材が使われます。素材によっても特徴が異なるため、エプロン選びの参考にしましょう。

ポリエステル

ポリエステル生地は加工しやすいことに加え、洗濯耐久性が強く、速乾性が高いのが大きな特徴のため、さまざまな機能を持つエプロンの素材としてよく使われています。ただし熱に弱い性質があり、火を扱う場合には注意が必要です。また、静電気を帯びやすく、コットンやリネンなどと比べると吸水性が低い傾向にあります。

コットン・リネン

クロスプレーンエプロン

コットンやリネン生地を使ったエプロンは、ポリエステル生地に比べて、火や熱に強い傾向にあります。加えて、吸湿・放湿性に優れており、エプロン素材としてはぴったりです。天然繊維の自然な風合いを楽しめるので、ナチュラルテイストを好む方におすすめ。ただし、素材の特徴として、洗濯で縮んだり、色あせのような経年変化が起こったりする場合があります。

リネンエプロンの特徴や、エプロンの生地の種類について詳しく知りたい方は、こちらもご覧ください。

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エプロンの機能性

エプロンは、服を汚れから守るために使うものであり、基本的に汚れることを前提として使用するものです。しかし、お気に入りのエプロンをできるだけきれいに使いたいと思う方もいらっしゃることでしょう。また、汚れたあとの洗濯に手間をかけたくないと考える方もいるはずです。そうしたニーズに応えられるような、機能性の高いエプロンがあります。どのような機能があるのか見てみましょう。

はっ油・はっ水

料理をしていると油汚れや水汚れは避けて通れません。揚げ物や食器洗いでは細かな油や水の粒を浴びるので、エプロンをしていないと服に小さなシミが大量に付いてしまうことがあります。エプロンを着けていれば服を汚さずにすみますが、お気に入りのエプロンであれば、やはり汚れだらけになるのは避けたいもの。はっ油加工やはっ水加工が施されたエプロンであれば、こういったシミが付きにくく、きれいな状態を保ちやすくなります。

色あせ防止(退色防止)

トマトソースやカレー、しょうゆなど、濃い色合いの食材や調味料の汚れは、洗濯してもなかなか落ちにくいものです。衣類用漂白剤を使って何度か洗濯するうちに汚れが薄くなることもありますが、同時にエプロンも退色してしまいがちです。退色防止(フェードガード)機能を施したエプロンであれば、洗濯や漂白剤につけ置きをしても色あせしにくく、購入当初の色合いをできるだけ長く保ってくれます。

静電気防止

エプロンも、素材によっては静電気を帯びやすくなります。静電気を帯びたエプロンに洋服が張りつくと、動きづらくなり作業効率が下がってしまうこともあるでしょう。また、静電気を帯びたエプロンには、ホコリやチリなどが付着しやすいのも難点です。それらが料理に入ってしまうのは避けたいもの。静電気防止機能を備えたエプロンは、動きをスムーズにし、ホコリやチリの付着を防ぐのに有効です。

【シーン別】エプロンの選び方

エプロンにはさまざまな種類があるため、用途に合わせて使い分けるのがおすすめです。利用シーンごとに快適なもの、おしゃれなものを選んでみましょう。料理教室に着て行きたくなるエプロンや、着用したまま外出できるエプロン、DIYや園芸の際に実用的に使えるエプロンの選び方をお伝えします。

料理教室におすすめのエプロン

料理教室で使用するなら、華やかでエレガントなデザインや、体形をカバーできるものなどから選んでみてはいかがでしょうか。

ボー・デコールでは、「誰かに見せたくなる」をコンセプトとした「リボンフレアエプロンシリーズ」を展開しています。裾が広がるフレアタイプのエプロンで、上品な雰囲気を演出できます。アパレルにも使用される上質なリネン生地を使い、前で結ぶ大きなリボンがアクセントに。ベースカラーやデザインも豊富にご用意しております。首元にも大きなリボンが見えるバックスタイルは、洗練された大人の女性の魅力を高めてくれますよ。カジュアルドレスのような装いで、料理教室やホームパーティーなど、おしゃれな空間にマッチします。デザイン性だけでなく、リネン生地が持つ機能性も兼ね備え、使い勝手は十分。腰の部分のリボンアクセントで、体形カバー効果も期待できます。

リボンフレアエプロン / リネン100%

リボンフレアエプロン | ボー・デコール オンライン

また、3WAYエプロンもご用意しています。リボンを結ぶ位置や前後の向きを変えることで、3通りの見せ方ができるため、その日の気分に合わせておしゃれを楽しめます。

3WAYエプロン / リネン100%

3WAYエプロン | ボー・デコール オンライン

料理教室に着ていきたくなるおすすめのエプロンは、こちらでも紹介しています。ぜひご参照ください。

料理教室用のエプロン選び~おしゃれと実用を兼ね備えた選び方のポイント

そのまま外出できるエプロン

着けたままお出かけできるおしゃれなエプロンなら、ドレスのような印象があるデザイン性の高いものを選んでみましょう。なかでもおすすめなのが、カシュクールエプロンです。胸元がカシュクールになっており、ドレス感のあるデザインが魅力。体に巻き付けるようにして着用するカシュクールデザインは、調節が簡単なのもうれしいポイントです。リラックスしたいときは、ひもをゆるめに結ぶことでゆったりと着用でき、ボディラインを見せたいときは、ひもをギュッと締めてタイトなドレスのように着用できます。コーディネートのアクセントにもなるため、夕食の食材を買い足しに出るときも、エプロンを着けたままさっと買い物に出かけられます。

カシュクールエプロン / リネン100%

カシュクールエプロン | ボー・デコール オンライン

DIYやガーデニングで利用できるエプロン

DIYやガーデニングでは、工具やスコップ、ハサミなどのアイテムを使用します。そうした道具を簡単に持ち運べるポケットがあれば、便利に使えるはず。DIYやガーデニングには、帆布のような丈夫な生地で作られたエプロンがおすすめです。また、土や水、木くずなどがつきにくく、洗濯してもシワになりにくい素材として、はっ水加工があるものや、塩化ビニールを生地にコーティングした厚手のタイプを選ぶのもよいでしょう。

エプロンのおしゃれな結び方の種類

エプロンをさらにおしゃれに見せるために、ひもの結び方にもこだわってみてはいかがでしょうか。定番のリボン結びと、きりっと引き締まった印象を与える一文字結びの手順を紹介します。

リボン結び

リボン結びは胸当てエプロン、腰エプロンともに向いているエプロンの結び方です。ご存じの方も多いかもしれませんが、復習を兼ねて確認しましょう。

ネックストリングエプロン
リボン結び
  1. エプロンの真ん中で、両ひもを交差させて結びます。
  2. 「下に垂れている方のひも」で、リボンの輪となる部分を作ります。
  3. もう片方のひもを「上から」かぶせて輪を作り、そのまま輪を通します。
  4. 左右のリボンの輪となる部分を引っ張ると完成します。

ポイントは、2.の下に垂れている方のひもでリボンの輪を作る点です。リボンのバランスが良くなります。

一文字結び

一文字結びは、最後に腰ひもの端をエプロンに挟み込む結び方で、腰エプロンの着用時に向いています。

  1. エプロンの真ん中で両ひもを交差させて結びます。
  2. 再度、両ひもを交差させ、「下ひも」をくぐらせて結びます。
  3. 「下ひも」の先端から結び目に向けて折りたたみ、たたんだひもの中心を結び目の上に置きます。
  4. もう一方のひもを下から上へ巻きつけるように、2、3回通します。
  5. 余った端はエプロンの内側に挟み込んで完成です。

自分に合ったエプロンを見つけよう

エプロンにはさまざまな種類があるため、好みや用途に合わせて最適なものを選びたいものです。胸当てがあるかどうか、機能性や素材など、使い勝手の良さだけでなく、おしゃれを楽しめるエプロンを選んでみませんか。 ボー・デコールでは、ナチュラルな風合いを楽しめるリネン素材のエプロンを展開しています。好みに合ったデザインで、使い勝手の良いものを探してみてはいかがでしょうか。

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1999年から「造り」「健康」「環境」をコンセプトに、全国の皆さまに永く使える上質な天然素材のインテリアを発信し続けているLOHASなインテリアショップです。オリジナルブランドの開発も手掛け、ウールラグ『ハグみじゅうたん®』リネンカーテン『Lif/Lin(リフリン)』リネンとコットンの雑貨『8à(ハチア)』を展開。全国のインテリアショップ、デパートなど258社に提供しているロハスインテリア商材の総合開発会社でもあります。オンラインショップでは、自社開発のオリジナル商品とコンセプトに添った厳選したアイテムをセレクト。手仕事で造られた永く愛用できる天然素材インテリアを、少しでもお求めやすい価格で提案しています。


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