透けないリネンカーテン生地の選び方 糸番手・厚みと生地感を徹底比較!

2022.05.07 2022.05.17

透けないリネンカーテン生地の選び方 糸番手・厚みと生地感を徹底比較!

柔らかな光漏れと透け感が魅力のリネンカーテンですが、室内が透けて見えないか心配。「透けないリネンカーテンを選びたい」方のために、ボー・デコールのリネン100%厚手カーテンを徹底比較しました。糸の太さ(番手)、生地の厚み、透け感の違いを比較し、一番透けないリネンカーテンをご紹介します。

ボー・デコールオンラインとは?

1999年から「造り」「健康」「環境」をコンセプトに、永く使える上質な天然素材のインテリアを発信しているLOHASなインテリアショップ。オリジナルブランドの開発も手掛け、全国のインテリアショップ、デパートなどに提供しています。手仕事で造られた永く愛用できる天然素材インテリアを、少しでもお求めやすい価格で提案しています。

 

透けないリネンカーテンを選びたい

光と風を感じられるリネンカーテンのある窓辺は心地良いもの。リネンカーテンの魅力のひとつが、柔らかな光漏れと透け感です。光や風を通すからこその特徴ですが、外から室内が透けて見えるのは心配ですよね。リネンカーテンにするなら、なるべく「透けない生地を選びたい」というお声も多くあります。ボー・デコールのリネンカーテンは、厚手カーテンの種類も豊富なため、「どの生地が一番透けにくいの?」とご質問いただくこともあります。

実はリネンカーテンの生地は、一概に厚手であるほど透けにくいと言えません。透け感に関わる要素は、糸の太さや生地の厚み、色、生地の織り方など様々あるためです。さらに、同じ太さの糸でも「撚り」の強さによっても異なります。ぎゅっと強い撚りをかけた糸と、ふんわりとやわらかく撚りをかけた糸では織りあがった後の風合いにも大きく違いが出ます。厚手で目の詰まった織りの生地ほど透けにくいのですが、写真だけで判断するのは難しいところです。

そこで、ボー・デコールオリジナルのリネン100%厚手カーテンを比較してみました。糸の太さ(番手)、生地の厚みや質感の違い、実際の透け感を3つのシリーズで比較しながらご紹介します。

糸の太さと生地の厚み

比較するのはイエロー系カラー。雰囲気や表情も全く違う3つのシリーズです。

生地比較と糸番手

糸の太さの表し方

糸の太さは、織物の風合いなどに関わってくる重要な要素です。糸の断面は不均一で直径を測ることは難しいため、糸の重さや長さで関節的に表します。その単位の一つが「番手」です。

番手は一定の糸の重さあたりの長さで表します。数が小さいほど太い糸ということになります。同じ数値の番手でも素材によって太さは異なり、麻の場合は「麻番手」で表します。

糸の番手

10番手の糸がとても太いことが上の写真でもわかりますね。

厚みと生地感、透け感
徹底比較

8a スタンダード イエロー/8aCdYe

ドレープ/ イエロー

8aCdYeタッセル

Point! ドレープカーテンの中では薄手、軽やか

糸の太さ:40番手
ドレープ(厚手)カーテンの中では一番薄く軽やかな印象の生地。キラキラと陽が差し込む様子がとても美しい、爽やかなレモンイエローです。

Lif/Lin plus チンツ仕上げ マスタード/LP2164

マスタード Chintz / リネン100%カーテン / ドレープ

マスタード Chintz / リネン100%カーテン / ドレープ

Point!ドレープカーテンの中では中程度の厚さ、上品な光沢

糸の太さ:25番手
細めの糸で織り上げた目の詰まった生地にチンツ加工を施したシリーズ。光沢と深みのあるイエローが上品な雰囲気です。

チンツ加工とは

布地に糊付けしてから加熱したローラーで圧力をかけ、上品な光沢を出す手法。
※洗濯を繰り返すと徐々に光沢が落ちます。

8a ファイン イエロー/HP462

8a Hatia“fine”リネンカーテン/イエロー

8a Hatia“fine”リネンカーテン/イエロー

Point! 最も厚手、遮光性高め、重厚感

糸の太さ:10番手
ボー・デコールのリネンカーテンの中で一番厚みがあり遮光性の高いシリーズ。ふっくらした生地は、リネンカーテンでは珍しい10番手の太い糸で織り上げています。生地に厚みをもたせることで、ハリがあり重厚感を感じるシルエットです。
黄色に白と薄いグレーの糸を組み合わせ、奥行きのある色合いを表現。

陽に透かした様子(曇りの夕方)

陽に透かした様子をアップで撮影しました。光に透かしてみると目の詰まり具合、糸や生地の雰囲気がよくわかります。

8a スタンダード イエロー/8aCdYe

8a スタンダード 陽に透かした様子(曇りの夕方)

こうしてみると、ドレープ(厚手)カーテンといっても、かなり光を通す薄手タイプであることがわかります。糸と糸の隙間は大き目で、糸の太さが均一でないリネンならではの特長がはっきりわかりますね。

Lif/Lin plus チンツ仕上げ マスタード/LP2164

リフリンプラス 陽に透かした様子(曇りの夕方)

こちらはしっかり目が詰まっていて、生地の縦方向に筋のように光が透けています。向こうが透けて見える様子はありません。

8a ファイン イエロー/HP462

8a ファインシリーズ 陽に透かした様子(曇りの夕方)

光は全体に柔らかく漏れていますが、向こうが透けて見える様子はありません。

夜に窓の外から撮影をした様子

8a スタンダード イエロー/8aCdYe

ドレープのみ (イエロー)

一枚だと室内の様子が若干透けて見えます。窓の近くに置いた椅子のシルエットが透けているのがわかります。

Lif/Lin plus チンツ仕上げ マスタード/LP2164

マスタード Chintz / リネン100%カーテン / ドレープ

中の様子は意外にもほとんど見えません。光は漏れるため、窓際に立つと人のシルエットはわかる程度。心配な方はレースのカーテンをもう一枚重ねることで更に透けにくくなります。

8a ファイン イエロー/HP462

8a Hatia“fine”リネンカーテン/イエロー

厚みがあるので他のリネン生地に比べ、1枚でも遮蔽性は十分。カーテン生地を通しての光漏もれも少なめで、人のシルエットが出にくく安心。さらにレースカーテンを重ねれば遮光性が高まります。

どのシリーズが一番透けにくい?
結論

「透けないリネンカーテン」をお探しの方に一番おすすめなのは、生地が厚く一般的なリネン生地よりも光を通しにくい8a ファインシリーズです。

透けない
\リネンカーテン No.1 /

遮光性を高めた厚手のリネンカーテン
8a Hatia “fine” ハチアファインシリーズ

8a Hatia“fine”リネンカーテン/イエロー
8a Hatia“fine”リネンカーテン/ アイボリー
アイボリー
8a Hatia“fine”リネンカーテン/イエロー
イエロー
グリーン
8a Hatia“fine”リネンカーテン/ ライトブルー
ライトブルー
8a Hatia“fine”リネンカーテン/ ナチュラル
ナチュラル
8a Hatia“fine”リネンカーテン/ ブラウン
ブラウン
8a Hatia“fine”リネンカーテン/ グレー
ネイビー
8a Hatia“fine”リネンカーテン/ パープルブラウン
パープルブラウン

※完全遮光ではないのでご注意ください。眩しさを和らげたい方、重厚感を出したい方におすすめです。

8a ファインシリーズの遮光率

8a ファインシリーズの遮光率は一番濃い色で約98.7%。遮光カーテンと呼ばれているものにはあと少し及びませんが、リネン生地の中では比較的高い数字です。ただし、同じ厚みの生地でも、遮光率は色によって変わります。ダーク系の色になればなるほど遮光率は高くなり、明るい色は下がります。一方でものが見えにくい遮蔽率はどの色もあまり差がありません。透け感が気になるという方にも、安心してお使いいただけます。

ボー・デコールの天然素材インテリア
ボーデコールの天然素材ラグ一覧

ボー・デコールのリネンカーテン

ボー・デコールオンラインとは

1999年から「造り」「健康」「環境」をコンセプトに、全国の皆さまに永く使える上質な天然素材のインテリアを発信し続けているLOHASなインテリアショップです。オリジナルブランドの開発も手掛け、ウールラグ『ハグみじゅうたん®』リネンカーテン『Lif/Lin(リフリン)』リネンとコットンの雑貨『8à(ハチア)』を展開。全国のインテリアショップ、デパートなど258社に提供しているロハスインテリア商材の総合開発会社でもあります。オンラインショップでは、自社開発のオリジナル商品とコンセプトに添った厳選したアイテムをセレクト。手仕事で造られた永く愛用できる天然素材インテリアを、少しでもお求めやすい価格で提案しています。


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