リビングのカーテンどう決める?コーディネート例と3つの選び方

2021.06.14 2022.04.24

リビングのカーテンどう決める?コーディネート例と3つの選び方

リビングのカーテン、皆さんはどのように選んでいますか?

カーテンを選びにインテリアショップやショールームに足を運んでみるものの、膨大にあるサンプルを前に茫然とした経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

何らかの縛り、決め手がない限り、あの中から選ぶのはなかなか至難の技です。引っ越しを機に、家具をゼロから新たに買い替える…なんてタイミングでしたら、思いきってショップやショールームで見た好きな色柄のものを選ぶのもいいと思います。

でも大抵は、手持ちの家具や照明、アートに合わせてというケースがほとんど。ここでは、家族が一番長い時間を過ごすであろうリビングルームを中心に、カーテンの選び方、決め手、コーディネートの例をいくつかご案内します。

ボー・デコールオンラインとは?

1999年から「造り」「健康」「環境」をコンセプトに、永く使える上質な天然素材のインテリアを発信しているLOHASなインテリアショップ。オリジナルブランドの開発も手掛け、全国のインテリアショップ、デパートなどに提供しています。手仕事で造られた永く愛用できる天然素材インテリアを、少しでもお求めやすい価格で提案しています。

 

リビングの壁とカーテンの色を合わせる

壁とカーテンの色を合わせる

一番失敗のないのが壁の色にカーテンを合わせて選ぶこと。白だったら白いカーテンを、薄いグレーの壁なら同色のものをといった具合です。

カーテンは「背景」となり、それ以外の家具や小物、アートなどを「主役」となってより引き立ってきます。ただし“無難な”白カーテンこそ、選ぶ場合は素材感がとても大切。安っぽく、単調に見えないよう、天然素材の例えばリネン素材のものを選ぶなど、素材にこだわる、もしくは仕立て方を工夫することをおすすめします。
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面積の大きい家具にカーテンの色を合わせる

面積の大きい家具にカーテンの色を合わせたコーディネート例

リビングで大きな面積を占める家具といえば、まずはソファでしょうか。ソファの色とカーテンの色を合わせるのもアイデアの1つ。

その場合、リビングのテーマカラーが、ソファとカーテンの色になりますので、他はその色と相性の良い色、同系色もしくは補色を合わせていくとまとまりやすいと思います。テーマカラーが決まると、その後のインテリアの小物選びがスムーズに進みますよね。無地のソファであれば、同じ色の入った柄ものやストライプ、チェックなどのカーテンを選ぶのもおすすめです。

その際に、カーテン生地の残布があれば、それでクッションカバーを仕立て、ソファに置いてみるのもいいと思います。ソファとカーテンが一気に近づき、リンクして、手取り早くインテリアがまとまります。

柄物のソファとその中の一色をカーテン生地に選んだインテリア LL2006

逆に、ソファの張り地が柄物の場合は、その中の一色をカーテン生地に選ぶといいと思います。その場合、ソファの柄の大きさ、色合いなど具合にもよりますが、カーテン生地は無地に近い方が失敗は少ないと思います。

カーテンをリビングの“ポイント”にしてしまう

ソファが白やベージュ、グレーなどの無地に近い張り地で、手持ちの家具にも色柄があまりない場合、カーテンをそれに馴染ませてニュートラルカラーでまとめる方法と、思いきって色や柄を選ぶ方法が考えられます。

前者の場合、色はあくまで抑え、ファブリックや家具の素材感をさまざまに変えて合わせることで、洗練されたシックなインテリアが完成します。

ドレープカーテンにさし色になるような色を選んだコーディネート例

後者の場合は、カーテンを主役に、例えばドレープカーテンにさし色になるような主張のある色を選んでみるとか、模様の美しい柄のものを選んでみるのもいいと思います。

カーテンで個性を出し、リビングの“ポイント”にしてみるという考え方です。
ドレープカーテンだけでなく、シアーカーテンに色や柄を選んでポイントにするのも手。そうすると1日中、好きな色や柄を眺めて暮らすことができますから。

万が一飽きてしまった場合も、カーテンなら、ソファを張り替えるよりも気軽に取り替えることもできますよね。さらに余裕があれば、春夏と秋冬など、季節によってドレープカーテンだけでも掛け替えて、模様替えを楽しむなんてことも可能です。その際にはソファのクッションやラグなどもカーテンに合わせて揃えておけば、ガラリと部屋の印象が変わり、気分も変わりますます。カーテンを主役に、リビングのインテリアを楽しむ。家時間が長くなった今だからこそ、おすすめしたいアイデアの1つです。

インテリアライター・エディター
鈴木奈代

雑誌やカタログ、ウェブ、書籍を中心に、インテリアや料理や食器などの暮らしにまつわるページを手がけ、取材・提案をする。雑誌『VERY』の大人気だった連載企画「日曜日の風景」の取材、及び2回にわたる書籍化も手がけた。

『日曜日の風景 何でもない週末の、何でもない一日』
『日曜日の風景 Part2』

ボー・デコールオンラインとは

1999年から「造り」「健康」「環境」をコンセプトに、全国の皆さまに永く使える上質な天然素材のインテリアを発信し続けているLOHASなインテリアショップです。オリジナルブランドの開発も手掛け、ウールラグ『ハグみじゅうたん®』リネンカーテン『Lif/Lin(リフリン)』リネンとコットンの雑貨『8à(ハチア)』を展開。全国のインテリアショップ、デパートなど258社に提供しているロハスインテリア商材の総合開発会社でもあります。オンラインショップでは、自社開発のオリジナル商品とコンセプトに添った厳選したアイテムをセレクト。手仕事で造られた永く愛用できる天然素材インテリアを、少しでもお求めやすい価格で提案しています。


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