一人暮らし用カーテンの選び方とは? 役割や購入時の注意点について

2022.07.12 2022.11.07

一人暮らし用カーテンの選び方とは? 役割や購入時の注意点について

進学や就職・転職をきっかけに一人暮らしを始めるときなど、引っ越しの日が決まったら優先してカーテン探しを始めるのがおすすめです。

外からの視線を遮るカーテンは、プライバシーや安全を確保してくれる生活必需品のひとつであり、引っ越し当日にカーテンがないと、外からの視線が気になってしまうかもしれません。ただし、窓のサイズによっては既製カーテンのサイズが合わず、オーダーが必要になることもあります。カーテンの準備は早いに越したことはありません。

今回は、カーテンの基礎知識を交えながら、一人暮らし用の部屋に適したカーテンの選び方についてご紹介します。

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一人暮らし用のカーテンの役割

カーテンの役割にはさまざまなものがありますが、「一人暮らし」の部屋で特に重視したい機能があります。

例えば、一人暮らしを始める際に気がかりなのは「防犯面」ではないでしょうか。部屋の様子が外から見えてしまったり、部屋の明かりで在宅か不在かが分かってしまったりすることがないように、カーテン選びは慎重に考える必要があるでしょう。

とはいえ、窓には室内に光を取り込む役割もあり、ある程度の開放感も欲しいところです。できれば、部屋に心地良い明るさを取り入れながらも、防犯面での機能性も期待できるカーテンを選ぶとよいでしょう。

一人暮らしのカーテンの選び方とは

一人暮らしの部屋のカーテンの選び方について、詳しく見ていきましょう。ここでは、サイズ、機能、色などについて考えてみます。

カーテンのサイズ

一人暮らしをすることになり、初めてカーテンサイズを測るという方も多いのではないでしょうか。

カーテンを購入する際には、カーテンサイズを正確に測る必要があります。通常、カーテンにはひだ山があることから横幅にはある程度の余裕がありますが、カーテンの長さ(丈)には余裕はないので、サイズを見誤ると、寸足らずになってしまったり、予想外に長くて床を引きずってしまったりすることになりかねません。

ブレイクスタイル(あえてカーテンの裾を長くするスタイル)にする場合でも、イメージどおりの丈を決めるには、きちんと測定する必要があるでしょう。また、引っ越し先の窓にカーテンレールが設置されていない場合には、先に設置する必要があります。カーテンのサイズは、カーテンレールの長さを基準として測るからです。

カーテンの正確なサイズを計測する方法については、こちらが参考になります。

カーテン幅を測るポイントとは?サイズの測り方やよくある失敗例 >>

新居でのカーテン選びについては、こちらも参考にしてください。

新居のカーテンはどう選ぶ?最適なものを選ぶ手順と注意点 >>

カーテンの機能

カーテンの機能には、遮光・遮熱・防炎・防音・UVカットなどがあり、これら複数の機能を備えたカーテンもあります。基本的には、多機能になればなるほどカーテンの値段もアップします。予算と照らし合わせながら、必要な機能を絞っておくと選びやすいでしょう。

また、先にもお伝えしたように、一人暮らしでは防犯面を意識した機能も考えておきたいところ。思わぬ事故や事件に巻き込まれないためにも、しっかりとプライバシーは守りたいものです。

そこで、一人暮らしにおすすめの機能性カーテンをいくつかご紹介します。

遮像カーテン

道路や隣家に面した窓には、開放感があるというメリットもありますが、外部から部屋の様子が見えやすいというデメリットもあります。

日中に自然光を取り入れつつ、外部からの視線を防ぎたいなら、部屋の中の人の動きや家具の配置などを見えにくくする、遮像効果の高いレースカーテン生地を選んでみましょう。レースカーテンだけで過ごす日中も、安心して過ごすことができますよ。

ほかにも、遮像効果のあるレースカーテンとして、織地が厚手の「ケースメント」や、反射によって室内を見えづらくする「ミラーレース」もあります。

自然素材がお好みなら、リネンカーテンもよいでしょう。リネンの織地の凸凹が光を乱反射してくれるため、ある程度の効果は期待できます。

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遮光カーテン

遮光カーテン 1級

防犯対策としては、部屋からの光漏れも注意したいところです。例えば、決まった時間に部屋の照明が付いたり消えたりするのが外から分かる場合、留守の時間帯を把握される可能性もあります。また、数日間にわたって照明が付いていないことから、旅行中であることを悟られてしまうことも。

光漏れを防ぐためには、遮光カーテン(お好みで遮光等級3~2級程度)を上手に活用するとよいでしょう。

防音カーテン

室内の話し声、音楽や楽器演奏の音、ペットの鳴き声など、もしかして近隣に迷惑をかけているのではないかと心配なときは、防音カーテンを検討するのもよいでしょう。話し声の音漏れを軽減することは、プライバシーを守ることにもつながります。完全な防音は難しいものの、カーテンが作る空気の層がひとつの壁となって、外部への音の漏れ出しを軽減してくれますよ。

また、本格的な防音カーテンまでは必要ないという方は、厚手で織地の詰まった生地のカーテンを選ぶと、ある程度の防音効果が期待できます。

機能性カーテンの選び方については、こちらも参考にしてください。

【素材・タイプ・機能別】カーテンの種類と特徴とは?お部屋別の選び方も紹介 >>

カーテンの色

カーテンの色選び

部屋の広さにもよりますが、一人暮らしの場合、部屋全体に対してカーテンの面積が大きくなりがちです。そのため、カーテンは部屋の印象を左右する重要なアイテム。安全面や衛生面を考慮しながらも、好きな色・おしゃれなデザインのカーテンを思い切り楽しみたいですよね。

カーテンの色選びに迷うという方は、壁紙となじみの良いカラーを選んでみてはいかがでしょうか。例えば、明るい壁紙の色であれば、オフホワイトや薄いベージュ、グレージュ、グレーといった色は圧迫感が少なく、部屋が広く感じられますよ。

一方、こまめなお手入れが不得意な方やペットが汚してしまうのが心配な方は、ブラウン系やグレー系のカラーや、単色ではなくミックスカラーの織地のカーテンなどから選ぶと、多少の汚れならあまり目立たないでしょう。

カーテンの色の特徴から、住人の性別を特定されることが心配であれば、ドレープカーテンにもひと工夫してみましょう。例えば遮光タイプのドレープカーテンを選べば、裏地付きで部屋の内側が外から透けて見えないため、どんな色やデザインでも自由に楽しめます。

カーテンの色選びの詳細は、こちらを参考にしてください。

カーテンの色の選び方とは?よくある失敗例や配色の基本を解説 >>

こだわりの感じられるインテリアや家具をお持ちの場合には、カーテンは引き立て役になるような主張の少ないシンプルなものを選ぶとよいでしょう。また、窓の前に大きなラグを敷いている場合には、色の相性も考慮しましょう。一方、持ち物が少なく部屋が寂しく感じられるなら、思い切ったデザインのカーテンを選ぶと、部屋が明るい雰囲気に変わりますよ。

一人暮らしのラグ 選びについては、こちらを参考にしてください。

[お部屋を快適・おしゃれにする] 一人暮らしのラグ選び >>

一人暮らしのカーテン
購入における注意点

インテリアやキッチン用品は引っ越し後にゆっくりと買い足すことができますが、カーテンは入居後すぐに必要なアイテムです。うっかり忘れてしまうと、窓から部屋の様子が見えてしまうためプライバシーが確保できず、落ち着かない日々を過ごすことになるかもしれません。一人暮らし用のカーテン購入時の注意点について見てみましょう。

<カーテン購入前のチェック事項>

カーテンの購入費用を予算に入れておく

比較的お手ごろな既製カーテンであっても、ある程度の予算は必要です。部屋の窓の数によっては、思ったより費用がかかることもあります。加えて、機能性の高いカーテンが欲しい、インテリアとして質の高いカーテンを選びたいと考えるならなおさらです。引っ越しの計画時には、カーテンの予算もあらかじめ考えておくとよいでしょう。

早い段階で窓のサイズを測る

特殊な形状の窓はもちろん、一般的な掃き出し窓(天井近くから床近くまで高さのある窓)であっても、カーテンの丈が既成カーテンのサイズと一致するとは限りません。オーダーになるかもしれないことを視野に入れて、引っ越し前の早い時点で窓のサイズを測っておくと、購入の際にスムーズです。

引っ越し前の家のカーテンが使えるか

引っ越し前の住居で使用していたカーテンを使う予定にしている方は、あらかじめ新居の窓のサイズと合っているかどうか、確認しておきましょう。いざ引っ越しの日になって、「丈が短い!」「幅が足りない!」といったことのないよう気を付けてくださいね。また、サイズが合っていても、新しい部屋の雰囲気やインテリアに合わないことも。心機一転、新しい部屋に合わせて、カーテンを購入することも考えておきましょう。

<カーテン購入時の注意点>

カーテンを購入することが決まったら、以下の点にも注意しましょう。

オーダーカーテンは変更・キャンセル・返品できない

カーテンをオーダーする場合、キャンセルや返品できない場合がほとんどです。注文してすぐの状態でまだ工場にオーダーが届いていない場合であれば、多少の変更がきく場合もありますが、通常では変更・キャンセル・返品ができないものと考えておきましょう。

カーテンのサイズは正確な数字を把握する

カーテンのサイズ(とくに丈)は、たとえ1cmの違いであっても、見た目や使い心地に大きく影響します。既製品を購入する際には、いくつかの商品を確認し、サイズを比較しながら適切なものを選ぶようにしましょう。

オーダーする際には、端数を切り捨てたり切り上げたりせず、丈や幅の長さを計測した際の正確な数字を伝えることが大切です。

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一人暮らしのカーテン選びは機能面も考えよう

一人暮らしでは、自分の好みの空間やインテリアを楽しめるのも醍醐味(だいごみ)のひとつです。同時に、防犯面のような必要な機能をしっかり押さえておくのがポイント。希望をまとめながら、好みのスタイルのカーテンを見つけてみましょう。

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